5-Valve Parallel-Twin Owners Club "10VALVES"


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5-Valve Parallel-Twin Owners Club"10VALVES"
Extra Edition(1997.3.3)

号外(今年のイベント)

1月25日、ヤマハクラフミーティング実行委員会代表がヤマハ発動機本社を訪問し、懇談会を持らました。また、その後の実行委員会にて、第4回ヤマハクラフミーティングの方向性について決定されました。

「第4回ヤマハクラフミーティング」について
開催場所:ヤマハ袋井テストコース
開催日時:9月28日

YESS「アースリーラン」について
7月12日(土)13日(日)にスポーツランド菅生で行われるYESS「アースリーラン」には各クラブ単位での参加とする。特にヤマハクラブミーティングとしてのイベントは組まないが、参加人数か多いようで有れば、集まりを検討する。「アースリーラン」の詳細が決まり次第、ヤマハ殿より情報を入手し、各クラブヘ案内を出します。

【ヤマハクラフミーティングとは】
昨年10valves最大のオフミとして開催されたキヤンプ+ヤマハクラフミーティング、詳細は会誌1号参照のこと。


10VALVESでのイベント案です

MOOl那須 宣亮

第1号会誌で募集いたしましたイベント案のアンケートの中間報告です。
アンケートの内容はこんな感じでした。

●【那須さん提案】イベント案です。
  こういうのはどうでしょう?
  「毎年同じような時期に全く同じ場所に集まってキャンプをする」
 知り合いで毎月同じキャンプ場でうだうだ過ごす、というイベントをしている人がいるのですが、それに倣ってみたものです。保土ヶ谷に集まる、というのにも似ていますね。

 (場所推薦・案)
 ・日本の真ん中辺りが良いと思われる。
 ・今回の天竜川河川敷などは絶好ではないでしょうか?
 ・人数が大勢になっても大丈夫なぐらいの広い場所が良い。

 (その他・案)
 ・今年はヤマハクラブミーティングとの兼ね合いになっているが、それでは解散時刻が定まってしまうので別時期としたい。
 ・5月GW明けがベスト??(10Vの誕生日近辺というのも良い)
 ・もちろん、雨天が多いと予想されるときは厳しい(梅雨とか)。
 ・夏休みを外すかどうかも検討したい(人が多い)。
 ・盆暮れ正月、子供の日、成人の日などなど、行事のあるときはできるだけ避ける(家族サービスや付き合いもあるでしょうから)。

 さて、アンケート結果です。 ここで、最初はメンバーが関東と関西に集中していたため双方の中間地点が開催場所にいいのでは、という形で静岡県が候補としてあがっていました。ですが、現在は九州にもアクティブな方がいらっしゃるのはご存知の通り。そこで、日本の中心とも言える滋賀県はどうかな、と考えました。滋賀県に固執するのも変ですので、近畿地方にしようかと思います。那須個人としては、滋賀県には琵琶湖もありますしキャンプ場も整っていると思いますから、滋賀県を推したいと思います。他にも開催地として適当だと思う場所がありましたらどしどしご意見ください。

 次に日程ですが、そろそろ個人または家族の年間計画を立てていらっしゃる方もあろうかと思いますので、5月にしたいと思います。*10VALVESの発足日が1996年5月16日です。これを元に「発足日を過ぎた次の土日」というようにしたいと思います。今年1997年は5/17、18です。 というわけでまとめますと、

[日時・案〕10VALVESの発足日('96/5/16)を過ぎた次の土日 997年度は5/17,18になります。
[場所・案] ちょうど日本の真ん中、近畿地方近畿地方のどこにするかは検討の余地あり。
です。

 週末に休みを取れない方、申し訳ありません....日程が早めに決まれば休日申請とかもしやすいかなと思いますので、いっしょに楽しみましょう!

この企画は現在プランニング中です。意見がある方はどしどし事務局まで連結お願いします。参加希望も事務局まで。(岸本記)


輸出仕様のパーツナンバー

M032 岩井 淳

以下に輸出仕様のパーツナンバーの一部を示します。ホンダなどは、
輸出仕様の部品を注文する際に当該車両の車検証が必要とされますが、
ヤマハの場合は、パーツナンバーさえわかれぱ国内/輸出仕様にかかわらず
入手することが出来ます。

部品番号一覧(全てドイツ仕様のもの)
ウィンドシールド 3VD-28381-00 \4850 ※1
コーションラベル 3JJ-2835Y-10 \330 (英語)
3JJ-2835Y-00 \350 (仏語)
フラップ 3LD-21621-01 \960 (リアの泥除け)※2
〃 スクリュー P0149-04278 @\55 (4個必要)
〃 ボルト P5606-04100  @\85 (〃)
〃 ワッシャー P0202-047A2 @\70 (8個必要)
ポジションライト 3GM-84301-00 \2050
〃 スクリュー 90167-05037 @\55 (2個必要)
〃 スクリュー 90167-05041 @\55 (2個必要)
〃 ベースステー 3GM-8431R-00 \330
〃 ダンパー 3GM-84367-10 \110
〃 タンパー 90480-10517 @\65 (2個必要)
〃 カラー 90387-052U5 @\350 (2個必要)
スピードメーター 3VD-83570-00 \11600 (230km/h)※3
ライトスイッチ 3FV-83963-00 \7100 (OW-01用)
 ※1輸出仕様のウィンドシールドはスモークで、且つ旧型にはスリットが
入っています。ある程度のスピード(60km/h以上)が出ていれば、雨天
走行時にはちょっと頭を下げることにより、スリットからの走行風でヘル
メットシールドの水滴を吹き飛ぱしてくれます。コレがあると非常に便利。
コレの為だけに旧型に乗り続ける意味があると思えるほどです。ただし、
透過率の関係から車検には通らないかもしれません。(民間車検では大
丈夫でした)

