2002年7月6日。

伺か系オフ of 北海道札幌近郊。



まずは目印の辞典を持って集合場所、鐘の広場へ。

‥‥。

と思ったのですがこれが始めて行く方にはかなり解りにくい場所。

なにしろ何処を見てもそんな広場は見当たらなく、
案内板の一つも出ていない。


やっと着いてみると、

なんと駅の周りの通路の一部が少しだけ出っ張っており、

底に鐘が一つぶら下がっているだけの場所。




でもそこの近くにたどり着いたらすぐに解りました。




なにしろ

リュックの集団が

輪になって

ジサクジエンを囲んでるんだもん。




歩いてた一般の方々に
「‥‥問い詰めたい‥‥。」とか言われてるし。(w





とりあえず挨拶。

みぃやさんかっこいー。
さすがショータパパ、(;´Д`)ハァハァ(止め

で、話題になったのがこのジサクジエン。(下

物凄いいい出来。

究極とも言うべき手触り。



こんな良い感触の物にはめったに出会えないこと確実。





そうこうしてるうちに時間も迫ってきたのでジサクジエンをしまって出発準備。

でも白うにゅうさんが来ない‥‥。



みんなで遅いなと思っていたところ、
もりばさんがそこらをうろうろしてる人に声をかけると、

その方が白うにゅうさん。


ようやく発見。




で、



何で今まで合流出来なかったかというと、








ジサクジエンをしまっちゃったから、解らなかったそうで。






そりゃそうだよな。
大失敗。



全員揃った所でバス停へ。
適当に時間を潰す。

J-oさんたち話の盛り上がっているグループとそうでもないグループ。
ちょっと聞いてみるとエロゲの話をしていた。

流石。



バスに乗ってビール園に移動。

ここで纏屋さん達と合流。
ξ´ー`) ニイヤー帽子を被って待っているはずなんですけど‥‥。

あ、いたいた。

でも被ってなかったので、
「駄目だよちゃんと被ってなきゃあ」

と皆さんから軽い御叱りが。(笑

「こんな帽子被ってたら伺かファンだってばれるかな。」
「いや、シスプリでしょ!?」
などというような会話をしながらテーブルへ。

北海道名物ジンギスカン。


これがその鍋なのですが、ご覧の通り北海道型してるんです。
そりゃあ観光客は喜ぶだろう、






しかし、






しかしですよ?






これ絶対引っ掛けてひっくり返す奴とか火傷する奴とか出てると思う。




とか思っていると

これが意外と実用的だったりしたので侮れない。




焼いているうちに焦げ付いた鍋の交換を頼むと、

なんと店員さん、

妙な形の器具を持ってきたかと思うと

その器具で稚内と襟裳岬の部分をを引っかけて運んでいくのだから。






店員さんに、
脂を引いてから野菜を広げ、その上に肉を乗せて焼くように言われその様にするものの、

案の定野菜がどんどん焦げてくる。

しょうがないのでどんどん食べていく。

しかし隣のJ-oさんの方はコンロの火がえらいショボショボで全然焼けない。

一方こちらのテーブルは火力強で早く食べないと焦げていくため

隣のテーブルの方々が焼けなくて待ってる横でどんどん食べていくという非常に気まずい状態。









みぃやさんと自分が当日なんも食べてないという事もあったのかもしれないという説。







このとき優しかったのが毒子同盟のSAILさん。

肉が足りないテーブルに持って行ってあげたりして、
「やさしくてきれいなおねえさん」っていう感じでとっても
はあ (*´Д`*) はあ でした。

落ち着いたところで皆さん自己紹介をしたり、
j-oさんたちの持ってきた同人誌を読んだりして過ごす。

いーもん見せて頂きました。 (o_ _)o
やはり作者さん本人が書いたものとかはネタも絵も違いますなぁ。

それから「いままで作っていたもので苦労した所」とかいう話題。

やはりさくらナビの雑談スレ追っかけはきつかったらしい‥‥。(笑

こっちは実は日記を毎日、
しかもある程度読んで面白いものを書くというのが一番きつい所だったりするのですが、
そんなの言っても面白くないのであるみねこさん関係のネタで勝負。

