バンパーレス編 356くんごめんなさい。

第2弾としてバンパー脱着。正統派からみたら下品かもしれません。
(これは明らかにドレスダウンですねぇ..しかしどうしても外した雄姿がみたかったんです。。)

基本的にバンパーは
安全性を確保するためにとても重要なパーツです。
激突時における人体、ボディ等へ与えるダメージもその有無により大きく異なりますので御注意ください。

リアバンパーの脱着

リアバンパーは比較的容易に完了。
ボディサイドと固定されている部分を取り外す時に四角形状のスクエアビット(3/32")が必要です。
私はベッセル製を使用しました。
後はステーがフレームに計4カ所ボルト止めされていますので外して終了。

少し残念なことにバンパーとボディの間に緩衝材として生ゴムが入っているのですがそのゴムがボディの塗装を変色させてしまっており左右に約5cmぐらいの丸いしみが残っています。ビスの穴も気になるようであればなにかシールでも貼るといいかもしれません。
変色が目立つのはおそらく明るめのソリッドカラーだけだと思います。

フロントバンパーの脱着

続いてフロントです。
はっきり言ってフロント周りは大変でした。
基本的にはリア同様にボディ左右にスクエアのボルトで固定されておりフレームとステーがボルト止めされていますが、更にアルミのリベッでも固定されていますのでそれを外すのが大変でした。
リベットはボディの一部とフレームの固定も兼ねていますので外した後はリベットの変わりにボルトで固定しました。

バンパーを外すと巨大な穴が5つも........これはエアコンのラジエーターを冷却するための送風口ですが当然オリジナルにはありませんし
見かけもよくありません。更にこのままだと虫くんなども入ってきてラジーターコアはゴミだらけになってしまいますので、仕方なくステンのメッシュを裏側から固定することにしました。
ちなみに岐阜のMさんはこの穴をパテで埋めており完ぺきな仕様となっております。(基本的にエアコンついてるタイプは大旨穴が開いてると思います。)

ほんとうは付けたくないナンバープレートですが一応片側のステー用の取り付け位置に取り付けました。少しブラブラしてるけどボディに穴はあけれませんので。

サーキットを走るなら問題ないですが暫くしたら VW用のキャルルック用のバンパーでも付けようかと思います。その前に車検なのでまた元にもどさなきゃ...ひぇ〜

バンパー取れた後はよりいっそう小さく
なったような気がしました。
元々50年代風レーサーが憧れですが、まずかっこ良いとか悪いとかはさて置き個人的にはバンパーレスの方が美しい曲面で構成されたボディデザインが際立って見えると思います。後は好き嫌いと安全性でしょうか。
356シリーズのボディワークというのは実にドイツ的でありながらデザインに関してはとても繊細で当時のイタリアのカロッツェリアにも引けをとらないと思いますし、特にAシリーズには完成されたデザインの姿があるような気がします。確かに機能的にはCシリーズで完全体となっておりますがやはり個人的にはこの小さくて実に丸いボディがとても愛しいこの頃です。(仮に何台も所有できるとしたらアバルト・シムカ1300やアルファの1750,SZあたりなんかが欲しい。)
まぁ実際35年以上前の車だったらカッコがどうのと言う前にちゃんと走れるかどうかということの方が重要になってくるので.....
インターメカニカの場合には少なくてもその部分はクリアしてるから
安心して眺められます。