ザ・ハリケーン
デンゼル・ワシントン

いい映画でした。涙が止めどなく出てきました。
アメリカが抱える人種差別という課題から真っ向から立ち向かったハリケーンと、その仲間達。

この映画は、デンゼル・ワシントン主演の映画です。
かっこいいねー。もー惚れちゃいそうです。役作りに1年かけたとかそうでないとか・・・
それも実際の話、実在した人間をモデルとした物語だそうだ。

黒人に対する人種差別と警察、検察の不正
それらに人生をもてあそばれる、デンゼル・ワシントン演じる主人公ハリケーン
30年もの間、無実の罪で刑務所で暮らす。
それがもし自分だったら・・・・自分がそのような立場であったら・・・
考えるだけでも・・・・・・・

刑務所で暮らす間、塀の外への希望をもたないことこそが、そこで暮らしていく手段。
そうでないと日々正気で暮らしていくことが出来ない。
周りの人間を、特に白人を信用できない黒人であるハリケーン。
そのようななか偶然、いや運命で主人公と出会う少年。
そしてその少年とともにハリケーンを応援する白人達
今まで信用していなかった白人、そこから生まれてくる外(釈放)への希望
その2つにこころを乱される。
刑務所と言う環境の中での人間の心理状態。いったいどれほどのものなのだろう。
それも無実の罪で終身刑を言い渡されていたら・・・・・

“正義”について考えさせられた。

映画を観終わったあと感動して、なかなか席から立てなかった。
この映画は本当にオススメです。こころの栄養を補給してみてはどうですか・・・・