ROBODEXを観に行ったよ:
長蛇の列

 24日は勤労感謝の日直後の平日だよねぇ…?。でも長蛇の列でした。列の1/8位進んだ所でこの一枚。人は増え続けるし、実はここは2階で、この先更に階段を降りて1階にも並んでる訳だ。入場まで、ほぼ2時間かかりました。不思議と老夫婦なんかも多かったんだけど、これはAIBO人気か?。


ピノ

会場に入ってまっすぐ行くと最初に目に入った物。ERATO (科学技術振興事業団) の北野共生システムプロジェクトの二足歩行ロボットらしい。でも静展示だけで具体的にどんな物なのかわからなかった。あまり大きい物じゃなく小児位の大きさ。


これは何?

 以前CSで観た早稲田大学のアリティに似てる。でも腕が無かったり口が付いてたり。アリティと同じく、目の前にかざされた電球の光を目で追ってた。アリティの時は急に電球を明るくすると、目を閉じて顔をそむけたりと、かなり人間的な反応をしていたけど、これはどうなのかわからなかった。


クラゲと魚

 観賞用(笑)。電源は太陽電池なので光が当たっていれば泳ぐ。でも、クラゲってば、あのモワンモワンモワン、フ〜〜(「何回か泳いで暫く休み〜」みたいに沈んでいく表現だと思いねぇ(^^;)とした傘の動きがいいんじゃないのか?。これは方向性を間違ってるよね。簡単に実現するアイデアは思いつくけど…。


ATRのRobovie

 幼児が異様に気に入っていた一品がこれ(笑)。触感も持っていて、頭とかをなでると「わーいわーい」と言って喜ぶ。今のところは挨拶から始まってバイバイまで、一通りパターン化された行動しかしないみたい。景気の話とか井戸端会議を始めるにはまだ長くかかりそうだ(^^;。

 やたら人に抱きつくセクハラ癖がある(笑)。抱きついた人間の背骨を片っ端からへし折っていったりすると恐いが、パワーを殺すようにギア比が低く調整されているのか、割と手の動きが早いので、近づいた人間がビビる事も何度か…。幼児にパンチ入れそうだった。

 実の所、ロボット自身で解決できない問題にぶつかった時、人間に物を頼むにはどういうのが効果的か、不快感を与えないかというのを調べる目的があるらしい。本末転倒なような気もするが。


テムザックシリーズ

 このシリーズはPHS回線を使ってコントロールするのが特徴で、どっちかというと、操作者がバーチャルリアリティーを実現するための情報フィードバック装置という位置づけ。機体を遠隔地に運べば、居ながらにしてその場所を見、触り、移動できるという発想。左が4型で下が5型。5型は二枚目の写真後方に人が見えるとおり、かなり大きい。完全にパトレイバーの世界だけど、人が乗れる訳じゃない。コクピットに見えるのはカメラを納めたキャノピーなのだ。すぐさま働けそうな感じもする。



ASIMO、P3、P2(反時計回りに)

 残念ながらASIMOは前日行われた一般入場無しのプレス向け内覧会でしか歩かないようだ。でも、とうとう身長は120cm、体重43Kgまで減量。P2なんか、体重は210Kgで、倒れ込まれると確実に潰されるという歩く凶器だった訳だから、凄まじい進歩だと思う。

 この一連のシリーズの弱点は胴体が一体化していて、腰が無い事なんだな。この点ではSONYの2足歩行ロボットの方が一歩リード。いや,椎間板ヘルニアの手術後,一時期胴ギプスで腰を固定された時の経験から,腰の動かない不自由ってのは身にしみているもんだからさ。





ホンダのP1

 映画に出てくるモンスターロボットって感じでどう観ても悪役っぽい。頭部の箱状の物に何が詰まっているかは知らないけど、その下に離れて付いている筒状の物が目。歩く脳味噌って感じでもある。
しかし後ろから見ると歩く冷蔵庫だったりする(笑)。開けるとビールが冷えてたりするといいなぁ…。


新型AIBO

 うちのお袋までが欲しがっている一品。カタログを貰ったけど、中にローンの分割表まで入ってた。値段は安くなってるんだけどね。しかし、コントロールエディタ用のソフトがMacに対応してない。よって却下(笑)。

 思うんだけど、CCDの目で形状認識してる所に、こうやってストロボ炊いて写真を撮られるというのは、ある意味ノイズがバリバリっていうんじゃなかろうか?。その点どうなってるんだろうね?。

 2足歩行ロボット(SDR-3X)の方は時間がくるまで実機の静展示さえ無い状態で写真も撮れなかった。ビデオじゃ頻繁にパラパラを踊ってたが。スローな動きの時はアクチュエーターとして使われているステッピングモーターの特徴が現れて、カカカカッ…という動きになるものの、踊りの様子はなかなか滑らか。上半身や腕の慣性に引きずられて下半身がふらつかないように全身を調律制御しているのがなかなか見事。


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