今年の人権賞はティム・ピーターズ氏に
今年のスティーブン賞は、中国に隠れ住む北朝鮮難民を支援しているクリスチャン活動家に

2008年のスティーブン賞はソウル在住のアメリカ人クリスチャン活動家ティモシーピーターズに授与される。ピーターズ氏は、中国で苦しんでいる北朝鮮難民を救援するNGO「ヘルピングハンズコリア」のリーダー。
ピーターズ氏は、北朝鮮難民が安全な避難先と自由を見つけることを支援するためにNGOを創設し、勇敢な活動を続けたとして「東方へのノルウェーのミッション」(Norwegian Mission to the East)というノルウェーのNGOから受賞する。ピーターズ氏は、授賞式に、今年11月初めにオスロに来る。
約300.000の北朝鮮難民が恐怖におののきながら中国に隠れ住んでいる。彼らは、中国当局に逮捕され、北朝鮮に強制送還される危機に直面している。北朝鮮では、国から逃亡すしようとするあらゆる試みが国家反逆罪とみなされている。脱北は重要な犯罪として、非常に厳しく罰せられる。送還された難民は、しばしば、極度の疲労のために多くが死ぬ強制労働収容所に送られる。キリスト教の難民が発見される時には特に、徹底的な処刑が行われている。北京オリンピックに先だって、国境をはさんで両サイドの当局は監視を強化し、食料難から脱北したいという人々の試みをほとんど不可能にした。難民は銃撃され、殺されているという証言が多数ある。
「ヘルピングハンズコリア」は現実的な援助に心血を注ぐ。食物、衣服、そして医薬品は、中国の教会を通じて最も貧しい難民に配布される。 警察からの保護が必要な難民は、隠れ住むための援助を得る。最も危険にさらされている難民は、モンゴルや他の隣国への必要だが危険でもある脱出ルートを提供される。
ティモシーピーターズ氏は北朝鮮難民の窮状を訴えるためにしばしばメディアに登場する。 氏および氏の組織については、ウォールストリート・ジャーナル、ニューヨーク・タイムズ、インターナショナル・ヘラルド・トリビューン、ワシントン・タイムズ、BBC、およびABCを含む多くの国際的な出版物で掲載されてきた。2006年5月1日に、ピーターズ氏および彼の活動の一端である「地下鉄道」は、タイム誌アジア版のカバーストーリーで描かれた。
ティモシーピーターズは、高く評価され尊敬されている人権活動家である。2007年10月のウォールストリート・ジャーナルでは、ノーベル平和賞の適切な有力候補者として提案された。ピーターズ氏は米国籍で韓国人妻と33年間結婚しており、宣教師および人権活動家として35年間以上、韓国、中国、日本、南アメリカ、およびサモアで働いてきている。
米国および他の西洋諸国政府に、多くの機会をとらえて、ピーターズ氏は、これら忘れられた難民を保護するための積極的関与を促すことに努力してきた。彼は米国議会で3度証言してもいる。非常に無防備かつ厳しい状況に直面している難民たち家族や個人を非常に実用的かつ現実的に支援しているのが「ヘルピングハンズコリア」である。