ものづくり 番外編  XPの導入とグラフィックボードの交換

 今回はOSのアップグレードに関しての報告です。また,同時にCPUはAthlon XP1700+に,グラフィックボードもGeForce3に載せ替えてパワーアップを図ってみました。その上で,XPのプログラム互換ウィザードについていくつか検証してみました。

OSをXPのプロフェッショナル・エディションにアップグレード
 私のメイン・マシンはWindows2000と98のデュアルブート仕様です。その理由は我が家にあるゲームソフトが2000で動作保証が得られていないものばかりでなく,Meですら動作しないものがあるためです。新しいOS Windows XPには「プログラム互換性ウィザード」というものがあり,この機能には少なからず期待していました。この効果については後で述べたいと思います。そこで今回は,2000の方をアップグレードし,Windows XP プロフェッショナル・エディションを導入しました。
 OSのアップグレードは,Windows2000を立ち上げた後で,XPのCD−ROMをドライブに入れれば,その後は説明に従っていくだけで,全く問題なく行うことができました。もちろん,98とのデュアルブートもそのまま引き継がれます。ただ,問題となったのは,モデムによるインターネット接続が不調になってしまったということです。この原因を作っていたのはジャスト・システムのAtok14です。ジャストシステムのホームページよりAtok14のXP用修正モジュールを導入することでこの問題は解決することができました。
 もう一つ,私が困惑したのは,XPの起動直後に画面のプロパティーやシステムのプロパティーなどを開こうとすると,かなりの時間がかかるということです。また,インターネット・エクスプローラを起動しモデムからインターネットに接続すると行った操作も遅いようです。一方,普通のアプリケーションソフトを開くのは,OSの起動直後でも時間はかかりません。

Plus!も同時にインストール
 XPのインストールの後,Plus!もインストールしてみました。Plus!をインストールするとオーディオやビデオ再生機能の強化,ディスクトップテーマとスクリーンセイバーの追加,ゲームの追加といった恩恵が受けられます。インストール後に一通りいじってみましたが,私のパソコンの使い方とはあまり関係のないところでの機能強化という感じです。ボーリングゲームのレーンを増やしたり,熱帯魚のスクリーンセイバーの魚を増やすためにはネット上で購入してくださいといった内容で,楽しく遊ぶならもっと金を払えといった姿勢は少し考えてしまいます。

GeForce3 Ti200とAthlonXP1700+でパソコンの性能アップ
 我が家にはまだありませんが,プレイ・ステイション2のゲームのデモを店頭で見ていると,そのグラフィックの美しさには目を見張るものがあります。一方,プレステ2より遥かに高価な我が1号機は,ハリー・ポッターのゲームすら高画質の画面では映し出せない始末でした。プレステ2に負けないためにはグラフィック・ボードを変えるしかない!と考え始めました。また,3DMark2001でベンチマークを取った折り,最初の4駆のトラックが走る場面から画面が喘いでおり,もはやGeForce256の限界かと思わせるような挙動を示しています。
 以前からnVIDIAのGeForce3というチップには注目していましたが,搭載ボードが4万円を越える値段には躊躇していました。この度,その廉価版とも言えるGeForce3 Ti200というチップが発表され,各社からその搭載ボードがリリースされています。価格にばらつきはあるものの,2万円強からということで,購入を決意しました。今回私が購入したのは,MSI製のボードです。(※この記事を書いている最中に,GeForce4搭載ボードが発売というニュースを読みました。)
 GeForce3のグラフィックボードを導入するにあたり,注意しなくてはならないのはドライバーです。初めMSI製の付属のCD−ROMよりドライバーをインストールしましたが,今一つ安定性に欠け,ゲームを動かすと途中でフリーズしたり,3DMark2001ではベンチマークが初めのステップで止まってしまうという有様でした。そこで,nVIDIAのサイトよりダウンロードした最新のドライバに更新したところ,今度は何の支障もなく動作させることができました。さらにCPUをAthlonXP1700+に載せ換えましたので,性能は飛躍的に向上しました。
 その性能は,今までのグラフィックボードを遥かにしのぐ性能であったことは言うまでもありません。3DMark2001でのベンチマークの結果は3倍を超える値です。結構ハードの性能を必要とするハリー・ポッターのゲームも最高画質で全く支障なく動作させることができました。 

