9月15日(金)晴れ |
天気予報は、この3連休は太鼓判を押して悪く、台風と大雨の予測で、いいところが無い。前夜、Goroちゃんと予定地の変更を相談したが、良い代案が無く、取りあえず向かうことにする。東名富士IC出口で待ち合わせる。夜が明けてくると、富士山が裾野から山頂まで見えており、天気予報がはずれたと喜ぶ。静岡市横沢から、富士見峠に上がって行くと、展望台から、聖、赤石、悪沢が眺められる。井川に下りはじめて直ぐに、夜間通行止めの標識が出て来た。朝7時までとの事で、5分前だが通過していく。畑薙第一ダムまでの道が、先日の東海豪雨の影響で、崩れていないか心配だったが、大丈夫だった。沼平のゲート手前の路側帯に駐車。4台程、駐車してあるが、半分は釣師の様子。久し振りの畑薙大吊橋だ。以前はもっと恐かった様な気がするが、朝日三面の一本吊橋を経験してしまうと、不安なく渡れる。鉄塔のある鳥小屋尾根分岐まで登り、右にトラバースして上河内沢沿いにでる。最近の雨で、水嵩が増している様で、流量が多い。3本ほど吊橋を渡って、左岸をすすむが、一個所大きく崩れているところがあり、ガレに引き込まれ易い。ウソッコ沢小屋で休憩。ガタはきているが昔ながらの小屋で、整理されていて気持ちが良い。ここから、いよいよ急登だ。つらい登りだが、真夏と違って、風が涼しく、比較的楽に登れる。途中、上河内岳が遠望される。思いのほか早く、横窪沢小屋につく。この間、どのガイドを見ても、2時間半前後の記載だが、1時間40分くらいが妥当だ。こんなおじさんが、4割近くも早く歩けるはずが無い。茶臼小屋は、すいていて、同時くらいに到着した先行パーティー6名くらいのグループとの貸し切りだった。ゆったりスペースを使っての、酒盛りが出来た。 |
畑薙大吊橋を渡る

横窪峠からの上河内岳
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コースタイム:小田原出発3:00→4:30富士IC5:00→富士駐車5:10→7:52沼平8:10→9:10ヤレヤレ峠9:15→10:10ウソッコ沢小屋10:23→11:03中ノ段11:20→11:50横窪沢小屋12:10→12:52水場下13:10→13:47樺段14:10→14:45茶臼小屋(泊) |
9月16日(土)雨 |
明け方頃から、天気予報通りに、強い雨が降り出す。様子を見ながら、5時過ぎまでまどろむ。一日待っても、下山するだけなのと、天候は悪くなる一方なので、下山を決意。下山しはじめると、強い雨が断続的に降る。登山道は川になっているところもあった。横窪沢小屋にて休憩。様子を見るが、小降りになりそうも無い。上河内沢はスゴイ水量だ。ウソッコ沢小屋まで下山すると、沢屋2名と釣師1名が停滞中だった。ここから、緊張の上河内沢沿いの道を行く。大雨で地盤が緩んでいて、いつ崩れてもおかしくないトラーバース道と、下から一本目の吊橋のたもとがヘツリ気味なので、増水で通れないか心配だったが、無事に通過できた。畑薙大吊橋を渡り返して、やっと一安心した。沼平までの林道沿いも、目の前で、崖から土砂が崩れて来たりしている。沼平から車だったが、車道もひどく、何個所も小さい土砂崩れや、にわかに出来た滝や川を避けて、水溜まりの浅いところを通過し、井川まで抜けた。幸運なことに、富士見峠越えの県道は通行出来たが、川根方面の県道は軒並み通行止だった。富士でスパー銭湯「湯らぎの里」に入り、「丸天」で下山祝いをして解散。 |
コースタイム:茶臼小屋出発6:45→8:00横窪沢小屋8:20→9:13ウソッコ沢小屋 9:40→10:53畑薙大吊橋11:00→11:40沼平→14:20富士 湯らぎの里 |