田代山 山域 南会津?
2000/6/17(土)
メンバー:SOLO
天候 曇りのち雨
注意:この記録についておきたトラブルについては、
全く責任を負えませんのでご了解下さい!!

鬼怒川温泉で宴会があるので、その前に、短時間で登れる近くの山ということで向かう。


今日は、午前中くらいしか梅雨の晴れ間は持たないとの天気予報だった。都内を通過するのに時間がかかり、川治温泉は10時になってしまった。田代山林道に入っていくと、山菜取りの車が多く、“ふき”をとっている様子。何と!!県境手前1kくらいのところで、林道が崩壊しており、通行不可。そう言えば、何か看板があったが、そういうことだったのか。昨年から、工事しているらしく、完成予定は今年の8月末。まあ猿倉登山口はそんな遠くないだろうと思い、徒歩で工事個所を通過。すぐの林道脇にニリンソウの群落。カジカの声を聞きながら、林道のつづら折りを下っていくと、田代山の稜線が望め、残雪がまだ斜面に残っている。猿倉につくと、マイカーの台数の多さにビックリ。みな会津側から来ている。栃木側が通れなかったのを知らなかったのは、私だけの様だ。ちょっと休んでいたら、バスまで上がってきたので、早々に出発する。のっけから、気持ちの良いくらいにはっきりした登りが続く。小田代に出ると、とうとう本格的に雨が降り出した。山頂湿原は、雪がやっと融けたばかりで、チングルマ、ワタスゲ、ヒメシャクナゲ、ショウジョウバカマが咲いている。北側には会津駒の稜線が望めたが、たっぷりの残雪だ。本当に今年は雪が多い。避難小屋手前の林の入口には、ミズバショウがまだ咲いていた。小屋の中には、弘法大師が安置されていた。時間切れで、帝釈山の往復はあきらめて、下山する。
山頂湿原の池塘

小屋付近より振り返る

満開のわたすげ
コースタイム:小田原出発6:18−車→10:00川治温泉→10:58林道崩壊個所11:08→11:53猿倉登山口→12:40小田代→12:50田代山山頂湿原→13:20田代山避難小屋13:47→14:50猿倉登山口→15:30林道崩壊個所



<コメント>
林道が崩壊していたのには、マイッタ。徒歩では通過出来るが、バイクは無理。自転車もチョット厳しい。2000年版のアルペンガイドにも、栃木側の湯西川に行ける旨コメントがあるので、あまり知られてないかもしれない。小雨の山頂湿原は、思った以上に広く、よかった。