ゲームプログラムの互換性はいかに
 せっかく,高性能のグラフィック・ボードに交換したので,その効果を確認すべく,eRacerというレーシングカーのソフトを購入して,その動きを体感しました。さすがにそのグラフィックは素晴らしく,今まで遊んだレーシングゲームの中でもそのグラフィックスは素晴らしいものでした。現在,XPをプラットホームにeRacerを動かしていますが何の問題もありません。
 さて,問題のWindows Meでもうまく動かないというマジック・ザ・ギャザリング オンライン・プラスですが互換ウイザードを使ってもXPでは動きませんでした。すべては試していませんが,98や95対応のソフトの中には動かないものいくつかありました。結局,98とXPのデュアルブートで今後も行くことに決まりました。
 最後に「プログラム互換性ウィザード」について報告します。私の持っているコーエーの麻雀大会�競好撻轡礇襪箸いΕ愁侫箸蓮げ萍未�256色モードでしか動作しません。そのため,遊ぶときには画面設定を一旦256色モードに変えて動かさなくてはなりませんでした。しかし互換ウィザードを使って,256色の設定にしておけば,いちいち設定を切り替えなくても遊ぶことができました。(※ただしXPの場合,画面のプロパティーからでは画面の色を256色には設定できず,結局256色モードにするためには,この方法を使うより無いようです。)

追記−XPのその後に遭遇した問題(その1 サウンド)
 XP導入後にDVDを再生してみたところ,音が割れてとても聞けない状況が生じました。わたしの使用していたソフトはWindows2000時代から引き継いだCyberLinkのPowerDVD2000というソフトです。このソフトはDVDドライブを購入した際に付いてきたものです。始めは,サウンドボードのドライバーの問題かとも考え,ドライバーをアップデートしたりしましたが,改善されませんでした。そこで,PowerDVDを削除し,グラフィク・ボードを購入した際に付属してきた,MSI DVDというソフトをインストールし直したところ,音が割れるという問題は解消しました。画質も,向上したような印象を受けました。PowerDVDのXPバージョンの方は購入していませんので比較は御容赦ください。
 MSI DVDをインストールするときに困ったことがおきました。インストール時にシリアルナンバーを聞いてくるのですが,CD−ROMの入っている封筒を見ても,マニュアルを見てもそれらしきものは書いてありません。箱に貼ってあるバーコードのシールの怪しそうな数字を片っ端から入れましたが,すべてはじかれてしまいした。では,シリアルナンバーどこにあったのかといえば,答えはCD−ROMの表面に印刷されていたのでした。私が単に無知なだけだったのかもしれませんが,今まで私の使ってきたソフトは,だいたいCD−ROMケースの後ろとかが多かったので,分かるまで大変苦労しました。
 また,クイックタイム4で動画を再生したときにも,音が割れるという現象が生じました。この現象に関しても,クイックタイム5では,解消されています。すべてそうであるとは言えませんが,サウンドに関係したソフトは,XPに対応したソフトを用いることが無難なようです。

追記−XPのその後に遭遇した問題(その2 スマートメディア・リーダ)
 私は,ラトックシステムのスマートメディア・リーダ(REX−SMA03)をWindows2000時代から使用してきました,途中でデバイスを安全に取り外そうとしても取り外せないという現象は見られたものの,特に問題は生じませんでした。しかし,XPでこの装置を使用すると,突然,システムが停止してしまい,ブルースクリーンになってしまうという現象が頻繁に起こりました。メーカーのホームページよりXP対応のドライバーをインストールしてもだめでした。結局,この装置はあきらめてエレコムのMR−USM2SVというスマートメディアリーダを購入する羽目になりました。この装置に関しては,ドライバーを入れなくてもきちんと認識され(Win98では必要です),正常に稼働しています。比較的安価(2,000円弱)でお勧めです。ただし,使用するにあたって注意すべきは,まず装置本体をUSBポートにつなげ,装置を認識させた後,スマートメディアを差すという順序を踏まないと,きちんと動作してくれません。(説明書の通りです)