 ※2ドイツ国内法には、後輪の最後端は車両の最後端であってはならな
い(だったと思う)という規定があります。最近のフェンダーレスキット流行
りには逆行するものですが、僕個人的には長いリアフェンダーこそ輸出仕
様の証という感が根強くあります。(北米向けには無いんですけとネ)また、
実際に泥跳ね防止の効果も絶大です。反射板はそのまま取り付けられます。

 ※3輸出仕様のメーターにもリミッターセンサー取り付け用のタップが切っ
てありますので国内仕様のメーターから外したセンサーは輸出仕様のメー
ターに取り付けられます。輸出仕様のメーターにはリミッターセンサーを作動
させる反射板が付いていませんから、スピードメーターを輸出仕様に交換す
るだけで180km/hリミッターは解除される筈です。(これは全くのボルトオン
です)ところが、このままではイグナイターが誤動作し、全開加速時の4〜5
000rpm辺りでミスファイアを起こしますこれを避ける為に、市販のリミッター
カット用パーツを取り付けましたが、 M008平山和弘サンによる「お手軽リミ
ッターカット」(会誌創刊号)ならタダで出来ますネ。

国内向けライトスイッチの取付

 国内仕様にはライトスイッチが付いていませんが、ライトスイッチまでの配線は生きています。これを使い、'94国内仕様TDMにOW-01用ライトスイッチを取り付けました。※OW-01用ライトスイッチ 3FV-83963-00 \7100
 まず、OW-01用のスイッチを加工します。コネクターの形状が異なります(ブレーキスイッチ用コネタターも違う)ので、それらを純正から移植します。異なるのはコネクター形状だけで、コネクター内の端子はそのまま使えます。
 コネクターを移植するには端子をコネクターから抜かねばなりません。僕はクリップを伸ばして使いましたが、段ポールを留めている銅製の大きなホチキスの方がベターなようです。これをコネクター開口方向から押し込んでストッパーを外しながら端子を抜きます。その際のコツとして、クリップを押し込むだけでなく、線を逆方向から押し込みます(ただクリップを押し込むだけでは、ストッパーが引っかかってしまいうまくいきません)。この作業だけがコツを必要とする部分と言えなくもありませんが、慣れてしまえば簡単です。OW-01用の方だけでも端子を抜いて練習しておけば、いざバイク本体をバラしてからうまくいかなくて途方に暮れる、ということもありません。
 OW-01用ライトスイッチには9端子ありますが、純正は6端子です。回路を調べるのにテスターがあれば簡単ですが、いちおう下に示します(注・赤/白というのは赤地に白い線が入っているということです)。回路図を傍らに作業を進めるようにした方が無難でしよう。
 赤/白 キルスイッチ(2本あり.RUN位置時導通)緑/黄 ブレーキスイッチ 茶色 上同(ブレーキ時に緑/黄と導通) 青/白 セル 黒色 上同(セルボタン押下時に青/白と導通)
 これらは両方とも共通です。これに加えてOW-01用には
 青色 ライト 赤/黄 POS、ON位置時に青色と導通 青/黒 ON位置時に青色と導通
 があります。つまり、純正コネクターに移植するとこれらの3本が余ります。当然、これらの3本の線がライトコントロールの要となります。以下に述べる「右ライトスイッチの…」は、全てこの3本のどれかを指します。
 次に、左のスイッチを加工します。デイマースイッチ(ライトのHiとLoの切り替え)から赤/黄を外し、右スイッチの青に接続します。右スイッチの青/黒をディマースイッチに接続します。もし、輸出仕様のポジションライト(ボルトオンにて取り付け可←実はFZR-1000と共通部品)を取り付けている場合は、ポジションライトからの線の片方を右スイッチの赤/黄に接続し、もう片方をアースに落とします。
 輸出仕様のポジションライトに配線するための小さな端子は、自動車用品量販店にて売っています。僕はイエローハットで手に入れました。
 以上の作業で、前方向のライトコントロールは出来ました。が、メーター内の照明とテールライトは相変わらず「常時点灯」しています。メーターパネルから出ている6端子コネクターの青(僕のは金色の点線が入っていましたが、配線図上は「青」となっています)とテールカウル内の3端子コネタターのテールライト側の青を、右ライトスイッチの赤/黄に接続することにより、全てのライトコントロールが出来るようになります。
<P.S.>特に指定しませんでしたが、適宜、線の廷長が必要な部位もあります。


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