5-Valve Parallel-Twin Owners Club "10VALVES"
パニア取り付け記
東日本支部副支部長 M004:安藤幹郎
- 先日、X006前田さんよりパニアをいただいたM004安藤です。 TDM、XTZユーザーにはパニアを検討している方が多いようです。さっそく取付けましたので、レポートします。
- <製品>
クラウザーK1、サイドケース25L(左右)をTDM(94国内)に取付けました。
- <取付け前>
私は前田さんのCB用をいただいたので、TDM用のステーを購入。 7000円でした。ちなみに、ステーはK1、K2共通です。
- <取付け作業>
3時間かかりました。これは、一体で外れるシートカウルを無駄に分解してしまったのと、手際が悪いせいです。ボルトオンで簡単に付きます。 ノーマルのウィンカーは付きませんでした。ラック付属のウィンカーを使います。 また、必要な工具が若干ありました。
まず、ナット類が13mmで、手持ちの工具には無くて、人にレンチを借りました。普通の人はレンチが無くてもモンキーを持っているでしょうからOKでしょう。 さらに、94国内では、ヘルメットホルダーのボルトを外す必要があり、これがトルクスです。私はたまたま持っていたのですが、要注意です。(ヘルメットホルダーはラックに隠れて使えなくなります)
- <サイズ>
さて、皆さんの疑問は、「便利そうだが、街中で困らないか?」だと思います。 以下に参考となるサイズを挙げます。
- TDMノーマル:
ハンドル幅 :79cm
リアウィンカー部の幅:50cm
マフラー部の幅 :60cm
ケースを付けた時の幅 :85cm
ケースをはずした時の幅:48cm
見た目はかなりの幅ですが、ハンドル+6cmです。意外なことに、ケースをはずしてラックだけの状態では、ノーマルのウィンカーと同等の幅です。したがって、普段はケースをはずせば、街乗りも大丈夫です。 ただし、幅のある部分が、車体の最後部となり、体から離れた位置が出っ張るので、実測値以上には注意が必要です。
- <容量>
私のキャンプ装備は、バッタ物の巨大テントを除いて収納できました。(シュラフ、サーマレスト、ストーブ、ランタン、燃料、鍋、カッパ、地図、ヘッドランプ、着替え等) 大きいケースではその分幅が広くなるので、自分の荷物がちょうど収まるサイズがベストではないでしょうか。私には25+25がベストサイズでした。 もし、タンデムでキャンプに行く場合は、さらにシュラフ、マットが必要なので、トップケースを追加するなり、同乗者に背負わせるなりする必要があります。
- <感想等>
後ろから見た姿は、ステーがジャストフィットしていないため、車体との隙間が目立ちます。さらに、ケースをはずした状態では横から見てもかっこ悪いので、街乗りでもケースを付けっぱなしです。これは、ウィンカーの形が無骨なのと、無塗装の部品が目立っているためだと思うので、改善する予定です。 見た目は改善するとして、機能面は大満足です。まるで新車を買った時のように、どこに行こうか考えて楽しくなりました。ツーリング用として最強のアイテムではないでしょうか。
- <その他>
96TDMの純正パニア付きの写真を見ると、さすがに純正、車体にジャストフィットしていて、ウィンカーもノーマルです。最近のモトコの広告に同じ形ものが載っており、クラウザーK3のようです。 あと、昔、OUTRIDERの読者記事で見ましたが、XTZは右側があのマフラーの外側にステーを延ばして装着するため、ホントにとんでもない幅になるらしいです。
10VALVES Web Master : Hisatoshi OHKUBO