2008/04/24
中国はオリンピックをするのにふさわしい国ですか
4月26日は長野市で北京オリンピックの聖火リレーが行なわれる日ですが、寄しくもこの日は、北朝鮮から中国に逃れてきた脱北者の人権侵害を啓発する世界的な統一行動の日です。
北朝鮮難民救援基金は、統一行動を今年は長野で行なうことにしました。中国政府に生命と人権を尊重することを訴えるためです。チベットでの容赦のない弾圧、新彊ウイグル自治区での民族浄化政策、内モンゴルでのモンゴルの自治権の抑圧、中国国内の人権弁護士や民主活動家の逮捕、拘留、また、強制送還によって起きている北朝鮮難民の生命の危機など、見過ごしに出来ない人権侵害問題があります。
北朝鮮難民が生きる自由、食糧を得る自由をもとめ中国に逃れても、逮捕、強制送還されれば、強制収容所、教化所、労働鍛錬隊に送られ生命を落とします。中には公開銃殺刑に処せられた人もいます。なんとも痛ましいことです。
北朝鮮女性と中国国籍の男性の間に子どもができても、母親を不法入国者として送り返すために、6−7万人に及ぶ孤児が生み出されていると推定されています。
言うまでもなくオリンピックは、「平和と友好の祭典」です。私たちは、この崇高な精神を持つオリンピックに反対ではありません。しかし、中国政府が、送り返されれば生命の危険、や社会的な抑圧、迫害が及ぶのが明らかであるにもかかわらず、強制送還をやめないのは人道と、人権に反するだけでなく国際条約である難民条約の違反です。中国はこの条約の批准国なのです。
もう一度言います。「平和と友好」の祭典をする同じ土地でチベットの宗教と文化に対する弾圧があり、殺戮があります、新彊ウィグル族の民族浄化、内モンゴルで民族の自治権が踏みにじられています。人権を守る漢族の弁護士が逮捕されています。そして北朝鮮難民の強制送還があり、多くの悲劇が生まれています。平和と友好の祭典を汚す中国政府の立場を容認することは出来ません。中国政府は、国際社会の中でもう少し行儀よく振舞うべきなのです。
北朝鮮難民救援基金
東京都文京区西片2−2−8 A-101
TEL/FAX: 03-3815-8127