Kumiko 31/Dec/2018
歌う楽校お楽しみ会

12月19日「歌う楽校」のお楽しみ会をしました。一年に一度の発表会です。



最初に「弾語りギター部」8名の演奏。最初は、それぞれソロで「ハッピーバースデー」を、歌う楽校の好きな人の名前をそえて歌いました。

2曲目は、「峠の我が家」をワンコーラスの前半はソロでうたい、3曲目は「Fry to the Moon]を全員で。4曲目は「ふるさとの歌」。練習の成果がバッチリ出て、立派でした。




次は、「歌う楽校」を4班に分けての合唱です。1曲目は、課題曲「グローリア」を4つの班がそれぞれ歌いました。



2曲目は、アカペラで好きな曲を1曲づつ合唱。「埴生の宿」「花が好き」「私の子どもたちへ」「私に人生といえるものがあるなら」




3曲目は、ピアノ伴奏付でそれぞれの班が、1曲づつ合唱。「見上げてごらん夜の星を」「旅愁」「冬の星座」「大きな古時計」。



ただ歌うだけでなく歌に合わせて小物をつかった動作を入れたり各班とも創意工夫がありました。



4班の演奏がすべて終了したあとは、サプライズの時間。当日のプログラムにものせず、本当に
サプライズ。でも、知られないように密かに練習を重ねましたよ。


サプライズの最初は、武藤百合子さんの
語りと短歌の紹介と「浜辺の歌」

武藤さんは今、自分史を書かれていて、
その中に亡き夫の想いでを短歌し、
語って下さいました。

歌う楽校では最高齢の武藤さんの「浜辺の歌」
は、その人生がにじみ出るような歌で
皆さんの心を打ちました。

また、武藤さんらしい、歌う楽校への詩を添えた
私たちへのプレゼントもありました。

武藤百合子さんありがとうございました。

「声をからだの歌う楽校」は、その名の通り、上手できれいな合唱団を目指さず、「ハーモニーを楽しむ。歌うことを楽しむ楽校」です。

学校での音楽教育からの落ちこぼれを恥じず、それどころか「劣等生こそ宝」と、胸を張って声を出す「歌を楽しむ」ことができる場所です。

この日のサプライズの最後は、自分が一番劣等生と主張している二名の出演者による「浜千鳥」の合唱。ついでに身振りもつけて!


まさに「劣等生こそが宝」を身を持って表現してくれた二人に皆さん熱い拍手でした。私もこの日のために半年間一緒につくってきて、この日が迎えられたことが本当に嬉しかったです。教師冥利につきますね。



終了後は、持ち寄りのケーキやお菓子などをいただきながら望年会。一人ずついろんなことを話して頂きました。

ある人は「落ち込んだ時そばにギターがあることで救われている」。
難病を抱えている人は「病気の進行遅いのは、歌う楽校に通って、歌ったりギターをしているのがリハビリになっていると思う」
鬱傾向の人は「今年は一回も休まず来られたことが嬉しい」等々。

歌う楽校を開催してから10年。音楽をすることが、その人の人生にいくばくかの喜びを与えることができる、そんな力がこの「歌う楽校」にあるとすれば、本当に嬉しい。皆さんの声を聴いて来年もまた、私も努力しようと心を新にした「お楽しみ発表会」でした。歌う楽校の皆さま、この一年ありがとうございました。


2018.12.31               
横井久美子