Kumiko 25/Dec/2018
いわきに行ってきました。

12月15日 いわき市民訴訟原告団決起集会



こういう集会は、音響のことがとても心配になり、この日は、朝8時の上野発に乗った。家を出たのは朝6時。早いネ。「いわき雑魚塾」の久保木さんがいわき駅に迎えて下さってビックリ。久保木さんも市民訴訟の原告だそうです。

いわき市社会福祉センターに着くと、音響の担当者がいて、私のために、コンパクトな音響設備を買ったのだそうです。嬉しい―!それで担当の方が熱心にいろいろ調整してくれて、音響はバッチリ!


最初の挨拶は、団長の伊東達也さん

この日はじめて歌う
「哀しみの地よ」の作詞者でもある。

決起集会の第一部は、福島の被災地を歌う横井久美子コンサート「おいで一緒に」「ノーモアスモンの歌」「にんげんをかえせ」「原発なんていらない」を語りながら歌い、最後は「哀しみの地よ」。



♪そこは阿武隈高地 浜通り 今は原発に奪われた哀しみの地よ 
♪あやまれ つぐなえ 原発なくせ♪


原告の方たちが一つになりこの歌を歌ってくれました。

この後、原告団の総会がありましたが、最後にまた、私が突然出て、みんなで歌いました。



終了すると何人の方から、いつもの総会と違って、明るくてヨカッタ、歌があって力が出たと言っていただきました。そんな風に、原告団の方たちに言われて、私もとっても嬉しかったです。

8月の末、国会議員並み以上の福島
の視察に誘ってくれた小野寺利孝先
生が、最後の最後に発言された。


これから二年間でこの訴訟を勝利して
終わらせよう!

「年配者が多いが、人間というのは、使命
感を持って動けば免疫力ができて生
きる力が湧いてくる」と。素晴らしい
話しをされた。

先生のお話しに、原告団も元気づけられ、私もスゴイ力が湧いてきた。その夜は、原告団の弁護士の先生たちと交流した。楽しい時間だった。

12月16日 「いわき雑魚塾」コンサート



翌日は、「おいで一緒にinくにたち」のゲストでもある「いわき雑魚塾」主催のコンサートで歌った。

久保木さんがホテルに迎えに来てくれて、津波で被災した場所、そして、きれいになった場所、に連れて行ってくれました。



灯台の見えるところが美空ひばりの歌で有名な塩屋岬。



こんな風に盛り土をして堤防をつくり綺麗になっている。でも、海は見えない。



会場の鹿島ホールはなかなか洒落たホールでした。



最初は「いわき雑魚塾」の演奏。いつ聞いても「雑魚塾」の歌はいいね。

つづいて佐藤せいごうさんが栃木から来て歌ってくれました。佐藤せいごうさんも「inくにたち」のゲストできてもらったことがあります。私が時々歌っている「水の流すな」の作曲者もあります。



そして横井の演奏。



86歳の方が一番前で聞いて下さって、「母に贈る言葉」を歌った時、泣いていらしたので、「あなたを見ていると」の歌をお贈りしました。






いわき市での2日間は、すごく充実した二日間でした。特に、原告団の前で福島の歌を歌うということは、とても緊張しました。実際、被害を受けてもいない私が、どんな風に受け入れられるか?みんなで歌うことができる歌を創ったつもりだけれど、皆さんに歌ってもらえるだろうか?

私は、今までも薬害スモンもじん肺も、自分が歌う歌として作ってきて歌ってきた。でも、今回は、原発の被害をうけた人が歌える歌を作りたいと思った。だからそんな心配をしていたのです。

結果的にこの「哀しみの地よ」の歌を皆さんに歌ってもらうことができました。こんな嬉しいことはありません。私は、音楽家だから、歌ができなければ、音楽家として支援を続けることができません。だからこれからも支援を続けます!!

もう少し福島のことを書きたいのですが、時間がないのでまたの機会にします!

2018.12.25               
横井久美子      写真、前田孝子