緊急に保護活動費の募金をお願いします。

 このところ基金では脱北者の保護人数が急に増えています。
 最近届いたいくつかの情報を皆さんに公開すると同時に、救援のための募金に協力を要請します。

1) 6年前にシェルターJRD−01で保護したいた母親と娘が中国朝鮮族のブローカーの甘い言葉に誘われて人身売買の犠牲になり行方不明になっていました。そのとき娘は11歳でした。現在は17歳になっています。この娘は、脱北者である母親と一緒に逃げ回っていて学校に行っていません。朝鮮語も中国語も話すことは出来るが読めない、書けないという不幸な状況です。親と娘は人身売買された先が別々でお互いの所在が
分かりません。
 5月23日、その娘がJRD-01に戻ってきて保護して欲しい、行く場所がないと懇願していると報告が入ってきました。
 娘は北朝鮮には誰も身寄りがなく、頼るべき人もいないために北朝鮮に戻ると言う選択肢はありません。
 それなら、かつてJRD-01のシェルターが面倒を見ていたのだから又面倒を見ることが出来るかというと、ここも既に満杯で引き受け
られない状況です。
 それで、急遽瀋陽にあるシェルターに送ることを決めました。彼女が、瀋陽で暮らす道を選べば、瀋陽で保護することになり
ます。しかし、ご存知のように中国では08年オリンピックに向けて不穏な要素を取り除こうとする当局の取締りが非情に厳しくなって
おり身の安全の保証はありません。それでも居場所のあるところに移動するのが、この娘の採りうる道です。
 彼女が韓国行きの道を選択するとなれば、中国雲南省からタイへの道を目指すことになります。これとて安易に勧める道ではありませんが安全を確保する道につながります。
その場合、旅費、食費を含め15万円ほどの費用が必要になります。

2) 当基金のシェルターにはすでに保護している20歳になる娘で日本にいる母親と合流を希望する娘が待機しています。
 安全上他の者と一緒に暮らさせることができずに、これ以上の保護を希望する人を引き受けられない状況です。あらたな落ち着き場所、シェルターを探すのに苦慮しているところです。

3) 中国国内で滞在できる場所を探す、確保するのがベストですがそれができない場合は、第三国に出国させる以外に選択肢がありません。

4)一家4人と離れ離れになった長女(17歳)が保護を受けたいと表明しています。
増えてきた脱北者の保護のために、あらたに50万円ほどの活動費が急に必要とされています。皆さんのご尽力、募金をお願いします。

北朝鮮難民救援基金
理事長 加藤 博