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トルコ鞍上部脳腫瘍
既出カラ−写真問題と予想症例を中心に
 約100枚のカラ−スライドによる多数例皮膚病変の勉強

眼疾患をきたす主なウイルス
トルコ鞍上部脳腫瘍
 
 下垂体腺腫頭蓋咽頭腫鞍上部髄膜腫視神経膠腫鞍上部胚細胞種
全脳腫瘍に
対する割合
10〜15%5%約2%1%弱1%弱
好発年齢20〜50歳
男=女
5〜15歳比較的若年女性3〜7歳
女児≧男児
10〜20歳
男:女=3〜5:1
予後97〜98%は良好社会復帰率悪い比較的良好不良、全盲多い不良
特異症状プロラクチノーマ 40%
(20歳代、女:男=8:1)
非機能性 30%
(40〜60歳、男=女)
先端巨大症 20%、女≧男
Cushing病 数%
(35〜40歳,女:男=3:1)
内分泌低下
視野欠損
(同名半盲)
水頭症
視床下部障害
視床下部障害
尿崩症
小人症

視野欠損

頭蓋内圧亢進
左右差のある

視野欠損

視力低下

尿崩症(全例)
内分泌障害

視野欠損
(同名半盲、ほぼ全例)

視力低下

トルコ鞍の変化風船状拡大 ブリスタリング 正常
画像上の特徴  鞍結節部の骨過形成視神経管拡大 
(950424足立01)

                                  

既出カラ−写真問題と予想症例を中心に
 約100枚のカラ−スライドによる多数例皮膚病変の勉強

   正解疾患名         関連カラ−スライド
 特発性血小板減少性紫斑病  点状出血、溢血
 弾力線維性仮性黄色腫    Ehlers-Danlos症候群
               Werner症候群
 扁平苔癬(lichen planus)  尋常性乾癬、滴状乾癬、滴状類乾癬、
               ジベルばら色粃糠疹、環状紅班
 皮膚萎縮線条        妊娠線
 色素性乾皮症(xeroderma pigmentosum)
 Gianotti病
 ケルズス禿瘡(kerion Celsi)
 有棘細胞癌(squamous cell carcinoma)
               老人性角化腫(keratomasenile)
               サルコイド−シス、神経線維腫
               基底細胞上皮腫
               (basal cellepithelioma,Basalioma)
 基底細胞癌
 扁平上皮癌の試験切除
 肥満細胞腫(mastocytoma)  ダリエ−徴候、色素性尋麻疹
               (urticaria pigmentosa) 皮膚線維腫、
               海綿状血管腫
 抜毛症(trichotillomania)  円形脱毛症(alopecia areata)

950422足立01

眼疾患をきたす主なウイルス
 

 ウイルスの伝染により流行する伝染性急性結膜炎は俗に「はやり目」と呼ばれる。これには(アデノ  )ウイルスによる結膜炎と(エンテロ)ウイルスによる「急性出血性結膜炎」の2種類が代表である。

 ■アデノウイルス
  【頻度】
   眼のウイルス感染症中最も頻度が高い。
  【感染法】
   指、タオルからの接触感染、プ−ルを介しての感染があり学校伝染病に指定されている。
  【潜伏期】
   (4 )日から(10 )日あまりである。
  【症状】
   充血、分泌物のほか成人では眼瞼の裏側の結膜に濾胞がみられ、幼児で偽膜(白い膜)を生じる。
   8、19, 37型→「流行性角膜結膜炎」角膜に点々と濁り視力障害を生じることがある。
   3、4、11形→小・中学生に「咽頭結膜熱」を発症させる。
  【診断】
   ELISAによる診断法(アデノクロン)。確定診断は眼の拭い液のウイルス分離。
  【経過】
   結膜炎の経過は約2〜3週間程度。

 ■エンテロウイルス
  エンテロウイルス70型が「急性出血性結膜炎」を来す。

  【潜伏期】 1日。
  【症状】
   眼の痛み、異物感で始まり充血と目やにが見られる。球結膜に出血班がしばしば見られるので「(急性出血性結膜炎)」と呼ばれる。
  【経過】 1週以内。
  【流行】
   1960年アフリカのガ−ナで流行し、丁度アポロ11号が月に軟着陸した直後で「月からウイルスが来た」などとマスコミが騒いだり「アポロ11病」などとも呼ばれた。我が国でも1971年に大流行、1981年には世界的に流行した。最近では1990,93年に宮崎、94年に沖縄で発生している。

 ■コクサッキ−ウイルス
  A24の変異株が(エンテロウイルス70型 )と同じく「急性出血性結膜炎」を起こす。1970年シンガポ−ルで発見され、東南アジアで多い。
1985, 86年に沖縄で大流行している。

 ■単純ヘルペスウイルス
  角膜上皮細胞でウイルスが増殖し(樹枝状潰瘍  )による角膜炎をおこす。
  角膜混濁による視力障害をきたす。 ウイルスは(三叉神経節 )に潜伏し再発を繰り返すことがある。(アシクロビル )点眼薬が著効を示す。

 ■帯状ヘルペス
  単純ヘルペスに似る。
  ■や■で合併する虹彩炎は続発緑内障をきたすことがある。
  「急性網膜壊死(霧沢型葡萄膜炎)」はこれらのウイルスによるものと分かってきた。

 ■サイトメガロウイルス
  AIDS末期など免疫力低下により網膜炎をきたす。(ガンシクロビル )の全身投与が有効。

 ■その他
  麻疹、風疹、流行性耳下腺炎、インフルエンザなどのウイルスでも結膜炎がおこるが全身症状が表面に出る。


堯951223足立

                                 


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