部屋案内へ…

Corega/FEther USB−TX(CG−FEUSBTX)
 お気に入り度:☆☆☆☆☆(USB1.0では限界か…)
 製品リンク:FEther USB−TX
 メーカーリンク:Corega
 ドライバリンク:Windows98/Me/2000対応

今回はUSB接続のLANインターフェース装置です。

ネットワークにはコレガある」っつーキャッチコピーで有名なCoregaですが、確かにLANカード、ハブ等の製品が充実しています。
うちのノートパソコンも、CoregaのFastEtherII CB-TX(PCカードのLANカード)を愛用しており、速度的にも(CardBus用だから、というのもあるだろうけど)満足してます。

では、何故に今更USBか?レビューのためか?
←いやそんなわけないっす

ええと、うちのノートPCにはPCカードスロットが1スロットしかありません。LANカードを指すと、他に何も使えません。
特に不自由なのは会社で個人メールを読む時で、H”用の通信カードと切替える必要があります。
しかも、ネットワークに接続されている状態でLANカードを解放すると、(うちの環境の関係かもしれないが)別のカードを使用して戻した時に変な挙動になり、再起動が必要になります。

そんなわけでUSB接続ならば、USBハブを用意することでいくらでも差せる、と、LAN接続のUSB化となったわけですが…

その前に、各種通信速度について
 USB1.0 12Mbps
 USB2.0 480Mbps(まだ対応OSが無いですが)
 10BASE−T 10Mbps
 100BASE−T 100Mbps


で、当然うちはUSB1.0でして。12Mbpsといってもあくまで最大値で、今回使用したFEther USB−TXの仕様は最大伝送速度8Mbpsになっています。(同じUSBハブに高速通信が発生する機器を接続している場合は、更に遅くなります)

自宅では100BASE−Tで家庭内LANを組んでいるものの、会社はまだ10BASE−T、ましてH”と併用する時は会社で使用している時だけ、と、伝送速度については気にしていませんでした。

が…
遅い…遅すぎる…

同一USBハブで併用しているものは、
 USB KM(PS/2キーボードを接続。キーを打たなければ通信は皆無)
 USBマウス(これも大きなデータをやりとりしているとは考えにくい)
と、いった状況なのに、非常に遅く、例えば、


検索中…

検索中…

タイムアウトしました



と、8MbpsどころかM(メガ)出てるんかい貴様!といった感じでして。


この時点で破棄決定なんですが、いちおうCoregaの名誉の為に、USBハブを使用せずに、USBポートへ直接接続して使ってみました。

タイムアウトしました

ああ、そうだ、きっとPCカードのLANアダプタ用ドライバが入ってるからダメなのかな、とドライバを殺してみると…

タイムアウトしました

きぃーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!

※タイムアウト…タイムアウト…とありますが、何度かやっていれば繋がります。繋がった後も相当遅いですが。


と、いったわけで、破棄です。
100BASE−T対応とは言え、結局は10BASE−T以下の速度であること、USB機器でもホットプラグ(抜き差し)は自由ではなく、Windowsに”抜いてもいいっすか?”とお伺いを立てねばならず、USBポートしか搭載されてなくてLANに繋げたい、という方以外は、素直にPCカード等で繋げた方がいいです。

で、結局H”の通信手段をPCカードからUSBに変えることに。初めからそうしておけばよかった、とか言わないように。いちおうH”をPCカードのままにしておきたい理由があったんです。

現在、H”で通信を行う手段として、ノートパソコン以外にザウルスがありまして。当然、USBポートは無く、PCカードを使用するので、ノートパソコンとザウルスのPCカード資産共有ができるわけです。
(ザウルスでLANカードは使いませんし)

が、LANカードはやはりPCカードでなければ(速度的に)ダメということで、結果的にH”用USB通信ケーブルを買ってしまいました。
そのレポートは後ほど…
(…レポる為に失敗してるわけじゃぁないんだけどなぁ…)