Kumiko Report 9/JUNl/2017
戸隠「アコールデ」コンサート

6月3日(土) 戸隠音楽ロッジ「アコールデ」で、コンサートをしていただきました。今回で16回目になり、よく続けていただけたものだと思います。



水芭蕉は終わっていましたが、新緑が眼に鮮やか!東京からはなかなか来られないけれど、来れば木々の緑からいっぱいエネルギーを貰って「いいなぁ---」と溜息がでるほど素敵です。



「アコールデ」は、前身は「れいめい荘」といって1963年、児童文学者の代田昇氏がまず土地を取得され、1964年に東京都北区の教職員の親睦を図るために建設されたそうです。

そして、老朽化のため取り壊し、1997年1月、糸賀民夫さんをオーナーに、新らたにつくられた施設を「アコールデ」としてスタートしたのだそうです。ですので、今年は20周年ということになります。



オーナーの糸賀さんは、「戸隠の自然があり、戸隠の歴史が有り、その中にアコールデが有り、そこに貴方がいて私が居て、歌って、語って、食事をして、ここにいて良かった、楽しかったと思える空間・・・・そんな空間でいつまでもありたい」と記されています。

この日は、各地からおいで下さいました。

「笠木透さんが亡くなったので横井久美子も見納め
かと思ってきた」と失礼なことを言われた山形の方。

でも10年ぶりにおいで下さって嬉しかった!

また、糸賀さんの神奈川時代の古いお友達。

毎回顔を出して下さる滋賀県の方。

糸賀さんを応援して長野の地元の方々。

この日は横井初体験の横浜在住のご夫婦が来られて
私もびっくりするほど感動して声を上げて下さった。

「歌う楽校」の方も参加してくれて、最後は、楽校でいつも歌っている沖縄支援の歌を2曲前に出てきていただいて歌いました。




最後にお花を頂きました。

お花は、糸賀さんの古き友人の
大沢さんがお持ちくださったので
すが、渡してくれたのは、もりえちゃん。

お母さんのお腹にいる時から横井の歌を
聞いていて、ずっとコンサートに来てくれた。

今は高校生。

糸賀さんが最後のご挨拶。私が手を広げて何かしゃべっているのは、「アコールデ」の経営のこと。
20年前に比べてスキー人口は半減し、常連のお客様の高齢化により、開業当時は年間延べ宿泊数は2400人。この10年来は、1000名という落ち込みだそうです。

まわりのペンションは次々つぶれているのだから健闘しているとはいえ、銀行ローン残高が3500万円もあり、あと5年で返済できないと売却という事態に陥っているそうです。大変ですね。



渡辺良雄さんが中心になり「ささえ愛隊」を作って、支援企画コンサートをしたり、私も我が家の金塊?をカンパしましたが、余りに小さな金塊なので焼石に水でした。

という事態なので皆さんに「潰れそうだからどうぞご支援を!」と状況を話し、糸賀さんにも「ナントか儲ける方法を考えなくてはね」と演説しているのです。アコールデでしている企画コンサートにお客様として参加していただくのが一番いいのです。来年も潰れていなければコンサートをして下さるそうなので、ぜひ、おいで下さい。眼に鮮やかな緑に包まれ、お食事もおいしく、「うたごえ喫茶」もあり、楽しいですよ。




私のコンサートのあとは、糸賀さんのアコーディオンで「うたごえ喫茶」。私は部屋に帰って聞いていましたが、皆さんが歌う声を聴きながら「歌っていいなぁ」「一緒に歌うっていいなぁ」「いい曲がいっぱいだなぁ」と思って聞いていました。

糸賀さんがこの「アコールデ」に込めている深い思い、最初の文書の
「戸隠の自然があり、戸隠の歴史が有り、その中にアコールデが有り、そこに貴方がいて私が居て、歌って、語って、食事をして、ここにいて良かった、楽しかったと思える空間・・・・そんな空間でいつまでもありたい」
が歌声を聞きながら胸に響いてきました。



来年のスケジュールが出たらこのHPでお知らせしますので、ぜひご一緒においで下さい。

2017年6月9日    
横井久美子      写真 前田孝子