スザンヌ ショルテ氏平和賞を受賞
ソウル平和賞はアメリカ人活動家に
WALL STREET JOURNAL ASIA2008年9月10日より
北朝鮮の人権侵害はしばしば気づかれないままできた。特に、韓国政府はピョンヤンの政権の野蛮な本質を無視することを好んできた。先週の米国人Suzanne スザンヌ・ショルテへのソウル平和賞の授賞は歓迎すべき変化が韓国に起きていることを示している。スザンヌ・ショルテさん〈ワシントンD.C.に本部を置くディフェンスフォーラム財団の代表〉は、10年間以上、北朝鮮の人権侵害を公表し続けてきた。1999年、北朝鮮の政治犯収容所にいた元囚人の脱北者を米国議会のヒアリングで証言させるために、ワシントンD.C.に彼女が連れて来た。彼女のはまた、2004年に北朝鮮人権法の設立に尽力し、その結果、脱北者および北朝鮮へのラジオ放送への米国の支援を増大させた。
彼女がしてきた事と、過去の韓国の行政機関がしてきたこととを対比すると、その違いには驚きしかない。前大統領金大中の「太陽政策」は、無条件の援助を北に降り注いで南北関係の改善を計り、そのために人権問題を恒久的におざなりにしてきた。 彼の後継者、前大統領盧武鉉がしたことはこの方針を更に推し進めただけであった。
現在の李明博大統領はこの惨憺たる過去の実績をひっくり返そうとしている。就任後まもなく、国連北朝鮮特別報告官が北朝鮮国内で査察する権利を支持すると、李明博大統領政権は表明した。北に多く便宜を提供しようとする統一省を解散しようとした。現在のところこの試みは行き詰まってはいるが、無条件で北から要請のない食糧援助はとりやめると表明した。但しこの決断も、北朝鮮で飢饉が増大しているという報告のもとでは、実効性が問わ
李大統領の勇気ある行動は影響力を発揮し始めている。韓国に安全に到着している北朝鮮難民の数は、前の年に比べて今年前半で42%増加している。
「各国政府が政治的利得のために北朝鮮の人権状況を故意に無視していた時に、スザンヌ・ショルテさんは、北朝鮮難民の惨憺たる状態を国際社会に認知させることに努め、自由を求める難民を激励した。」と賞委員会が表明したことで、スザンヌ・ショルテさんのソウル平和賞の受賞が李大統領の試みの重要性を証言したことになる。
この受賞によって、多くの人が彼女に続くことを期待する声があがっている。