北八甲田:赤倉岳〜大岳〜高田大岳 山域 八甲田
2001/7/20(金)〜7/21(土)
メンバー:Goroちゃん Sさん
注意:この記録についておきたトラブルについては、
全く責任を負えませんのでご了解下さい!!

ぱんぱかぱ〜ん!!第七次夏山登山隊は本州最北の青森県に突入。
今回は、あの「酸ケ湯」ベースで日帰りピストンです


7/20(金) 晴れ
3連休なので、たび割7キップが結局取れなかった。レール&レンタカー切符にて移動。今回のベースは全国的に有名な「酸ケ湯」だが、湯治部があり、自炊で格安で宿泊できる。もちろん!!温泉入り放題だっ。3泊以上が条件で、一部屋3人で基本料金一人一泊2500円+入湯税150円+消費税=2775円だった。今時、この料金で北アの山小屋に素泊まりは出来ない。今回はネットで予約。随分便利になったものだ。8:12発のやまびこで集合。入山祝いの酒盛りをしながら、11時前に盛岡に着いた。レンタカーを借りて、地元出身者から情報を入手した「盛岡食堂」にて、冷麺大盛を頂く。盛岡ICより東北道を北上し、黒石ICで降りる。ジャスコで買出し、今晩のお刺身だけ、市街の魚屋で調達。酸ケ湯にチエックインし、夕方だったが、蔦の七沼に向かう。霧が出ていて、天気は良くなかったが、蔦沼から鏡沼に回ったところから、大木があらわれはじめる。キノコを見つけ採取。蔦温泉のおじさんに見てもらったら、食べられるとの事。夜は千人風呂に入り、祝宴。おそるおそる、キノコも食べてしまった。 蔦の七沼のブナ
ブナの写真のぎゃらりーを作って見ました

焼いて食べてしまったキノコ
7/21(土)晴れ
観光旅行にきている状態で、朝もなかなか起き出さない。6時半少し前に酸ケ湯を出発。鳥滝沢源頭をトラバースして行くと、下毛無岱に出る。視界に、北八甲田の全容が広がった。花の時期は過ぎている様子だ。急な階段の斜面を上がり、上毛無岱にのると、眼下に下毛無岱の湿原が見下ろせる。左手には岩木山も見えてきた。沢の右岸沿いの尾根を上がって行き、右にトラバースしはじめると、大岳避難小屋のある鞍部に出た。立派な小屋だ。左手、井戸岳と赤倉岳を往復。井戸岳の火口内部は残雪が多く残っている。北方に、北海道らしき山影が遠望される。戻って、大岳まで登り返す。山頂は、百名山ツアー団体等が仙人岱から上がってきて、大賑わいだ。下北半島の左側に見えていたのは、やはり北海道だった。仙人岱に下ると、名残のチングルマが咲いている。おいしい湧き水を摂取。高田大岳に向かう。分岐からは、ガクッと人が減る。小岳を越え、鞍部でプラムを食べる。ウマイ!!急登を上がるが、GoroちゃんちゃんSさんに付いていけず、3分遅れの高田大岳山頂だった。山頂は、赤とんぼの大群舞で、口をあけてたら入ってきそうな密度で飛んでいる。南八甲田の左奥に、十和田湖も見える。ここまで、我慢してきたビールで乾杯!!山頂からは、転げ落ちそうな急坂を下り、傾斜が緩んでくると、ヌカルミ地帯に突入。ヌカルミを避けて通過しようと、力が入ったり、無理な姿勢をとったりで、体力消耗。谷地温泉に近くなると、気持ちの良い白い樹肌のぶな林が出てきた。ずっと休み無しで、谷地温泉に着く。¥300で入浴し、バスで酸ケ湯に戻る。 4枚とも撮影はGoroちゃんです

眼下に毛無岱を望む

大岳避難小屋

小岳からの大岳

小岳との鞍部付近からの高田大岳
コースタイム:酸ケ湯6:27→7:08下毛無岱休憩所(1040付近)7:19→8:08大岳避難小屋8:25 →8:50赤倉岳→9:30大岳9:53→10:25仙人岱の水場10:35→11:22高田大岳と小岳の鞍部11:35→12:10高田大岳13:00→14:40谷地温泉→酸ケ湯(泊)

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<コメント>
さすがに大岳は百名山ハンターで大賑わいだった
高田大岳から谷地温泉の道は、とても登る気になれない急坂で、特に夏は暑くてかなわないだろう。
でも、登ってきている人がいましたが..