だんだん
道にも
生活臭さが漂ってきて
駅が近い事がわかった
駅に着いて
真っ先に時刻表チェック
・・・・
う〜ん
いい判断
次の電車で
ほぼ時間的にリミット
裏を返せば
危ない所だったが
まあ結果オーライだ
と、ここで
平先生が発言
「ここのあたりに追分温泉という温泉があるはず」
彼にしては非常に珍しい
気の利いた発言である
よいちと私は
平先生には悪いが
本当に悪いが
今までの経験を踏まえて
本気にしなかった
しかし
今回ばかりは平先生
鼻息の荒さが違う
絶対にある、間違いない
との
あまりにも切実なる主張に
我々も本気にならざるを得なかった
でも思い返すと
来る途中に確かに看板あったよな
いってみると
確かにあった
よいちが
「温泉に入ってからあそこの商店でビールを買ってのもうぜ」
と提案
いいねーということで
温泉に向かった
温泉までの道は
かなり綺麗な道で
道路沿いに建っている家も
新しい家が多く
なかなか気持ちいい
井戸端会議をしていた若い奥様方が
「ガンバッテ〜」
と
手を振ってくれて
すごい嬉しかった
でもこの道
だらだらと登るいやらしい坂
登りならはっきり登りにして欲しい
こうゆう道はとても疲れる
ゼーゼーいっていると
追分温泉→
の
看板がある
明らかに思い切り山に入る道だ
嫌な予感がした
よいちは
「おーついたついた!」
と
喜んでいたが
私は直感的に悟った
「これは・・・」
この温泉に来た事があるという平先生に聞くと
「ここから6キロはありますよ・・・」
早く言えよ
あ〜あの角を曲がりたくない
そんな思いで差し掛かった曲がり角
やっぱりだ・・・・
かなりの勾配でしかも狭い
路面も荒れている
かなりの絶望感
よいちは
「鳥海のれんしゅうだー」
と
空元気である
やっぱりこの人はすごい
先回りして写真をとっていた