カッティングシート編 

久しぶりのドレスアップコーナーです。
今回は皆が安価に行えるカッティングシートによる見た目だけコンぺ編です
クラッシックなステッカーも良し!大胆なラインもなんでもありです。

いろいろな356を見ていてどうしても何かしたい欲望にかられていたところちょうど02年度のミィーティングの季節になったので期間限定でゼッケンでもつけて行こう!と決めとりあえずゼッケンの製作に入ったところどうせやるならと、どんどんエスカレートしてしまい遂にはカニンガムカラー仕様になってしまいました。

基本的には絶対ありえないけど'50年代当時のカニンガムが356でレースにでてたらこんな風になるのかなぁなんて思いながら結構楽しんで貼りました。苦労したのはフロント周りで見た目よりかなり湾曲しているため直線に切ったシールなんて真直ぐ貼れるわけないです。(まじめに貼るなら事前に型紙を作って貼りましょう)
ラインと白丸に使用したのは3M製のスコッチカルフィルムで色は「ビビッドブルー」7725-17
黒文字は中川ケミカルのカッティングシートです。

このスコッチカルフィルムは屋外耐候8年という優れた耐久性をもっておりますが恐らく8年も貼ってたら糊が残って塗装が痛みそうのなので適当な時に剥がそうかとも思っております。(焼き付け塗装以外は注意が必要なようです。)
パソコンで自分好みの文字を探しA3で出力します。その後文字をなぞる様にして手でカットしました。
円の直径は45cmとしました。これも手で上からカットします。
位置決め後、石鹸水をスプレー後慎重に貼ります。356のサイドのゼッケンというのは比較的フロント寄りが多いのですが迷ったあげくややフロント寄りの位置にしました。
とりあえずマスキングテープで位置を決めます。本当はボンネットにもゼッケンを貼るつもりでしたがやめました。(時間なさそう)
あたりで乗っけてみたところ。この時点では軽く考えている。ボンネットは見た目よりかなり丸いんです。
1本目貼ります。たっぷり石鹸水をふいて...貼った後もある程度動かすことができます。しかしこの時すでにうまく貼れないことに気がつきました。一生懸命ひっぱりながら貼ります。
シートの下に入ってプツプツしている水泡を可能な限りヘラで抜いていきます。ある程度は時間が経つと乾燥してなくなるようです。堅いヘラはシートにキズが付くので気をつけます。
ボンネット部分終了。R部分はひっぱりながら無理やり真直ぐになるように貼りました。かなり時間がかかります。
今回一番大変だった部分です。フロント周りはもっともRがきついので型紙を作った方が確実です。私は材料の関係でそのまま進めます。とにかく引っ張りました〜。エンブレムは外しました。

いよいよリアです。こちらは楽そう。
バンパー等邪魔なものは外します。
ナンバーはリベット止めでしたので今回はパス。次の機会にボルトとナット化ということで
5cm幅のビニールテープでセンターを決めていきます。(今回は100円ショップにかなりお世話になりました。)
やはりフロント程Rがきつくないので順調!です。
ナンバーの下は貼ってないので少し細めにカットしたスコッチカルで修正することにします。
リア周り完了!昼から始めて気がついたら辺りはすっかり真っ暗です。
とりあえず車庫から出して見てみることに。暗いので良く分かりにくかったですがフロント周りは若干修正が必要かと思われましたが既に夜8時頃なので数字貼りと修正は来週ということで....お疲れさま!でした。
とにかく引っ張って延ばして貼ったのでラインとラインの間隔が平行になりませんでしたねぇ
その対策を1週間考えました。
(バンパーもあった方がバランス良いかなぁとかオーバーライダーは無いほうが良いとか...)
次の週の日曜日に数字貼りとバンパー取り付けその他微妙なラインの修正を行いとりあえず完了!ラインとラインの間に白のカッティングシートを貼ることにしました。これで結構ごまかせます。オーバーライダーも無しでいきます。
今回事前にシミュレーションに使用したのはフジミの1/24スピードスターです。初期の段階ではもう少し明るいブルーを検討しましたが綺麗過ぎてしまいそうでやめました。

356はラインやゼッケンがなくても充分カッコ良い車ですが曲線美豊かな車だからこそいろいろな楽しみ方が出来るのが良いところです。スポーツカーとして生まれた356にとってコンペ仕様というのはもう一つの356の姿なんでしょうね。356クラブオブジャパンの356の多くがコンペ仕様になっているのもうなずけます。(そういうのが本当の贅沢と言うものでしょうね)