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ロンドンの人にキタリスのことをもっと知ってもらおう!
キタリスのイベントを手伝いました


バタシー公園内の子ども動物園

イギリスのキタリス保護組織のコーディネーターのリン・コリンズさんから、ロンドンのバタシー公園にある子ども動物園でキタリスのイベントを行う知らせを聞き、行ってみたのですが、結局半日手伝ってしまいました。

4月の末の日曜日。動物園内の売店の脇でささやかなイベントのはじまりです。対照は子どもたち。親ごさんたちにはキタリスの現状と保護を説明するパンフレットを配布します。









子ども向けにキタリスのお面や紙人形の型紙を用意。ちいさな子どもは簡単なお面に熱中。小学生ぐらいになると紙人形に挑戦。クレヨンで好きなように色を塗ってもらいます。









大きなリスの絵に、ヒマワリの種やススキの穂などを糊で好きなように貼って遊んでもらいました。一種のコラージュ遊びという感じで、子供たちへのアピールも大。「次は何の種を貼ろうかな?」と、みんな楽しそうに遊んでいました。







子ども動物園内にはキタリスの檻もあります。当日は機嫌が悪かったのか、あいにく巣箱の中から出てきてくれませんでした。残念!ロンドンにはこの動物園があるバタシー公園をはじめ大きな木がたくさんある大規模公園が何個所もありますが、キタリスを放獣しても、からだがひとまわり大きい北米産のハイイロリスに負けてしまい、定着することは非常に困難だそうです。
ロンドンのように、キタリスが姿を消してから10年以上たつ場所では定着の可能性がほとんどないため、キタリスの放獣はあえて行われていません。(出典:Joint Nature Conservation Committee UK Strategy for Red Squirrel Conservation 1996. Figure 2)

参考文献:
Joint Nature Conservation Committee UK Strategy for Red Squirrel Conservation 1996. Figure 2



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