たすけて! 私たちは日本に帰りたい
帰国運動で北朝鮮に両親と共に渡った在日の帰還者2人が、社会的な差別から逃れ、自由を求めて脱出してきました。2人は50歳代の夫婦で咸鏡南道の出身。
2001年に日本に帰還した同郷のMさんに救援要請がありました。Mさんは何とか基金が援助をして助けて欲しいと要請してきました。
当基金として調査した結果、夫婦は脱北の際にブローカーが関与し、成功報酬として日本円で30万円の要求を受けていることが分かり、30万円が支払われなければ、夫婦は解放されないことを意味します。
しかし夫婦は30万円の支払い能力はなく、日本の親族あるいは支援者が支払わない限り人質のままです。夫婦が日本行きを希望しているのでさらに金銭的要求は高まることが予想されます。これまでの経験からすれば、最終的な解決までには、要求する金額はおそらく2-3倍になると予想されます。
此の様な場合北朝鮮難民救援基金は、彼らの身柄を保護できません。
ブローカーからの離脱後に保護を求めてくる場合は保護すると言う立場です。
夫婦に基金の立場を伝え、ブローカーから離脱した後に連絡を取るように指示しました。数日して夫婦はブローカーから離脱後、再び基金の援助を求めてきたのです。
慎重な調査の結果、彼らの苦境を思い救援に乗り出すことに決めました。
現在は吉林省の山の中で朝鮮族の農民の下で農業の手伝いをして3食を得ています。匿っている農民からの話では、着ている服もぼろぼろだったので、かわいそうに思い自分たちの服をあげたそうです。
幸いなことに朝鮮族の農民は、基金からの電話連絡で本当に当人たちが日本と関係があると判断したようで、しばらく安全は確保されるでしょう。
彼らを安全に匿うために速やかに、必要な手立てを講じる必要があります。
彼らを保護し、救援作戦をするにあたって、当基金は資金が枯渇しており、計画の実行に困難をきたしています。
つきましては、この救出作戦のために必要な経費30万円の募金をお願いします。
夫婦の日本にいる親族は総連関係者で、救援を要請している夫婦を敵視しているので当てにすることは出来ません。ことは急を要するのでとりあえず人を派遣します。皆さんのご理解と支援によってこの夫婦に自由社会への道を開いてあげたいと思います。重ねて皆さんの ご支援をお願いします。