さて、というわけでようやく書く気になりました。
わりと時事ネタで責めていきましょうかね。


無事にサッカーのアジアカップが終了しましたね。
日本代表の皆さん、お疲れ様でした。そして優勝おめでとう御座います。
やはり、今回目立ったのは一部の中国人サポーターのブーイングなどでした。
半日教育の正体も方法も全く知らない自分としては、あまり極端なことは言えない
のですが、色々思うところは在ったりします。

筆者は当然日本国国民なので、基本的にあらゆる人々があらゆる対象を評価、批判
するということに於いて一切の疑問を抱いておりません。
しかし、そこにも最低限のルールというものがあるのは間違いないと思われます。

例えば、ニュースなどで国家の代表の写真を燃やしたり踏みつけたり、さらには
国旗を燃やしたりしている場面を見ると、非常に不愉快を覚えるわけです。
なぜなら、批判することと侮辱することは全くもって別の事柄なのですよね。
今回、君が代の演奏時のブーイングや非起立もそれと同等の行為と考えます。
批判をするなら、全うな、筋道を通した方法で行ってほしいものです。


ところで、あの一部のサポーターの行為は一体どのような感情から来るものなのでしょうか?
色々と考えたり見ていたりした結果、一つのヒントを得ることが出来ました。
決勝戦で、後半ロスタイム時に日本がダメ押しのシュートを決めた後に、試合が終わって
いないのに帰ってしまった中国人サポーターが非常に多かったのです。

この事実のが示していることは何なのか?

一連の行動は、ナショナリズムや自尊心といったモノではなく、非常に低レベルな感情
からうまれた物だとみて間違いないでしょう。
具体例がいまいちぱっと思いつかないので非常に申し訳ないのですが、言うなれば
「アイツむかつく」「あいつキモイ」
といったそんな物でしょうね。
彼らは一体何のために会場まで来たのでしょうか?
中国代表を応援するためでないのならば、わざわざ会場まで来て日本(代表等)を侮辱
しに来ただけになってしまいます。
彼らには誇りがないのでしょうか?


ここまで、彼らのことをつらつらと書いてはきました。
しかし、彼ら以外の殆どが日本に対して友好的ないしは特別な感情を抱いてはいない
というのがどうやら事実のようです。
彼らの行動などを見て、怒りを覚えた方も多いでしょう。
しかし、そこで彼らを侮蔑するような負の感情を覚えてしまった方、少なからず
居ると思います。

もし、これを読んで思い当たってしまうのなら、直ちに考えを改めて頂きたい所存です。
我々は、互いの友好のためにあらゆる事実をありのままに受け止め、さらにそれに
伴うあらゆる感情を飲み込み合わなければなりません。
そのために批判、評価をするのは当然の行為であり、必要なことです。
ヤフーの掲示板を見て、非常に低レベルな発言が多くてとても悲しく思います。
正当な手段で、堂々と相手に向き合えるようでなくては友好を築けないですよね。


余談になりますが、日本はこれまで『してきた』ことも『された』こともどちらも
教えようとはしてきませんでした。
現在の教科書がどうなっているのかは分かりませんが、これまでのその体制が今の日本人
特有の一風変わった中庸精神を創り上げたのだとすれば、筆者はとても嬉しく思うのです。





戻る