大受け。






時間になったのでビール園を出て記念写真。





場所を移動する途中YAN_spkさんが臨時ラジオ放送。
聞いてた人は2人しかいなかったためかなりレアですよー。(w



そうこうしてるうちに次の会場ビッグエコーへ到着。

2次会はカラオケ。

着いてすぐは誰も歌おうとせず、
「このまま雑談になるのか?」
といった雰囲気になるも、
みぃやさんとJ-oさんがメジャーの貫禄か、率先して歌いだす。

無論この面子で普通のカラオケになるわけもなく、

しょっぱなからみぃやさんのゴーグルファイブでスタート。

鬼気迫る気合の入った歌いっぷり。





その後はもう
「愛國戦隊大日本」
やら
「ムーンライト伝説」
やら
「君は人のために死ねるか」
「サウダージ」
「シャアが来る」
「みかんのうた」
「仮面ライダーアギト」
「破裏拳ポリマー」
レイズナーモスピーダザグンブル‥‥。




ここでまた驚いたのが毒子のSAILさん、








聖飢魔II「ARCADIA」を選曲、






しかも上手い、

渋い。








そこまで毒子さんですか?




なんというかもう、「毒子同盟の人」というより

「毒子さんが立っていたPCに雷が落ちてデスクトップから出て来て、現実の人としておかしくない程度に修整されたらこの人になるに違いない」と言う感じ。




一方カラオケにはほとんど加わらずゴーストの話をしていた方々も。

宇喜多文和さんはPCを出して「速萌媛&惟光」と作成中の「一葉」をちょっと御披露しており、

自分は横から少し見ただけなのですが

これがもう凄いゴースト。




まず「速萌媛&惟光」の方は作りこみが凄い、

祝詞を唱える機能があるかと思えば実在の難解な祝詞がフルで入ってるし、
天皇ネタがあるかと思えばそれも全天皇の名前が‥‥。

アニメにも凝っていて、
おなじサーフィスがあるから何かと思えば「胸が動くんですよ。」とかだし‥‥。

そして「一葉」




これはもう‥‥。

なんというか

究極。




速萌媛がややマイナーになってしまったことを踏まえ

「計算された萌え」

から生み出された

至高のゴースト。




「ここをこう反応すると人はこう思うじゃないですか。
だからここはこう変数を使って・・・・。

するとユーザーはこう感じると思うんですよ…」

と、聞いているだけで目から鱗がボロボロ落ちる萌え理論。





「世に「萌学」という学問があって、
その学会に出席し論文発表でも聞いているような感じ」

とでも言えば解って頂けるでしょうか。




まだシェルが出来上がっていなく、
フリーシェルを使用していたのですが、
それでもクラクラでした。(@д@)




時間も迫ってきた所でJ-oさんの「Love Distiny」が炸裂。

皆さん大満足のうちにビッグエコーを後にしたのでした。(笑



残念ながら黒◆MAYURAyoさんはここでお帰りに。



3次会は喫茶店に移動。

皆さん思い思いのものを頼んで、

自分やJ-oさんたちがいたテーブル真中組は伺かの未来についてトーク、
ここでようやく伺かに関する話が出てきました。(w

文和さんは横に座ったSAILさんたちに「一葉」の紹介を。

一方みぃやさんとYAN_spkさんはPCを出してオフ交換(笑





やはりこの話が今回一番有意義だったのではと思っています。

ここでJ-oさんが語ったのがJ-oのおまけにも書いていただいた

「ゴーストのデータ『のみ』を、まったく他のソフトに流用できないか?」 。

大まかな所はあちらに書かれてしまったので、
こちらでは自分が発言した中であちらで省かれた部分などを書いていこうと思います。




「伺かはどんどん衰退している」

「もう一年後には終わりでは」

なんて事あるごとに言われるのが今の界隈の日常となっていますが
自分はそう簡単になくなるとも思えません。

事実今もゴーストは増え続け、
掲示板は一日一スレ。(笑

では何故か?




それは「伺か」
(無論人によっては「何か」「偽春菜」)
に初めて会ったときの感動を思い出していただければお解り頂けると思います。



デスクトップに立ったゴーストが

「喋る」

「動く」

「笑う・怒る・照れる」。


「何を当たり前の事を言ってんだ?」

とお思いになるかもしれませんが
これが伺かの最大の機能であるという事には依存が無いと思います。

つまり自分が言いたいのは伺かの凄いのはキャラクターがパソコンのデスクトップに立ち、動き、喋る。

そしてその動くキャラクターが自分で簡単に作れてしまうということ。



ただ動くキャラクターが簡単に作れてしまうというだけなら
この先動画作成ソフトが進化していくことによってある程度簡単・手間要らずにはなるかも知れない。




だがそれは飽く迄動画。




どれだけ簡単になっても一回ごとにストーリーを作らなくてはならないし、
見るほうもいちいちdownして見なければならず、
そうなると伺かのような一言二言交わすだけのトークで済ますわけにもいかない。

