鬼石沢(大滝沢) 山域 丹沢
2003/11/23(日)
メンバー:SOLO
注意:この記録についておきたトラブルについては、
全く責任を負えませんのでご了解下さい!!

 久しぶりに、用事がなさそうな3連休。突然思い立つ山行としては、丹沢にでも、って話になる。とはいっても今更、大倉尾根はなぁ〜。今年は夏らしくない夏で、沢登りに1回しか行けてない。沢ってまだOKかなと思って、ダメだったら、尾根歩きに転換できそうな鬼石沢を目指す。



11/23(日) 晴れ
うつら
うつらして、もうガマンできなくてシュラフを這いだして、テントから出ようと思ったら、自宅の布団の中で6時過ぎだった。トイレの窓から覗いた塔ケ岳方面は厚い雲に覆われている。そこまで行ってみて、だめだったら帰ればいいやと、地元の利で仕度をする。昨晩の天気予報でおどかされたほど、今朝は寒くはない。ご飯にふりかけをかけて朝食とする。途中、コンビニに立ち寄って、きっかり1時間で大滝橋に到着。大滝沢のナメを眺めながら、進む。マスキ嵐沢出合を過ぎて、九十九折を登ると、雲が晴れてきて、青空が拡がってくる。一軒屋避難小屋で、渓流シューズに履き替えて登山道と別れる。仕事道沿いに進み、堰堤を越えて、そのまま尾根に引っ張られかけて、沢におりる。正面にナメ滝があり行き止まりかと思われる時に、沢が左に曲がりF2に出会う。右から越えると、F3 20Mだが、もちろん巻く。右のルンゼから越えるが、取り付きがはっきりせず強引に直登して越える。
F2 10m
F3 20m 登れそうだが下段上部がフリクション?
F4を越えると、好ましいナメが続き左に曲がると、沢の由来と言われる鬼石に着く。画像で見ていたがスケールが違い、道理で人が右の岩の間を潜り抜けれる訳だ。岩の中を抜け、中年ビール腹をずりあげる。大岩を載せた堰堤で休む。風もなく、11月としては暖かく、静かな沢だ。奥の二俣から先は、倒木がうるさいところが続く、8M CSは立てかけた流木で足場があり無事通過。ツメはすっきりと登山道に出た。
F4 7m
鬼石岩
畦ケ丸避難小屋までの登りの坂からは、白く化粧した富士山や3つのコブを連ねた御正体がまじかに眺められた。山頂で昼食を取り、下山。紅葉は、もう過ぎていて、葉は落ちてしまっている。帰り道、見所を探したが、一軒屋避難小屋からのトラバース道ぐらいしか良いところはなかった。
一軒家避難小屋付近の紅葉
コースタイム:自宅7:00→大滝橋8:10 →9:00一軒屋避難小屋9:10→10:16大岩の堰堤10:26→11:00登山道→11:06畦ケ丸山頂11:30→12:20一軒屋避難小屋→13:16大滝橋



<コメント>
思った以上に暖かかったので、楽しめた。植林体が多く、少し興ざめだが、難しいところもそんな無く、濡れなかった。夏にもっと濡れに来たいところか?