4/26(土) 晴れのち雨 | |||||
年々、出発が遅くなる。初日はどうせアプローチだから、気合も乗らない。まだ走行距離2500KのSさんの新車カルディナで、ノコノコ東京を9時頃出発。環八を避け、入間ICより関越へ進むが、朝からビールをいただき、助手席で大イビキをかいてしまった。関越トンネルを抜けると、雲が厚く雨も降り出し、予報通りの天候となる。北陸道に入ると、風強く、風力発電の風車が力強くまわり、日本海も大荒れだ。能生でおり、買出しをする。 本日の目玉はカニッ です。なんと言われようと、カニッです。が?本日まで休み?だとお おりゃぁっ〜。 カニ屋横丁は閉まっていた。カニを喰いながら、入山祝という献立が大きく崩れ去ってしまったではないか。意気消沈しながら、代役として能生の甘えびとイか刺しを買出し、笹倉温泉に向かう。今年は残雪が多いとのことで、笹倉温泉の先の公園でテンパルが、周りに雪が残っている。満開の桜の下で、Goroちゃんチョイスの清酒「君ノ井」を熱燗でいただき、入山祝とした。夜中まで、雨が降り続いた。 |
|||||
コースタイム:東京9:00頃→16:00頃 笹倉温泉先公園(泊) | |||||
4/27(日)晴れ | |||||
夜中に随分入山者がいた。起床すると、まだガスが立ち込めていたが、朝飯を作っている間に、晴れてくる。山スキーが多いようで、ボードはいない。公園の対岸へ橋を渡る。直ぐに雪が出てきて、スキーを履く。尾根を絡む九十九折の林道を進む。幅が狭い45度近くの急斜面が続き、慎重に通過する。尾根の右側に回りこむと、焼山が見えてきた。
シールが効く斜面を気持ちよく進む。馬力全開山スキーペアーにあっという間に抜かれる。昼闇山が至近になると、駐車場のように広いアマナ平に出る。本日一番の急斜面を、先行パーティーのトレースに導かれながら、左よりから斜登行を繰り返すと、北面台地の一画に飛び出した。
画像や雑誌の記事では見ていたが、予想以上のスケールだ。真っ白い広大な緩斜面が目の前に開けた。 いくら言葉を尽くしても表現できない大きさだ。正面に焼山、左に影火打、火打本峰から空沢山へ続く尾根、右に昼闇山、高松山へつながる尾根とに囲まれた真っ白い世界。頭の上は快晴。文字通りのスキー天国です。 Goroちゃんは調子上がらず、Sさんと私は1700mぐらいまであがる。そこから滑降にうつる。少し下で待っていたGoroちゃんは先にワインで乾杯している。雪は腐っていて、角度も緩く、斜面も広く、私らパーティーでも十分楽しい。 あっと言う間にお楽しみは終わり、気の抜けない九十九折に入り、絶対転倒してはいけないトラバースが続く。一番危ないところは越えて、休憩を入れて直ぐに、Sさんが見事に斜面からずりおちたが、コンクリートの塀で止まった。外傷はあるが、他にダメージは無いようで、笑い話で済んだようだ。最後はボロボロになりながら、帰還。
カニッをカニ屋横丁で3バイ+1甲羅(サービス)=1500円昨日の雪辱、 で買出して、上越市経由で笹ヶ峰へ移動する。 |
|||||
コースタイム:公園6:35→8:00 800m付近 8:05 →8:40 980m付近 8:55→9:45 北面台地下端 10:15→11:00 1450m付近 11:45→12:20 1700m付近 →13:00 1450m付近 13:10→15:00 公園⇒上越市経由にて笹ヶ峰へ移動 |
Goroちゃんの写真のページへ |
![]() |