東京から仙台まで

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ワンダースワンの旅

33.フジテレビではありません
〜日立・北茨城編(4)〜


前回までのあらすじ
東京から仙台まで、海沿いの町々を、ワンダースワンのソフトを買いながら旅する企画
“tv-game.com的ワンダースワンの旅”
桜川駅から常磐線方向に歩き、ケーズデンキで1本手に入れたゲイムマン。
常陸多賀駅に向かう途中で見つけたものは・・・?


桜川
わんぱくこぞうじゃないですか!

店内に入ってみると、PS2、プレイステーション、ニンテンドウ64、
ドリームキャスト、ゲームボーイ、スーパーファミコン、
そしてネオジオポケットの、新品・中古が勢ぞろい。
もちろんワンダースワンもありました。
新品の中から、『名探偵コナン』と迷った末に、これを購入。
常陸多賀のわんぱく新多賀店で、
『東京魔人学園符咒封録』を
\4,515(本体\4,300)で入手!

ということで、これを常陸多賀駅のスワンということにして、
駅前で前回見つけたおもちゃ屋は、河原子駅に割り振りましょう。

 
常陸多賀
わんぱくこぞうからさらに歩くと、
本当にすぐ常陸多賀駅に
着きました(13時22分)。
正月(13日)なので、
駅入口にはでっかい門松が。
構内の喫茶店で、
カレーライスを食べました。
前回チェックしていた、
「おもちゃ天国かざみ」へ。
建物全体が、西洋のお城を
かたどったものになってます。

ワンダースワンカラーを買おうと思ったところ、ショーケースに、
「ワンダースワンカラー 1/19入荷します 予約受付中です」の文字が。
じゃ、『コナン』か、それとも『誕生』か。
いや、考えてみれば、まだこれを買っていませんでした。
河原子(常陸多賀)のおもちゃ天国かざみで、
『パズルボブル』を
\3,990(本体\3,800)で入手!

時刻は13時55分。河原子に向かって歩くことにします。

CMの後は、ゲイムマン、日立電鉄の終点へ!



河原子(かわらご)

再びあの高架駅、河原子へやってきました。
今、14時11分。次の電車は、ラッキー、14時15分!
14時台唯一の電車なのに、待ち時間がわずか4分。
今までもそうでしたが、30分に1本しか来ない日立電鉄の駅で、
あまり長時間待たずに済んだというのは、本当にラッキーでした。

赤い電車に乗るのもこれが最後。
左に工場、右に国道245。桜川を過ぎると、沿線の木々の本数が減って、
景色が良く見えるようになりました。
右側には、遠くに海も見えます。

 
鮎川
14時21分、終点の
鮎川駅に着きました(\160)。
ホームのすぐ横に、常磐線の線路が通っています。
左の踏切は、常磐線のもの。
でも常磐線は、ここには止まりません。

日立駅までは約4キロ。もちろんバスも出てますが、私は歩いていくことにします。
歩いて日立に行くことで、「歩いて行ければ最寄り駅」の原則によって、
日立でソフトが2本(日立駅の分と鮎川駅の分)買えるからです。
14時32分、駅前を出発。国道245号をひたすら北上。
なだらかな坂を下ると、海が見えました。
沿道は住宅や商店、食堂などが、
途切れることなく続いています。
幹線道路なので交通量は多く、ときおり、
巨大なトラックが通り過ぎていきます。

ほぼ中間点となる会瀬十文字を過ぎると、ゆるくて長い上り坂に。
ちょっと疲れました。
上り切った相賀町の交差点わきに、自動販売機があったので、
ピオンを飲んでひと休み。
やがて市街地が見えてきました。
その中心に、ひときわ目立つ球体が。
ワンダースワンの旅の出発地・お台場にある
フジテレビに似てるような気もしますが。
球体の正体はこれ。
日立シビックセンターの
プラネタリウムだったのです。
現在15時25分。
ちょっと入ってみましょう。

