Kumiko Report 9/JUNl/2017
おいで一緒にinくにたち 佐藤せいごうさんを迎えて

 「おいで一緒にinくにたち」も第14回目を迎えました。



今回は、相変わらず共謀罪のことが私の心を占めていて、ムスタキの「名も告げずに」「私の孤独」を歌いました。

そして、辺野古や高江のニュースを目にして
駆けつけたい気持ちでいっぱいの私。

辺野古で警察にごぼう抜きにされながら
たたかっている沖縄に思いを寄せて
「辺野古の海」。

その時話したのですが、今年2月に那覇で
コンサートを地元の方たちと一緒にした。

その後、その方たちがFBで辺野古から
レポートされているのですが、
私は全然返信していない。

していないというより出来ないでいる。

あれほどの苦しい悔しい闘いをしている
人たちに「いいね」はクリックしたくないし、
「頑張って下さい」なんて言えないし、
結局コメントを送れないでいる。

沖縄の闘いは明るくおおらかだから、
深刻に多い悩むことなく「頑張ってね」
という方がいいとは思う。

でも、それができない。

そんなことを話しながら歌った。

毎年7月は、故笠木透さんに因んで雑花塾の方をお迎えしているが、この日は、笠木さんの「時は流れて」「私の子ども達へ」「わが大地の歌」を歌った。

歌う楽校の木村洋さんから、星さんとのコーラスで「ノーモアスモンの歌」を聞きたいというリクエストがあり歌った。この歌の出来る過程や背景なども話した。この歌はファンが多くて「今日はこの歌が聞けて良かった」と別の方が声をかけて下さった。

また、昨年11月にハンセン病の歌を歌ってゲストで出て下さって斉藤悟さんからメールを頂いた。

群馬の斉藤悟です。昨日はお疲れ様でした。ありがとうございました。 帰り際に「ノーモアスモンの歌」が聴けて良かったと思いました。ハンセン病問題にも通ずる事件として涙堪えながら聴かせていただきました。ハンセン病原告達は裁判勝利で終了ではなく、①謝罪・名誉回復②在園保証③社会復帰・社会内生活支援④真相究明・再発防止、の4項目の基本合意を国と結び、現在でも国と定期協議を続けています。 スモンの患者さんの「二度と繰り返してはならない」との声は、被害当事者共通の思いなのでしょう。ぜひ私もこの歌を歌っていきたいと思いました。

♪こんな苦しみを二度と この世に起こしてはならない こんな苦しみはもう 私たちだけでいい♪

このリフレインは、ただ裁判をして怒りや憎しみをぶつけ、この世を糾弾するだけでなく、殉教者にも似たこの世の人たちへのスモン病患者・原告団のメッセージです。斉藤さんの言われるように身をもって裁判に訴えている方たち共通の想いでしょう。

久しぶりに歌った「人生のはじまり」も涙して共感して下さる方もいました。

休憩後はゲストの佐藤せいごうさん。




佐藤せいごうさんは、
土浦市にある「雑花塾」の
「ヒューマンファーマーズの
一員です。

私が佐藤さんを見たのは2回です。

2回とも笠木透さんの
ステージの上で、彼はギターを弾き
歌っていて、お話ししたことは
ありませんでした。

でも、お呼びしたのは、笠木さんの
歌う彼の作曲した「水に流すな」が
素晴らしい曲だったからです。

作曲者自身に歌ってもらいたいと
思いました。

ヨカッタですね。
素晴らしかったです。

他の曲も佐藤せいごうさんの
おおらかで温かい人柄がにじみ出て、
まさに「歌は人」だと思いました。

もちろん100キロ近い巨体?から発せ
られる声も素晴らしかったです!

100キロ以上の体重から20キロ近く
痩せられたお話しも。

どなたかが「笠木さんはこういう人たち
を育て残したのですね」と感心されました。

最後はもちろん「私に人生といえるものがあるなら」。オートハープの齋藤さんもまた飛び入りして下さいました。



交流会では、「雑花塾」の増田さんはじめ
佐藤さんの見守り隊の方々なども参加して
下さって楽しく終わることができました。

第14回目の「inくにたち」も皆さまのおかげで
とても楽しい会になりました。

佐藤せいごうさんはじめ皆さまありがとう
ございました。



次回は9月3日、ゲストは我らが北村しん君です。

2017年7月7日    
横井久美子      写真 前田孝子