尾瀬スキー
山域 尾瀬
2000/5/1(月)〜5/2(火)
メンバー:Goroちゃん Sさん
注意:この記録についておきたトラブルについては、
全く責任を負えませんのでご了解下さい!!
吾妻で気を良くしてアプローチ。
沼山峠から、尾瀬沼に滑り込めれば と思っていたが....
5/1(月) 晴れ
赤法華沢で氷あずきを食べるの図
昨晩は、夜中ひとしきり強い雨が降っていたが、朝起きると、急激に回復しており、ピカ天となっていた。トイレに行くと、駐車場に泊まっていた別のグループの人に挨拶され、どちらに行くか?との会話から、七入から先はまだ除雪中で、通行止との事が発覚!!天気もいいのに、ますますフラストレーションが溜まってきた。とりあえず七入まで行ってみる事にする。ゲートは誰でもどかせるような簡単なものだったが、除雪の作業が盛んに実施されていて、そーっと通るわけにはいきそうも無い。しかたがないので、沼田街道の夏道沿いにチャレンジしてみる。一本めの沢をスキーを脱いで、橋を渡ってからは、スキーのトレースはほとんどなくなり、地形図とニラメッコしながら進む。この辺、雪原が広がっていて気持ち良い。赤法華沢手前の小沢を回り込む時に、赤ペンキにだまされて、大きく高まきしてしまい、赤法華沢を溯ってしまった。途中から、間違いに気づいたが、まあこれもいいだろうと、そのままつめてみる。沢が狭くなってくると、勾配もきつくなり、一部デブリの跡も出てきたので、その時点で敗退とした。少し戻り、勾配のゆるくなったところで、陽光のもと、念願の氷あずきを作って食べた。河原沿いに下って、観察すると、結構手前で、中州にわたって、赤法華沢を通過するようなスキーのトレースが見下ろせたが、どうもその先はハッキリしない。時間も余っていて天気も良いので、一本めの沢を渡り返したところで、ビールで乾杯し、お昼寝タイムとなった。夫婦連れのクロカンさんが、登ってきて、今日初めて他のパーティーと遭遇した。お腹もへってきたので、下山する。今回のツアー最終日なので、桧枝岐の民宿『星の家』さんに泊まる。
コースタイム:起床6:00尾瀬ミニ公園駐車場→七入出発7:20→8:30赤法華沢手前の小尾根の乗越し部8:38→9:28赤法華沢中間9:40→10:20敗退地点→10:30昼食11:10→12:19一本目の沢13:00→13:10七入→民宿『星の家』(泊)
5/2(火) 晴れ
ブナ平にてはしゃぐ
スモウトリ田代手前の田代
御池田代
今日は、天気が急激に悪化して、ヒョウが降ると天気予報で言っていたが、なんとまた良い天気である。このまま帰るのはもったいない!!昨晩、もし天気がよかったら、ブナ平から御池まで行って遊んで帰ろうではないかと相談がまとまっていた。ここで本領発揮のアスリートのSさんが、朝のランニングで七入から御池まで様子を見てくると出かける。本当に往復して朝食までに戻ってきて、通行止だが、御池まで除雪されており、ブナ平は格好のスキーエリアとの事。早速向かう。出来れば、モーカケの滝の駐車場まで入れないかと行ってみたが、除雪作業中で、スキーと荷物だけ置いて、車を七入まで戻す。Sさんが七入から再度上がってきて、スキーを担いで、車道を進む。最後のつづら折りのカーブを曲がった先で左へ、スキーをはいて滑り込む。適度な傾斜の斜面がぶな林の中に続いており、まさにスキーハイキングだ。青空のもと、ぶなの巨木の間を縫って進む。私達以外には、誰もいない世界だ。スモウトリ田代手前の田代でワインを開ける。空が本当に青い。この青を見るのは久しぶりだ。燧の山頂に雲がかかって来ているが、天気はまだ持ちそうだ。御池まであがると、駐車場を除雪していて、雪の壁が出来ていたので、見てみると5Mくらいはまだ積雪があった。御池田代まで行く。すっかり雪原ダが、一部で湿原が顔を出しており、水芭蕉が出ていたが、霜にあたってダメになっている。開通したら、観光客も来れるので、すぐ足跡だらけになってしまうが、今は、別天地だ。平ケ岳も遠望できた。気持ち良く、ブナ平を下って帰った。
コースタイム:民宿『星の家』出発→8:38モーカケの滝駐車場手前9:00→9:30ブナ平端9:40 →10:38スモウトリ田代手前の田代10:55→11:38御池田代12:05→13:10ブナ平端13:28→14:00モーカケの滝駐車場下にて、車と合流
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<コメント>
ブナ平は素晴らしいスキーエリアだった。普段車で通過してしまうが、本当に得した気分だ。
尾瀬のスキーはもしかすると、周りのフィールドが面白いのかもしれない。
ちなみに、御池口は翌日の5月3日より、開通となりました。
とにかく、今年は雪が多かったようです。