シビックセンターの中には、音楽ホールや会議室、図書館、科学館、
情報プラザなどがあるようです。
さくら祭りのときに登場する、日立風流物の山車の模型もあります。

8階から10階にある、科学館に行ってみましょう。
本来\510ですが、今日は特別に\460で入れました。
スリー、ツー、ワン、ゼロ! で、エレベーターが発射。

ここでは、光、音、数学など、さまざまな科学現象を、楽しみながら学べます。
特に「無響空間」という、まったく光のささない、マジでコワい道と、
錯視現象の「マニエリズムの回廊」がおもしろいです。

シビックセンターのホームページはこちら。
ひととおり見終わって、外に出たらはや17時15分。
もう真っ暗になってます。
さて、スワン探しを再開。
隣のイトーヨーカドーへ行ってみましょう。

おもちゃ売り場は4階にありました。
PS2、プレイステーション、ニンテンドウ64、ドリームキャスト、ゲームボーイ、
そしてスワン有り。ただし、ソフト16本のうち6本はカラー。
モノクロ10本のうち4本は、既に持ってます。
ここでは『ハンター×ハンター』と迷った末に、これを購入。
イトーヨーカドー日立店で、
『リング∞』を
\5,460(本体\5,200)で入手!

これを鮎川駅の分とすれば、日立ではもう1本ソフトが買えます。
1日に5本ソフトを購入したら、多分新記録のはず。
(これまでは、青海−稲毛海岸と、千葉みなと−木更津の各4本)
気が着いたら、ほかにもいろんな記録が継続中で、

  • 連続ソフト入手記録4(河原子、常陸多賀、桜川、鮎川)
  • 同一市町村内ソフト最多入手記録5(大甕、河原子、常陸多賀、桜川、鮎川)
  • 常磐線連続ソフト入手記録6(水戸、勝田、佐和、東海、大甕、常陸多賀)

こういうさまざまな記録の更新を目指して、やってきたのが銀座通り。
路上でうどんの大食い大会をやってました。
ちょうど、商店街の30周年記念祭の、真っ最中だったようです。
カラオケ大会も行われています。フリマもにぎわっています。
フリマにファミコンソフトも出ていましたが、
荷物になりそうで、買うのはやめました。

おもちゃ屋があります。
スワンはありませんでしたが、マニア垂ぜんの古いソフト有り。
学研のゲーム機・TVボーイ用ソフトとか、カセットビジョンのソフトとか、
エポック社の液晶ゲームとか。
ファミコンではあの『バーズテール』があり、
買おうかどうしようか大いに迷いましたが、結局買わずじまい。
データイーストが発売したRPGで、高い評価を得ながら出荷数が少なく、
入手しにくい「幻の名作」なんですよ。

それは『ダークロード』である。
ゲイムマンはこのとき、完全に勘違いしていた。
『バーズテール』はアメリカのRPGの移植。
パソコン版は、『ウルティマ』や『ウィザードリィ』のキャラを読み込んで
プレーできることで話題になった。
黒田幸弘氏の『RPG見聞録』によると、ゲーム自体も悪くないそうだ。

駅前から延びる平和通りに面した、ボンベルタ伊勢甚のおもちゃ売り場へ。
ここで日立の2本目をと狙ったのですが、
残念! ゲームボーイのみでした。

平和通りを歩いて駅へ。今日は銀座通りにお客を取られたせいか、
妙にひっそりとしていました。

 
日立

日立駅着18時49分。これだけ大きな街の駅なのに、平屋建てというのは意外。
それだけ改築せず、大事に使われてきた駅舎なのでしょう。
19時1分のスーパーひたちで、上野に帰りました。20時35分着。

ゴールの仙台まであと
45駅


今回のルート

(『仙界伝』『スーパーロボット大戦』『ONE PIECE』
 『ロードランナー』『東京魔人学園符咒封録』
 『パズルボブル』『リング∞』は次回以降でレビューします)


次回「ワンダースワンの旅 日立・北茨城編(5)」では、
ゲイムマンがまたしてもスワンを忘れて遊園地へ!?

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