7/13(土)曇り時々キリ |
「これは、気管支炎ではなくて肺炎ですね。安静にして下さい。」「ゲぇっ!あの来週末、山に行きたいのですが...」「う〜ん。順調に行けばいいですが..来週もう一度来て下さい。その時に判断します。」

嶮岨森 |
どうも、咳きが止まらないので、医者に診て貰ったところ、山行き一週間前に肺炎と診断されてしまった。一週間、強い咳止めや抗生物質の薬を飲み、何とか許可を貰った。たび割7切符は安いので(¥14,500で盛岡往復)4時半の東海道線に乗り東京へ向かう。

ハクサンチドリ |
Goroちゃん、Sさんと合流すると、朝6時から、缶ビールを出してくる。車内は結構混んでいる。盛岡に着き、9時45分過ぎの八幡平山頂行きのバスに乗る。八幡平山頂バス停は、ガスが出ているが、それでもたくさんの観光客やハイカーでごった返している。八幡沼で弁当を食べ、とりあえず山頂を踏んで戻る。車道を少し下り、山道に入る。体調をみながら歩いていくが、まあまあの状態だ。分岐から畚岳に登るがガスで展望は無い。ハクサンチドリやシロシャクナゲが咲く道を進む。諸桧岳手前で、今晩のおかずにコゴミを取る。前諸桧の下りでは右手に大沼?、嶮岨森に登り返すと左前方下に鏡沼と、アオモリトドマツの中に沼が点在している。途中、Goroちゃんが笹の枝を耳に刺してしまい負傷。

大深山荘水場の花畑 |
大深山荘は、焼石連峰の避難小屋に似た形で、年季が入っているが、地元の方が良く手入れしてくれている。Sさんが、水場から帰ってきて、お花畑の中にあることを知らせてくれたので、見に行く。

ワタスゲ |
ニッコウキスゲとコバイケイソウが斜面を一面埋めている。その晩は、結局私らの貸切になった。
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コースタイム:11:40八幡平山頂バス停→八幡平山頂→八幡平山頂バス停13:00→13:15山道入口→13:27畚岳分岐→畚岳山頂→13:39畚岳分岐→14:15諸桧岳手前14:25→14:30諸桧岳→15:25嶮岨森15:35→16:30大深山荘(泊) |
7/14(日)雨雨雨雨〜 |
夜半から、台風に刺激された前線の影響で、雨が降り出す。大深岳まで行ってみて、判断することにする。稜線に出ると、雨は降っているが、風はないので、三ツ石山までの縦走路へ入る。八瀬森方面への分岐を分けて間もなく、ザレテいるところで、私がスリップしたのにつられて、Sさんもバランスを崩し笹の斜面へ滑る。進んで行くと、道にかぶさる笹が深くなり、あまり人が入っていない様子が伺える。小畚山の急登を上ると、平坦な尾根が続き、晴れていたら、稜線漫歩といった道だ。ガスの中から大岩があらわれると、三ツ石山だった。岩手山の地震観測用のポールが立っている。松川を挟んで向かい側の、下倉山から距離を測っているらしい。雨もやまないので、三ツ石山荘までくだり、昼食とする。山荘のまわりも湿原で、ニッコウキスゲが山吹色に咲いていた。ますます強く降る雨の中、ぬかるんだ道を松川温泉に下り、峡雲荘にて入浴し(¥400)打ち上げ。白く濁った良い湯だった。タクシーで八幡平バスセンターまで出て(¥2,260)、盛岡駅行きのバスを掴まえる |
コースタイム:5:00起床 大深山荘6:26→6:47大深岳→7:30小畚山手前7:40→8:00小畚山→8:50三ツ石山8:57→9:30三ツ石山荘10:00→11:051100m付近11:10→11:35松川温泉13:00==13:25八幡平バスセンター |