やっとMPEG変換最後の処理である。 ここでは、TMPGEncという現在はFree(将来は市販ソフト)のソフトを用いる。 とりあえず現状ここで(http://www.tmpgenc.com/)公開されている。 このソフトは日本語版が存在するのでちょっと助かる。 さて、ここで変換するMPEGの種類や変換後の動画の精度などを決める必要がある。 まずMPEG1にするかMPEG2にするかである。 動画の精度が低い(ビットレートが低い:後述)場合、MPEG1は激しい動きと静止画どちらも平均的に画像がぼやける。 MPEG2は、激しい動きではかなり画像がぼやけて静止画だとほとんどぼやけない。 どっちもどっちなところがあるがおいらは当初MPEG2を選択した。 しかし、MPEG2はライセンスの関係上Windows Media Playerも対応しておらず他の人のマシン上で見るのは難しい。 またMPEG1の方がツールをとおしてみる時、多少処理が軽いように思われる。 なので精度を上げたMPEG1に変換している。 精度を上げればMPEG1、MPEG2の差異はなくなる。 さて、精度をあげる上において重要なのはビットレートの値である。 これは1秒に何KB用いて動画を作成するかの値である。1秒に用いるデータ量が増えるほど動画は奇麗なる。だが、その分容量は比例的に増大している。 さて、このビットレートであるがTMPGEncは特定の値の指定も可能であるがレート調節モードという項目で色々なパターンによる指定も可能である。 この中で固定レート、自動可変レートというのがトップクラスの精度にあたるようである。自動可変レートというのは、動画に合わせてビットレートを調節する方法である。(このあたりはツールのポップアップで説明されてる) 固定レート>自動可変レートと思われるが、両方試してみたがおいらの目では差異は分からなかったので自動可変レートを用いている。 ちなみにこのレートだと30分で300MB〜400MBぐらいのサイズになる。 あと作成時間に関わる項目に検索精度なる項目がある。 おいらは動き予測検索(高速)を選択している。 ちなみに最高画質で試してみたが、かなり時間がかかる上、おいらの目で差異は見受けられなかった。 ちなみに動き予測検索(高速)でも30分のものの変換に1時間半ぐらいかかる。 あと画像サイズだがDVDのサイズ720×480より一回り小さい368×240のサイズにしている。 この方がより鮮明に変換され、変換したものを720×480でみるより368×240 を拡大してみた方が奇麗に表示される。 オーディオの方の設定は特にいじくっていない さて設定が終ったらその設定を保存しておこう。(重要) 手順としては、映像ソースにDVD2AVIのプロジェクトファィル、音声ソースにWAVファィルを指定して作成ファィル名を指定する。 この後設定ファィルをロードする。(映像ソースを選択すると画像サイズがそれに合わ せて変更されてしまうため) あとは、圧縮開始ボタンを押して待つのみである。 あとプレビューの設定で表示しないを設定しておくと安定動作するのでおすすめである。 |