06GW八甲田・岩木山スキー山域 八甲田・岩木山
2006/4/28(土)〜5/2(火)
メンバー:Sさん、Goroちゃん
注意:この記録についておきたトラブルについては、
全く責任を負えませんのでご了解下さい!!

昨年に続いての八甲田ツアーでっせ。
今年は、高田大岳下れるか?


《プロローグ》
「酸ケ湯ってさぁー 何日まで予約してたんだっけ?」
「4泊だよ」
「えーー!!そうだっけ?それは、やばいなぁ。4泊5日だよね。前日移動も含めて6日って感じじゃん!」
5月3日の朝には、家にいないと絶対まずい!!

という経緯で、これ以上縮めると、湯治部に入れない超短期3泊に変更。

4/28(金)
前日は、案の上、Sさんが先に運転していただいているのを良い事に、
助手席と後部座席の薄情な同乗者は、缶ビールをプシュッっとやってしまうのでした。
箒場岱コース
4/29(土) 晴れ

八甲田ロープェイ駅
そして、今年も、来ました、八甲田ロープウェイ駅 いるいる、気合の入った方達。 もう並んでるぞ。 2年目で、少しは勝手がわかった我々は、 どうせ、今日は箒場岱コースだけだもんね。 慌てて行っても、臨時がドンドンでるから、大差ないって!! と余裕かます。 ところで、朝のお勤めがしたいなぁ。 まだ、駅の中には入れないし、ドースル? 「酸ケ湯の暖房入トイレに行きますか?」 って、ことで、車を酸ケ湯に向ける。 お勤めすませた後も、 まだ、ちょっと時間あるから、 「睡蓮沼でも行きますか?」 「OK、OK」 「うほぉーーっ!! サイコー!! 雪がまぶしいぜぇ!!」 おどけて、記念撮影しまくり。 って、効率的に時間をつぶして、 ロープウェイ駅に戻る。

記念写真風
それでも、山頂駅に着いたのは9:35。 一年ぶりだねぇ やっぱ、いいねぇ 田茂萢からのはじめての滑走で、 感触を楽しんで、 井戸岳への登りにかかる。 すこしだけ、スキーでがんばったが、あえなくつぼ足に変更。 一気に赤倉岳へ到着。

赤倉岳大斜面:Sさん
あいかわらず、すげーなぁ、この大斜面。 上部急傾斜を数ターンしたところで、 撮影モードに、 Sさんを、なんとか激写。 次は、Goroちゃん!! 遅いなぁーー どーしたんだろ。 「なにぃ!!下にいるじゃん!!」 視界外のルートで下ってんの。 こちらも、急いで、下る。 何回か尻もちついちゃった。 それでも、春の雪は腐ってるんで、 恐怖感無いんだよね。

赤倉岳大斜面下でビール休憩
あっと言う間に、急傾斜部分を通過し、 潅木の生えている、例のポイントに着く。 休憩タイムなのだ。 ビールで乾杯!! 「うひょー!こたえられねぇーなぁ。」

赤倉岳大斜面:腰がひけてるぞぉBunazuki
そして、恒例の、ハイクアップ。 今度は、空身で登り返す。 寝不足とビールでコタエル登り。 それでも、30分で上がる。 シールを剥がして、 さぁーもう一回、空身の気持ち良い滑り。 あっと言う間に、おわっちまったぜ。 樹林帯に入り、 ワシダケ置いていかれながら、 なんとか13:30分に箒場岱バス停が見えたときは、 ちょうど今、バスが出発してるところだった。 まぁ、そういうわけで、"味噌おでん"をさかなに、 また乾杯になってしまう。

夜は、ホタテにイカ!!
それでも、今日は、買出しの日なので、ボケボケしてらんない。 青森の駅近くの市場やAOGAの地下の市場は、 店じまいが早く、5時には完全に終ってしまう。 早く行かないと、今晩のホタテが食えなくなってしまう。 なんとか、4時過ぎに、間に合い、 無事に、ホタテとイカを買出せた。 もちろん、地酒も買出し酸ケ湯へ反転。 酸ケ湯の大浴場につかり、 夜は、あっと言う間に酩酊!! 「幸せぇーーー!!」
コースタイム:八甲田ロープウェイ山頂駅9:35→10:45赤倉岳11:00→11:45ハイクアップ開始→12:15赤倉岳→13:30箒場岱バス停
酸ケ湯〜仙人岱〜高田大岳〜谷地温泉
4/30(日)雨のち 晴れのち雨
やっぱ、酸ケ湯は、朝風呂じゃん!
昨日は、早く酔いつぶれてしまったので、
5時半から起き出し、ひとっ風呂浴びてくる。
風呂上りには、朝とは言えど、
「やっぱりビールですな。ウメェー!!」
「今日の天気は、どーかなぁ。曇りだけど。。。
うん?何の音?」
「川の音じゃないの?」
「こんなに音したっけ?」
窓を開けたら、
「げぇーーっ!!雨だよ!!雨!!結構、つよいぜ。
日和日かぁ。温泉まったりだなぁ。三内丸山遺跡見学かぁ!!
たまには、こんな日もいいねぇ。」