それだけのためにサイトに来てdownする奴もそうはいない。

すると作るほうもある程度長いストーリーを作らねばならず‥‥。



これは技術的に進歩してもどうにもならない部分で、
たとえ簡単になってもやはりキャラが動くアニメを作るというのは大変なこと。


もちろんキャラの胸を揉んで「きゃあ!」とか顔を赤らめさせるなんて事は夢のまた夢、
同人誌でも買って来い。





ところが伺かは、
数枚の立ち絵、後は喋らせたい台詞にスクリプトを入れる。

なんとこれだけでキャラが動いて喋る。

ネタは短いものを思い付く度に追加していけば良いし、

ちょっと技術的なことを覚えた日には

会話を枝分かれさせたり、
ランダムな言葉を入れたり、
挙句に変数等を使ってそのときの時間やユーザのマウスによるイベントによって
一つの思い付きから無限とも言えるネタを作り出すことが可能。




しかもそれらを小出しにしてくれるため、

デベロッパーは一人で何時間分、何日分のネタを作る事ができ、

ユーザも時々、しかも自分の好きな時に更新を一回クリックするだけで何時間、何日も楽しむことが可能。





ついでに言えば偽がここまで進化したのも
とても人間業とは思えないほどの更新の結果。

その分仕様が頻繁に変わるのもまあ、大目に‥‥。




で、

/*
<問題点>
(1)各サーフィスの絵だけを抜き出すのであれば何とかなるかもしれないが、トークの内容は簡単にはいかない。
*/

の部分。

もちろん理想は
「ソフトのほうで中身を解析して、作者には負担をかけない。」
という事なのですが、
これは現行の仕様ではたぶん無理でしょう‥‥。

「例えば、怒りサーフェスが出た後の言葉は怒りの言葉であると見て良いだろうから、
怒った台詞が欲しい時はそこから抜き出すというのは?」
と言う意見もあったのですが、
これも難しい。



なぜなら怒っている理由も無限にあるわけで、
例えばJ-oさんの例「ぷよぷよ」を例に出すと、
連鎖されて怒るリアクションで

「えっちなのはいけないとおもいます!」

とか言い出した日には‥‥。




まあ別の意味で面白いかもしれないけど。(笑




そこで出てきたのがその下に書いてある「解決策」なわけで。

「こんなめんどくさい‥‥。」
「しょせん、なったらいいって話。」と‥‥。

一見思えるでしょう。

でも実はこれ、

無理でもなんでもない話だとしたら?




