2007823

北朝鮮水害による緊急支援募金要請

                  

既に報道でご承知のこともいますが、北朝鮮の水害による被害は深刻で、私たちが救援活動を展開している中国・北朝鮮国境にもその影響が出始めています。

 

北朝鮮は10年間連続して水害の被害を受けていますが、今年の夏の水害は、例年よりも被害が大きく9道のうち6道で深刻な損害を受けています。水害の被害と影響は、一番苦しかった1997年度並みの食糧難に陥ると脱北者たちは予想しています。

私たちが遭遇する殆どの脱北者たちは、中国国内で物をもらって北朝鮮へ戻ります。しかし食糧を得る自由をもてない人たちは、飢餓に直面するでしょう。また餓死者が出るのは免れない状況です。

 

北朝鮮難民救援基金が関与しているシェルターJYDに駆け込む脱北者たちは、茂山、穏城、会寧、清津などの地域からの人が多く、7月、8月の間、月平均25人もいたと、報告が届きました。多いときは一日で3人も援助を求めています。

シェルターJLS-01には一ヶ月平均で15人、JHS-01にも一ヶ月平均で15人が助けを求めてきています。各地のシェルターの責任者は、急ぎ支援の強化を要請してきています。

 

水害で米の値段がおよそ2倍にまで値上がりし、一般の人達は食糧を手にすることが難しくなっています。救援を求めてくる人たちの殆どは、茂山、会寧、金策、咸興、プイン炭鉱などの地域から来ています。直近では、76歳の女性、42歳の女性がたどり着きました。

これまでの報告から、推測すると9月、10月は各シェルターに救援を求めてやってくる脱北者たちは100人を超えるものと思われます。

 

中国と北朝鮮の国境沿いの農村は、そもそも乏しく、脱北者たちを支援する余裕もありません。私たちは今、中国で理解のある人たちに協力を要請しています。それだけでは、十分でなく日本の理解ある皆様にご協力を要請いたします。私たちは、当面月200人分の援助物資を用意しなければならない状況です。

 

当基金は、1人、1配給単位を家庭医薬品1キット、米20kgを配給する予定です。そのためには1単位あたり3000円(米1000円、薬2000円)が必要です。

配給予定総量200単位分: 524千円(4トン薬200キット)

ご理解、ご協力のほどお願い申し上げます。

募金は郵便振替口座00160-7-116613  口座名義:北朝鮮難民救援基金

113-0024 東京都文京区西片2-2-8 A-101

特定非営利活動法人 北朝鮮難民救援基金

                理事長 加藤 博