「じゃぁ、もう1缶。プシュッ!!
ウメェー。ふとん、もう一回入ろうかなぁ。」
って、完全に戦意喪失モード。


硫黄コース入口
「ちょっとさぁ 外が明るいぜ。 あっ!!雨上がった。青空出てきた。ドンドン広がってる!! えーーー!もう2缶も飲んじゃったぜ。 どーする?」 「一日、観光で潰すにもつまんないしなぁ。」 「行くの?今から?2缶も飲んじゃってるよ。」 「俺1缶」 「うーん。じゃぁ、とりあえず、がんばらずに、行けるとこまで。っと、 いう事で。仙人岱まで行って見ますか。大岳周回コースでもいいぞ。」 ってことで、出足おそくスタートする。 途中、硫黄コースに入り、仙人岱へ着く。 「うーん。天気持ってるねぇ。 高田大岳行きますか?」 「明日も、天気良くないみたいだし、 行ってみますか?」 大岳周回コースの鞍部から沢を滑り、小岳の北側をトラバースして、 高田大岳の鞍部に回りこむ。 このルート思った以上に早く回りこめた。

赤倉岳大斜面:高田大岳への登りより
それでも、高田大岳への登りはつらい。 最後は、夏道をがまんして山頂へ飛び出す。 さて、さて、憧れの、畏怖さえ感じる高田大岳斜面です。 ほんとに、俺で滑れるんかい?大丈夫なのか? 滑降ポイントには、10人ぐらいのパーティーが2つ。 「げぇーっ!!ここ滑んの?下、見えないじゃん!!」 どーすべぇ!!

高田大岳滑降ポイント
すぐに、1パーティーが右の潅木帯沿いに滑走するを見て、 少し落ち着く。 なーんだ、そっちか。ビックリしたなぁ。 滑走ラインが、急なほうしかないと、勘違いしてたじゃんか。

高田大岳大斜面
休憩後、いよいよ滑走なのさ。 天気もガスッってきたので、 急いで滑走開始。 はじめの数ターンは緊張してたけど、 直ぐになれてきて、小回りができないワシでも転ばずに滑れる。 斜面が大きく広がる。できるだけ右寄りを滑る。 兎に角、広くて、長い!! 「気持ちええーーっ!!」 思わず、奇声も出てこよう!ってなぁ、気持ちよさ!! これが、高田大岳大斜面かぁ。 十分堪能して、斜度の落ちたところまで、滑る。 無事に皆滑走終了!! ワインで乾杯。 「いやぁー、ここはすげぇー。スケールが違うなぁ。」

谷地温泉バス停
谷地温泉に出たが、最後は雨に捉まる。 3人で、酸ケ湯に戻るより、 1人が戻って、車で迎えに来てくれれば、バス代がうくじゃん!! の提案で、Sさんに代表して、戻って貰う。 Sさんすいません。
コースタイム:酸ケ湯9:05→10:00硫黄コース分岐10:15→10:45仙人岱11:00→11:55高田大岳・小岳鞍部12:13→13:25高田大岳‐滑降ポイント14:00→14:35大斜面下→15:05谷地温泉→15:10谷地温泉バス停
傘松峠〜駒ケ峰〜猿倉温泉
5/1(月)晴れ 風強し
昨日は、随分興奮して酒がすすんでしまった。
今日は、南八甲田でも行きますか?って感じで、
癒し系のスタートなのさ。
天気は予報が変わって、ピカ天だけど、風が強い。
ロープウェイも運行休止らしい。
ロープウェイツアーの方、湯坂を登るはめになりました。
ご苦労さまです。

傘松峠で、2人と荷物を下ろし、Sさんは睡蓮沼に駐車して走って戻ってくる。
さすが、ウルトラマラソン完走者!!


