Kumiko Report 20/Feb/2017
沖縄ゆまーる(連帯)ツアー

2月12日(日) 辺野古・高江・伊江島に連帯する平和コンサート 
主催 わんから市民の会 沖縄県民間教育研究所 久美子いとこ会

会場の那覇市にある沖縄大学の同窓会館は、2時半を過ぎるとまず本土から「沖縄ゆいまーる(連帯)ツアー」の方々47名がドッと入場。その後、次々と訪れる人々で埋まっていった。

最初は、姫路に本拠をおく民族歌舞団「花こま」の「面踊り沖縄」。翁長知事、安倍首相、トランプ大統領が出てきて、会場は大爆笑。この面踊りによって今回のコンサートの趣旨が冒頭jから伝えられた。



「花こま」は、これから1か月以上沖縄で公演活動をするそうだ。その地に生きる人々と共に生きようとする情熱に感動。

続いて、今回の実行委員長の長堂登志子さんの挨拶があり、沖縄のフォーク界を引っ張てきた「まよなかしんや」さんの登場。しんやさんとは横井が歌い始めた頃、沖縄を訪れた頃から知っていて、よみうりホールでの「10周年記念コンサート」にもメッセージを寄せて貰った。

長堂さんの挨拶にもあったが、脳梗塞で倒れ、それでも、ぜひ1曲でも歌いたいと舞台に立った。しんやさんを応援する人たちは、果敢に舞台に立つしんやさんを見るだけでも感動だった。



左の女性(スミマセン名前を知らず)、横井が沖縄に来たことをすごく喜んでくれた。実は北アイルランドの大学に2年間留学していた方なのだ。私もすごく嬉しかった。お名前と住所を知っている方がいたらお知らせください。



安里拓真クン。当日はあわただしくて話ができなかったが、こういう青年が出演してくれて嬉しかった。



当山なつみさんは、「わんから市民の会」のメンバーでもあり、仕事をしながら音楽活動をしている。



YASUさんは、辺野古の現場に詰めて現場で歌のリーダーをしている。現場のたたかいの様子を話ながら歌ってくれた。



前花雄介クン。民俗学者の祖父、トゥバラーマ(八重山民謡)のチャンピオンの父と弟を持つ。スクリーンに映像を映しながら、ギターを持って歌う彼の歌には、そんな沖縄民謡のDNAがしっかりと存在していた。

山里節子さんは、石垣島から飛行機で参加された。
「反戦トゥバラーマ」を歌いながら、「いのちと暮らしを守るオバーたちの会」や環境保護活動、平和運動をされている。

トッバラーマとは、八重山列島の抒情歌。故郷への想いや男女の情愛を交換する歌。独唱あるいは2人の掛け合いで歌うそうだ。

現在では、三線の前奏と伴奏がつき,節歌(ふしうた)としても洗練を極めているとされる。

この日は、直前にDNAを持つ前花クンが合いの手をすることになり、楽屋で練習していた。

孫のような青年と二人でトゥバラーマを歌う姿は、歌詞は分からなくてもヨカッタ!

毎年旧暦の8月13日に石垣島で行われる「トゥバラーマ大会」は、単独曲としての民謡大会として最も有名だそうだ。

トゥバラーマはアイルランドのケルト語で歌われる「シャーンノスシンギング」に似ている。

俄然、興味が沸いた。その大会に行ってみなたいなぁ~。

最後は横井の登場。
「おいで一緒に」「辺野古の海」「ガソリンまみれのオートバイ」「原発なんていらない」「私の愛した街」「歌って愛して」の5曲を歌った。

今回の一番の願いは、沖縄に行ったら是非「ガソリンまみれのオートバイ」を歌うことだった。それが叶った!

また、「We shall overcome」がピートシーガーによって皆のよく知る讃美歌に詩を付け歌われたように、闘いのあるところ替え歌ありの沖縄だから、私もまねた。

♪私の国には辺野古がある ♪おいで一緒に私たちと ♪私の国には高江がある おいで一緒に私たちと♪ 


会場は、後ろに立つ人もいていっぱいに。また、ホールの隅には、赤ちゃんが泣いたらすぐ出られるように入り口のそばにシートが敷かれ、母親と子どもが座っていた。ともて配慮のある主催者だ。

出演した青年たちといい、会場の参加者の若さといい、幅広い人たちが参加し、また、演奏も、辺野古・高江・伊江島に連帯する内容で、素晴らしい平和コンサートになった。



出演者も本土の音楽家と沖縄の音楽家が一緒に舞台に立ち、会場も本土から50人以上の方が参加し、平和コンサートは舞台も客席も本土と沖縄の力を合わせて大成功に終わった。

最後のフィナーレでは全員舞台に上がって、会場と共に歌った。



この大成功の裏では、実行委員長の長堂さんはじめ、主催団体の皆さん、また、突然、この会に引きずり込まれて、舞台監督として大きな力を発揮してくれた島袋美恵子さんなどの尽力が大きい。「久美子いとこ会」は、横井の夫(友寄英隆)が沖縄出身なので、夫のいとこ達ということで力を発揮してくれた。皆さん本当にありがとうございました。

舞台も客席も、本土と沖縄が力を合わせることができて本当にうれしかった。

那覇市にいても、辺野古・高江に行かない、行けない人はたくさんいる。文化というのは痛みや悲しみや怒りを共感し、寄り添う心を育てるものだと思う。現場に足を運ぶび最前線で闘うことも大切だけれど、現場の動きから一番遠くにいる人に目を向け、共感してもらう心を育てることも重要。それが文化の仕事だと思います。

そのささやかな第一歩が多くの皆さんの力で踏み出せたこと、そして、本土から50人もの方々が横井の呼びかけで参加した下さったことが私の大きな喜びです。こんな喜びを与えて下さった皆さまに心から感謝しています。

今回の出演者はすべてノーギャラでした。収益金30万円は、未だに100日以上も拘留されている沖縄平和運動センター議長の山城博治さんの釈放金として琉球新報の記者に来てもらって手渡したそうです。、

当日のコンサートの様子は、琉球新報、沖縄タイムス、赤旗に掲載されました。



明日は、辺野古・高江に行きます。

2017年2月21日

横井久美子     写真 前田孝子