Kumiko Report 0/09/2017
第18回アイルランドツアーNo3
 

8月23日 デリー→アラン諸島イ二シモア島

デリーのホテルで朝食をすませさて出かけようとした時、どんでもないニュースが。昨日の豪雨で洪水になり、道が遮断されバスが通れないそうだ。ここで足止めされたら今日アラン島に行く船に乗れない。その上、このホテルはいっぱいで今夜は泊まれないという。もし船に乗れなかったらバスの中で夜を明かすしかない。

このホテルには他の日本人やドイツ人のツアーグループもいて、添乗員やドライバーたちが大慌てで連絡をとっている。別な道を通って行けるのではないかと三枝子さんがいうが、ドライバーは行けないといい意見が合わない。

添乗員のいない私たちも困って、東京の富士国際旅行社に電話した。東京でもそちらの事態は分からないがともかく安全第一でお願いしますと言われた。そうだよなと納得。無理をしないで待つしかないか、と思って外で歌の練習をすることにした。



「アイルランドの子守歌」や「ふるさと」のコーラスを練習していたら、後ろから声が聞こえた。



一緒に歌おうとさっそたらとても美声で主役のように歌を披露してくれた。周りには私たちの歌声に誘われてドイツ人などのお客さんも集まってきた。とても楽しいハプニングだった。

2時間ほどしたら、大型バスはダメだけれど小型バスは通れるというこで私たちは出発することができた。



バスから見た景色。ガイドの三枝子さんが言うには、いつもはずっと緑でこれは洪水によってできたのだそうだ。



アイルランドで洪水なんて、こんなことは初めてだ。でも、日本でも出発前に九州で洪水の被害があった。
異常気象は世界規模なんだね。

2時間遅れているので、アラン島までの道のりで通過して箇所もあったが、W・B・イエイツのお墓には行った。アイルランドは文学の国でもあり、ノーベル賞作家を4人も生み出している。人口500万人余の小さな国からすると多い。

イエイツの他に、バーナード・ショウ、サミュエル・ベケット、95年に文学書を得たシェーマス・ヒーニー。ヒーニーさんには日本のアイルランド大使j館であって、詩集にサインしてもらった。



無事船に乗ることができて、夕方、アラン島のイ二シモア島に着いた。ヨカッタ!

8月24日 
7つの修道院跡→ダン・エンガス

朝起きて、絶景のゲストハウス「オードエーニャ」から外をみるとナント雨。イ二シモア島で雨なんて残念。



それでもミニバスに乗って、元気にまずは7つの教会跡へ。





それから古代遺跡のダン・エンガスへ向かう。未だにいつ誰fが何のためにつくったのか解明されていない岩の砦。この砦は半円形でこの向こうは断崖。



この海は大西洋。向こうはアメリカだ。



いつもならここに寝そべって(危ないので)下を見下ろすのだけれど、雨で危ないのでやめた。
いつもは気持ちよく歌も歌って帰るのだけれど、それもできないので、ちょっと試しに岩穴に入って歌ってみた。面白かったけれどあまりいい響きではなかったね。




風もあり、傘は役に立たず、カッパをきてダン・エンガスまで登って降りてきた。今まで18回ツアーをしてきてずっとカッパが必要だったのは初めてだと思う。

ダン・エンガスの入り口のお土産物屋さん。私は毛糸の帽子を買った。




この後、アザラシのいる海をみて、昼食。



寒くて小雨の中、暗い海をバックに写真。
私も島のストーンウオールをバックにパチリ。



お昼は美味しかったね。昨年私は、カニの爪をたらふく食べて大満足だったけれど手も顔もグシグシャになるので、この日は生ガキとムール貝とアイリッシュシチュウを数人でシェアしてたべた。大満足!

さあ、そして世界最古の記録映画1936年、ロバート・フラファティ監督の「アランの男」を私たちだけで鑑賞。今回、この映画を、このアラン島で見たいためにアイルランドに3回も来た人もいるほどの名画。

ただ、無声映画なので時々眠る人もいてこんな名画を寝てるなんてと”糾弾”される。
しかし、この日は、みんなが役になりきってセリフを勝手に言いい、大爆笑。だから眠る人は誰もいなかった。静かに深く感動を求めて観に来た人もあきれて許していた。今回のメンバーはそんな明るく楽しい人たちの集まりだった。

ゲストハスでは、二日後のリマリックの聖メアリー大聖堂でのコンサートでの合唱の練習もバッチリした。ティンホイッスルを買った人もいて練習。



島を離れる日はお天気になった。これからまた船にのって、それからバレン高原に向かう。

2017年9月5日    
横井久美子      写真 前田孝子