あとがき

やっと終わりました。長かったです。お付き合いいただきありがとうございました。
考えてみれば第1章を2000年の7月に書き始め、終わったのが今年の8月、
2年以上かかったんですね(笑)
たかがこんな話に…

前にも雑記帳で書いたのですが、この話の元になる話はなんと1985年に「綺沙羅」
というサークルで出した「夢十夜」というオフセットに載っています。
当時は「銀河英雄伝説」(小説版)にはまっていたので、あちこちに影響を受けてますね。
そのときは3ヶ月くらいで書いたんですが、もう若さがないので時間がかかっちゃいました。
3ヶ月くらいといってもいっしょに当時サークルをやってた島津 和夏ちゃんは私よりずっと
はやく原稿をあげていて、足引っ張りまくってました。
この場を借りて今さらながらごめんなさい!

で、今回DEEP BLUEに載せるにあたって、かなり改定しました。
当時よりえっちなシーンが当社比120%UP(笑)ついでに、
登場人物の名前とか、特にエンディングなんかはかなり変わっています。
だって、そのまま載せられない事情が…聞かないでください(笑)
しかし、内容はほぼそのままです。
ということはつまり、自分で時代考証が間違ってるのに気づきながら載せていたり、
まあいいかで、そのままにしている設定が多々あるのです。
と、いうことで誰かに突っ込まれる前に、とりあえずかなりおかしいところはここで
自己突っ込みしておきましょう。

自己突っ込み
(1)義輝と健光の年齢。
初陣が13歳。…ちとおかしい。数え年で13って今で言う11歳くらいですね。
元服してないんじゃない?

(2)時代考証滅茶苦茶じゃん。
平安時代と鎌倉時代がちゃんぽんになってるような…。
しかも義輝は、河内守朝臣とか言ってるけど父親が健在で17歳がそんな位を貰えるのか?

(3)家屋がなんか変。
夜にそんなおっきな声を出しちゃいけません(笑)
当時は障子や襖しか家屋の仕切りはありません。

(4)そんなにすぐに死後硬直は始まらないよね。
今ならわかります。当時はあんまりわかってなかったのね(笑)

もっと致命的な間違いもあるかと思うのですが、これ以上書くと落ち込むのでやめときます。
私は歴史が苦手なんだよ!だって、書いてからいっぱい後悔したんです。
歴史がわからないのに、適当に歴史もの書いちゃったよーって…
ごめんなさい。もうこれは日本のようで日本じゃない場所の話として、
開き直るしかないですね。

そして、ごめんなさいついでに…実は登場人物の名前は、適当に古っぽいのをとおもって
つけたのですが、なんと先輩の弟さんの名前だったとか…
こんな失礼な内容に使ってしまって、ごめんなさーい!
全然知りませんでした。

20020824UP

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