高田大岳と小岳
雪原に入りスタートするが、 なんか腹の調子がおかしい。 「下痢だぁ!!」 複数回、苦しんだあと、やっと持ち直しはじめたころには、 2人は森の麓で、笑って待っていた。 「どうも、南(八甲田)は、下痢に付きまとわれてるねぇ。 夏来た時も、きのこで腹こわしてんじゃん!」 「へっへっへっへっ」 急な斜面を1ケ所つぼ足で越えた以外は、 ずーっとシールで上がっていく。

駒ケ峰への登り
ところどころ、赤テープに導かれながら、 ニセ駒を経由しない、トラバースルートへ。 駒ケ峰手前で休んでいると、 キタキツネと間違えた芝犬を同道したソロのテレマーカーに追いつかれる。

櫛ケ峰
駒ケ峰へ登ると、櫛ケ峰が見えるが、 鞍部まで下って結構登り返す。 ほぼ、この辺で、またもや戦意喪失。 「風も強えーし。 引き返しますか?」 「いいよぉ」 今年は、高田大岳下れただけで十分だよぉ。 ってことで、反転する。 駒ケ峰の斜面を 楽しんで滑る。

練乳がけ
下ったところで、氷の練乳がけ。 「いやぁー!!サイコーっす!!」

地獄峠へ:Bunazukiベストショット
猿倉までは、稜線沿いにテキトーに行くと、 気持ち良い右側斜面が出現!! 地獄峠方面らしい。 シュプールもあるので、 「ヤッホー!!」で滑走開始!! 「いやぁー 南は人いないねぇーー!! 気持ちええーー!!」

猿倉岳大斜面
下りきってから気づくが、 稜線通しに猿倉から下る斜面が結構スゴイ!! あれは、来年の課題だな!!って、 また、ビール飲みながら、話している。 沢沿いに修正して、右岸から左岸に渡る。 乗鞍コースのプレートのルートに合流して、あとは、番号を追って、 下れば、猿倉温泉に着いた。

ホッ タッ テッ !!
ここでも、Sさんに走ってもらって、車を回収しする。 最終の夜なので、やっぱり、青森にホタテを買出しにくだるのさ。 夜は、酔いに体を任せる。明日は、本当に滑るのか?
コースタイム:傘松峠8:40→9:30急斜面下→10:35駒ケ峰下10:45→11:15駒ケ峰11:20→11:30休憩11:40→11:55猿倉岳対岸雪原12:10→13:20猿倉温泉
岩木山:鳥海山〜百沢コース
5/2(火)曇りガス
朝起きると、酸ケ湯はガスの中だった。
視界の利かないなか、
清算を済ませ、
ついでに、来年の予約も済ませ、出発。
早朝の、弘前市内を桜を見ながら通過するが、
岩木山のガスは全然きれない。
岳温泉から、一番のバスに乗るが、終点でも、ガスの中。

百沢コース滑降ポイント
弥生コースの状況をパトロールの人に尋ねるが、 このガスで、行ったことがなければ、薦めない!と言われ、 いさぎよく、断念。天気悪ケりゃ、楽しくないもんね。 百沢コースに変更。

ガスで全然見えません。
出だし思いっきり急で、ターンの度に、座り込む始末。 なんとか、滑ったけど、晴れてたらもっとシビアかな。 尾根の分岐でマズッテ、ゲレンデじゃない方を下る。 沢沿いに急斜面を右に左にトラバースして、 修行のような滑降。

終点百沢スキー場
最後に、夏道からゲレンデに戻り終了。 いやぁー もうおなか一杯ですわぁ。 バスで、岳温泉へ戻ると、温泉へ。 ぬるい露天風呂に漬かったけど、がまんできずに、暖かい内風呂へ。 大鰐弘前IC近くの中学校の前のラーメン屋で昼食をとって、打上げ。 名前忘れたけど、改装したばかりらしく、結構うまい。

仙台駅コンコース2F
仙台駅へ移動し、後半カヌーへ転戦するSさんと別れる。 予約の新幹線がくるまで、Goroちゃんと、 駅のコンコースでワンカップがツーカップ、 スリーカップなのさ。 電車の中でも、 フォーカップ、ファイブカップ、シックス。。。。 「もう、東京かよ!!」
コースタイム:9:25リフト上→10:251000m付近10:35→10:45百沢スキー場



<コメント>
高田大岳大斜面ばんざあーい!!南八甲田は、初めてだけどいいねぇ。それと、岩木山弥生コースは来年です。