シマリスの爪を切りたいのだけれど、どうやったら良いのか分からない、と言う声にお応えして、アリスの爪切りはどんな方法でやっているのかお教えします。皆さんのご参考になればうれしいです。
※なお、以下の記述はべた慣れの手乗りリスでやっている方法です。くれぐれも無理はしないようにしましょう。どうしても無理して切らなきゃいけない爪でもないですよね？
【爪切りの道具】
人間用の爪切り（小型の、よく切れるもの）
【いつ爪を切るか】
できれば眠っているとき、そうでなければ眠たくて手の中で丸めておけば眠ってしまいそうなとき。
【どんなふうにリスを持つか】
左手に丸めておく（右利きの場合、以下同じ）。左手を身体の前で横向きにして軽く丸めておいた中に、親指側にリスの頭が来るように、リスの腹を上にして丸めて寝かせる。
【爪を切る手足の固定の仕方】
爪を切る手足を右手の親指と人差し指でつまんでちょっと伸ばしておいてそこを左手の指（大抵は親指と人差し指）をうまく使って固定して、右手で爪切りを使う。
【どのくらい爪を切るか】
週に一度爪を切っているアリスの場合、０.５〜１mm
深爪厳禁！！
・・・リスの爪には血管が通っています。リスの爪を裏から見ると、根本に近い方は中心に黒い筋が走っていたり色が違って見える部分があります。ここまで切ると出血してしまいます。（大昔に飼っていたハムスターで知ったのでした・・・）
【爪を切る瞬間の心得】
いきなり「パチン！」と切らず、爪切りの刃をゆっくり閉じて、刃がリスの爪の切りたいポジションにさわっていることを確認して、「うにょっ」とゆっくり切る。（結果的に「パチン」となるのは仕方ないことでしょう）
【手の爪を切るときの注意点】
足よりも手の方がリスが敏感にいやがる。意外に強い力で振りほどこうとするけど、リスの手をあまり引き伸ばさなければあきらめてくれたりするので、リスが振りほどくのをあきらめそうなポジションでしっかりとつかまえておく。
注意！アリス家ではアリスの爪切りはアリスちちのお仕事です。ぶきっちょで爪切りの下手なアリスははがやったら、なっかなか切れない（切らせてもらえない）だけでなく、時々、切った時に「ギャッ」とか「キャイ〜ン」とか鳴かれちゃったりして、はたまた、深爪で血を出させちゃったこともありました。それ以来、アリスはははアリスの爪切りをしていません。 くれぐれも無理は禁物、です。
《おまけ》
どうしてもリスの爪を切らなくてはいけない状況になってしまった、 でも自分には爪切りはやっぱ無理かも、という方は、 獣医さんに切ってもらうことをお勧めします。 アリスが最初に爪を切ってもらったシマリス先生は、それは見事な爪切りさばきでした。 リスをちゃんと診ることのできる獣医さんにご相談してみてください。
＝＝おしまい＝＝
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