ものづくり 番外編 Vista世代のパソコンを組む
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Athlon64 3000+でマシンを組んで早3年が経過しました。その間,自作パソコンの世界も大きく変わり,規格が変わったために流用できるパーツが少なくなりました。以前のパソコンから引き継いで使用できたのは,ケース,電源,フロッピーディスクドライブ,DVDのマルチドライブくらいのものです。新しいパーツの勉強がてら,メインマシンの中身を刷新しました。一応予算は3万円でスタートです。 |
3年で変わったこと
2004年11月に我が家のメインマシンAthlon64搭載のパソコンを組んで,3年。その間にパソコンをめぐる事情も随分変わりました。
��OSがWindows XPからVistaになりました。
�▲蓮璽疋妊�スクはシリアルATAに。これに伴い光学ドライブもその流れに向いています。
��デュアルコアのCPUが主流となりました。
��DDR2メモリーが激安。1Gが2000円です。これが使えない現在のマザーボードは悲しい。
�ゥ哀薀侫�ックボードはAGPからPCI−Expressに。
�Ε瓮ぅ鹽展札灰優�ターのピンの数が20ピンから24ピンに。
私のメインマシンのマザーボード(AOpen AK89 Max)でサポートしているのは�,鉢△任后�もはや部品のアップグレードは,望み薄です。そこで,XPマシンとして順調な6号機はサブマシンとしてそのまま残し,デュアルブートで使っているVistaの部分を新しいマシンで使うことにしました。幸い?Vistaは仕事には使っていないので,ほとんどソフトは追加していません。よって新しいマシンを組んでそれをVista専用機とすることに大きな問題はありません。
低予算で組んで,後からグレードアップ〜CPUはintel製に決定
低予算で組んで後にパーツをアップグレードする。それが今回のコンセプトです。そのためには新CPUに対応し,グラフィック機能はオンボードで済ませ予算を浮かせます。メモリは値崩れの進んでいるDDR2のPC2-6400対応に照準を合わせマザーボードを選びました。その結果グラフィック機能を有しFSB1333に対応したintel G33+ICH9チップセットを搭載したマザーボードである,MSIのG33 Neo-Fを選択しました。
Athlon,AthlonXP,Athlon64とAMDと共に歩んできた私のメインマシンのCPUですが,今回はちょっと浮気してPentium Dual-Core E2160としてみました。上位のCPUであるCore2 Duoの同クロックのものと比べると,L2キャッシュのサイズは半分になるものの,値段は5千円ぐらい安いです。また,このCPUはオーバークロック耐性にも優れているため,ちょっとした実験も出来そうです。
問題はハードディスクです。これまでVistaをインストールして使っていたIDEの240GBのものをそのまま流用するには,IDEをシリアルATAに変換するための変換基板が必要になります。ただ,この変換基板は全ての機器での動作を保証するわけではないという曖昧な説明です。とりあえず特売の160GBのSATAのハードディスクを購入し,そこにOSを新規インストールすることにしました。
これまでの出費
�.泪供璽棔璽鼻�MSI G33 Neo-F 約1万円
��CPU Pentium Dual-Core E2160 約1万円
��メモリー DDR2−SDRAM 1GB×2枚=2GB(デュアルチャンネル対応) 約5千円
�ぃ隠僑�GB SATAハードディスク 約5千円
ということで当初予算の3万円で何とか新しいパーツがそろいました。
組み立てとVistaのインストール
intelのCPU付属のクーラーが丸形になってから初めてこのクーラー取り付けますが,以前のCPUクーラーに比べるとずいぶん取付は簡単になりました。取付は4つのピンを押し込むだけです。取り外しもドライバーを使えば簡単にできるようです。その他の組立は特に問題ありませんでした。シリアルATAのケーブルは細く,取り回しはずいぶん楽になりました。ただ,それまで気付かなかったのですがメインの電源コネクタのピンの数が24ピンになっていました。これまで使用してきた電源は20ピンでしたので面食らいましたが,説明書には1〜20までのピンに差し込めば大丈夫ということで,そのように対応しました。
続いてOSのインストールです。初期画面で宇宙船の絵が出てきたのには驚きましたが,時間がかかりそうなのでBIOSで表示しないようにしました。CD-ROMからブートするようにしてVistaをインストールしました。Vistaのインストールは以前にも行っているので,問題なく進みました。当然のことながら,パソコンの部品構成がまったく変わっているので,認証はネットでは行えませんでした。電話認証で認証を取り直しました。
早速,改造〜結局予算オーバー
結局,利用しなくなったIDE 240GBのハードディスクが利用できないかと,IDEからSATAに変換するためのボードを購入し,試してみることにしました。購入したのは玄人志向のSERIALATA-DATです。このこの変換基板を用いることで,見事ハードディスクはVistaのデータディスクとして復活しました。
予算オーバー 約2千5百円
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写真1 黒いケースがメインマシン。(Vista) 白いケースがサブマシン。(XP) PC切替器を使ってディスプレイ,キーボード, トラックボールを共通で使用。 |
6号機との比較
パソコンのパーツ構成
| 6号機(最終仕様) | 7号機 | |
| マザーボード | AOpen AK89 Max | MSI G33 Neo-F |
| 搭載チップ | nVIDIA nFORCE3(150) | intel G33+ICH9 |
| CPU | Athlon 64 3000+ | Pentium Dual-Core E2160 |
| メモリ | DDR400 1GB(CL=3) | DDR2−SDRAM 1GB×2=2GB |
| グラフィックボード | 玄人志向GF66GT-A128H(GeForce6600GT搭載) | マザーボードに搭載 |
| HDD | 240GB(IDE/133) | 160GB(シリアルATA) |
VistaのWindows エクスペリエンス インッデックスでの評価
| 6号機(最終仕様) | 7号機 | |
| プロセッサ | 4.1 | 4.8 |
| メモリ | 4.5 | 4.8 |
| グラフィックス | 4.9 | 3.7 |
| ゲーム用グラフィックス | 4.6 | 3.4 |
| プライマリハードディスク | 5.5 | 5.6 |
| 基本スコア | 4.1 | 3.4 |
プロセッサやメモリに性能の向上が認められるものの,オンボードのグラフィック機能では前世代のミドルレンジのグラフィックボードであるGeForce6600GTにとうてい及ばない結果となりました。ただし,Vistaを通常動かすには大きな支障は認められません。