実は七夕深夜。
この事について話し合う機会がありました。

ここでも中々面白い話が出たのでこの場を借りて発表させて頂きたいと思います。

/*
star\e> 技術的には難しそうやなぁ…いいアイデアだと思うけど…
serious< と、思うでしょ>star\eさん
star\e> うん
serious< それが話し合っていると。
star\e> ふむ。
serious< 意外と難しい話でもないんですよ。
WSP> ほぅ
serious< ニイヤーって「まずは作れ」みたいなことを言うじゃないですか。
serious< 時にはかなりきつく。
na^2C> まぁ、当たり前の事と言えば、そうなんですけど・・・。
serious< でもその一方で「面白いもの作った人間」にはすぐ対応する。
serious< ヒルデのリバーシしかり。
serious< さらにこれがこの界隈においてはゴーストマスタ達もそうなんですよ。
serious< 既にあった例としては「猫どりふ」
serious< あれ、ゴーストマスタ達が進んで対応しだして。
serious< 見る見るうちに仕様にまでなっちゃった。(笑
na^2C> でも随分昔の話ですよ、それ・・・。
serious< そうなんですけど。
serious< たらい落とすだけでこの対応っぷり。
serious< j-oさんのいうようなキチンと手ごたえのあるゲームでそういうふうになった日には現役で動いてる人たちは喜んでやってくれる可能性は十分に。
na^2C> 確かに、カードゲームの方もノリノリの人、何人も居ましたし。
serious< j-oさんの例(ぷよぷよ)で言うなら、勝った時、負けた時、連鎖した時のメッセージtxtを入れてもらうだけでOK。
serious< たらい対応の100倍楽ですよ。(笑
na^2C> なるほどね。確かに楽しそうだ・・・。
na^2C> 俺としては、ネット麻雀に対応して、ゴーストが適当なアドバイスをすると面白いかなと昔考えた事があります。
serious< ちょっとめんどくさいですが出来ますよ。
na^2C> これだとすげー手間が掛かりますが(w 
na^2C> まぁ、複雑な物を組まなければ、「うむ\hai
serious< 流石にアドバイスを判断する部分は誰かが作ってくださいよ。(笑
nulti> リバーシがゴーストに簡単に組み込めたら、ゴースト同士で対戦なんてできないかなぁ、とか考えたりしたことありますが
na^2C> すまん「ここで、○○を切るんだ、ユーザーの兄貴」「適当な事言うなぁぁぁぁぁ!」
na^2C> とかになるな・・・。
serious< 最低限だと「~を切れ、ポン、完、チー。」だけで。(w
na^2C> 確かに、「この牌だとポンができるで」とかは簡単に組めそう。
na^2C> 更に負けると、脱ぐ(w
serious< それは絵を用意してもらわないと駄目なので無理でしょ。(笑
na^2C> それをデベロパに頼む(w 無理っぽいですが、実現できるなら、ノリのいいデベロパがやりそうで怖い。
serious< よわねが「負けると死ぬ」とか。(止め
na^2C> まぁ、そんなこんなで夢が膨らみますな。
serious< ええ。
na^2C> 別に麻雀に限らず、ゴーストがゲームとは直接関係ない所で、応援や意味不明なアドバイスとかすると楽しくなるかな。
serious< でしょうね。
na^2C> ちょっとj-oさんが言ってる事とずれてますが。
serious< ずれてるようですが、
serious< 今行ける方向はこれでいいはず‥‥。
serious< ‥‥かな?(w
na^2C> 分かりませんが、SSTPと専用のさおりを使えば、何とかできそうな気がする・・・。
serious< プログラム部分は基本的にあっち持ちで‥‥。
na^2C> ゲームがSSTPで必要な情報を送信、専用さおりがそれを受信、専用のテキストと照合、結果を栞に転送、ゴーストが喋るてな感じ。
serious< ええ。
na^2C> 違うな、SSTPをさおりで受け取る事ができるのかは知りませんが・・・。仕様を知らないので・・・。
K_KAKUMEI> 海栗ー。どうなんでしょう。
na^2C> 一端、栞で受け取って、さおりに飛ばすのかなぁ? よく分かりません(w
serious< なんにせよ喋らせるだけならそんなに難しくは。
*/




そして、

J-oさんと自分が同じ事を考えていたのがここの部分。

/*
ちょっと誇大妄想じみていますが、最終的には、「『.nar』のデータが、同人ソフトにおける、そういった『キャラクターデータ・プラグイン』の共通フォーマットになったら面白いのではないか」、などとも考えました。
 極端な話、そこまでゆけば「伺か」自体は死んでも(飽きられても)、「ゴースト」たちは生き残びてくれるし、いつか(デスクトップアクセサリーとしての)「伺か」、および派生のデスクトップアクセサリも何らかの新しいアプローチを持って蘇る可能性もあるのではないか…などと考えるわけです。
*/

違ってるのは
自分は上に書いた理由から、
「やはりしばらくは現在のデスクトップマスコット形式が中心では」
と思っていたこと。

.nar=人格ファイルというのを言い出したのは自分ですが。





‥‥というのが、要するに自分が
「伺かはまだまだ死なない」
と思っている理由です。



なんて事を言ってる間に夜も11時、
流石にそろそろ解散という事に、

文和さんは‥‥。

うわ、

まだ「一葉」見せてる。




それほどまでに語っても尽きないというのか‥‥。



恐るべし、「一葉」。




自分やみぃやさんたちは駅まで送ってもらうことに。



いや待てよ。

あまりに楽しくて気にかけていなかったとはいえ。

11時!?

終電在るのか!?



急いで駅に向かうと

うわ。

ギリギリ。



あと15分遅かったら野宿だった。



へとへとの身体で家に帰り着き、
そのままバタリ。(o_ _)o




翌朝。

昨日は楽しかった事を話そうとすると‥‥。




声がガラガラに枯れてました。




普段人と話さないもんなあ、
自分。




でもまあ、
それぐらい楽しかったって事で。



YAN_spk◆CTSNo1JIさん・白◆Alto/XWEさん・黒◆MAYURAyoさん・みぃや@NYANee!さん・もなか君◆MMR//ExEさん・UKT@Marginalian さん・一投票者さん・SAIL@毒子同盟さん・しっぽさん・J-oさん・任意たん@纏屋さん・もりば◆MoRiBARoさん。

そしてここまで伺かを盛り上げてくれた皆さん。


ありがとうございました。m(_ _)m