安倍峠〜大光 山域 安倍奥
1998/11/1(日)
メンバー:息子
天候 晴れた秋の一日
注意:この記録についておきたトラブルについては、
全く責任を負えませんのでご了解下さい!!

小学5年になる、息子が行くと言うので連れていく。
こやつは、大体、昼飯のカップラーメンとか、行動食のお菓子が目当てである。


梅ケ島温泉から、安倍峠に登り、大光から草木に下る回遊コースにする。車で草木のバス停まで行き、運動場の脇に停車して、朝一番の梅ケ島温泉行きのバスをつかまえる。温泉から、急登が続くが、しばらく行って車道に出ると、安倍峠に近くなる。再度、左カーブ地点から山道に入ると、逆川源流沿いの好ましい道を峠までたどれる。峠は静かだが、すぐ上を大城に抜ける林道が通過しており、時折、車が通る。ここから、稜線を南下する。はじめ急登だが、いくつかのピークを越えていくと、ワサビ沢の頭に着く。ここから、大笹の頭を通って、大光までは、気持ちの良い笹原と樹林帯が続く。振り返ると、林こしに、笊ケ岳と布引が見える。息子が、さかんに、大木に生えている大きな“さるの腰掛け”を取ろうと、うるさく、あきらめさせるのに疲れた。“さるの腰掛け”って、腎臓病か何かに効くというので、小学生時代にとった覚えがあるけど、本当なのかなぁ。大光に着くと、初めて人に会った。昼食を摂り、下りはじめたらすぐ、大展望が広がっていて(展望台という場所だそうで、まさに名前通りであった)、富士山、安倍奥の山々、北岳、笊ケ岳、布引などが見えた。笹原の斜面に点在する、もみじの紅も映えていた。下りは、急だが、植林帯までくると傾斜を落とす。最後、左岸から沢に出たら、50mくらい下って右岸に上がるポイントを見落とさずに注意する。帰路、新田の近くに新しい温泉施設が工事中だったが、まだ出来てないので、対岸の金山温泉に入る(入浴料大人¥1000子供¥500)。ぬるぬるして、効きそう。 安倍峠にて

大光より紅葉の山腹と八紘嶺方面を望む
コースタイム:沼津出発5:45−車→7:25草木バス停7:50→8:05梅ケ島温泉→8:45ザレ上8:50→9:05林道→9:20安倍峠入口→9:42安倍峠9:50→10:25バラノ段10:30→10:58ワサビ沢の頭→11:10大笹の頭手前11:25→12:35大光13:24→14:05作業小屋14:10→14:35ガレ沢の水場14:40→15:03林道→15:25草バス停



<コメント>
清水山岳会のEさんから、オススメコースとして聞いたが、その通りだった。ほんとに、静かな、秋の一日を楽しめた。息子が大笹の頭くらいから、足が痛いと言って弱ったが、それもそのはず、下山して見てみたら、ズックの裏に穴があいていた。そう言えばいいのに、本人は気づいてなかったようです。平和なやっちゃっ。