印度への道
チャパティ
材料(4人分)
作り方
- ボウルにアタと塩ひとつまみを加えて混ぜ、水を少しずつ加えてこねる。水を加え始めると、一応「練り物」と呼べそうな小さな塊がぼそぼそと粉の中に混じっている感じになる。水は粉をこねながら少しずつ加え、全体がやや硬め(油粘土くらい)の「練り物」になるまで加える。
- 粉が全部「練り物」になったら、更に2〜3分こねて全体を均一な硬さにする。こうして生地ができたらボウルにぬれ布巾を掛けて30分以上寝かせておく。
- フライパンを中弱火にかける。油は引かなくて良い(薄く引いても良いけど)。
- まな板に打ち粉(アタでも普通の小麦粉でも可)を敷き、ピンポン球大の生地をちぎって手のひらで丸め、麺棒(またはすりこぎ)で直径20cmくらいに丸く伸ばす。これをフライパンに乗せる。
*慣れてきたら、ここですかさず次の生地を丸めて伸ばしにかかる。
- 表面が乾いて少し膨らみかけてきたら(フライパンに乗せて1分ほど)、利き手に持った箸で生地をつまみ上げて反対の手でフライパンを火から引き上げ、生地を直火に乗せる。すると、10秒ほどで生地がぼこぼこと膨れてくる。
- 裏返して反対側にも軽く焦げ目がつくまで焼く。
おまけのアドバイス
- アタがなければ,普通の(精白した)小麦粉でも何とかなると思います。アタの袋には、ものによって「強力粉」と書いてあったり「薄力粉」書いてあったりします。どっちでも良い訳かな。
- ウチの参考書には、作り方が非常に簡潔に書いてあって、「こんなのでできるのかなぁ」とこわごわ作ったものでしたが、実に簡単にいかにもインドっぽいものができてしまうのです。
- 生地をよく寝かせると直火に乗せたとき紙風船みたいに丸く膨らみます。でも、あんまり膨れなくても大丈夫。生地の芯まで生っぽくなくなって表面に焦げ目がついていればおいしくできています。
- ウチでは以前はギャバンのアタを使っていました。今はソナリのアタを使っています。ギャバンのアタは強力粉。ソナリのは薄力のようです。
- ギャバンのアタは、時間がないときにはプラスチックのボールに生地を入れてぬれ布巾を掛けたまま電子レンジ弱で2分ほど暖めると寝かしを促進できる。ソナリのアタではうまく行かなかった。
- 粉と水の比率は、粉の種類によって異なるようです。ソナリのアタなら、粉300gに水200cc位。気温や湿度にもよるとか。
- ナンに似たパンの作り方(強力粉のアタがおすすめ):
- 粉にあらかじめベーキングパウダー小さじ1/2をよく混ぜて始める。
- 寝かせた生地は、大きめに丸め、厚さ5mm程の長円形に伸ばす。
- コンロの真ん中に付いているグリル(またはオーブン)で焼く。
何となくそれっぽいものが出来ます。生地に卵を加えても良いでしょう。
- 残ったチャパティは、翌日食べるなら室温か冷蔵庫、長期保存ならポリ袋に密閉して冷凍。
- 冷蔵庫に取っておいたチャパティは、ごく弱火の直火でゆっくりあぶると、パキパキのお煎餅のような食感に仕上がります。できたてとどちらが好きかは人によりますが…
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