5-Valve Parallel-Twin Owners Club "10VALVES"
袋井レポート
神奈川支部支部長 M002:安藤正信
- 9月28日の朝、とうとうこの日が来た。
袋井でのヤマハ・クラブミーティングだ。 時間を見るとちょうどお昼。
おや?昼には出発しようとしたのだが、予想通り寝過ごした。
- 朝、昼兼用の食事を済ませて、バイクにキャンプ道具一式を積んで出発。そう、ミーティングは明日なのだが10VALVESは前夜祭を天竜川河川敷で行う事になっていたのだ。
(ちなみにV−MAXのメンバーは高級ホテルで前泊)
- 保土ヶ谷バイパスから東名高速へ。
時間が中途半端なので道はそれほど混んでいない。 ただし交通安全週間なので、周囲を注意しながら西へ向かう。途中、大井松田付近での分岐では、右ルートを選択。以前10VALVESのメールで入手した情報から、出がけに4速、5速の信号を外してきた効果を確かめるためにフルスロットル。残念ながら鈍感な私には、違いが体感できなかった。
- 途中ガソリン補給のため、牧ノ原S.Aに寄る。
なんとここで赤い輸出仕様のパニアケースつきTDMを発見! ひょっとして10VALVESか?と思ったところ、以前保土ヶ谷P.Aでお会いした稲見さんでした。
- 少し話した後、一緒にキャンプ場所まで行くこととなった。
袋井のI.Cを降りた後からは、スーパーテネレの松下さんが作成した コマ図を頼りに集合場所へ向かう。事前調査がバッチリされているので、ほとんど迷わずに到着。すでに6〜7人が到着していた。TRXが1台、TDMが5台くらいか。そして車が2台。どうやら船越ボスはバイクではなく木村さんの車に同乗してきたようだ。その夜は’97TDMも来て河原にキャンプ。車組は積載能力の違いを発揮して、豪華な食事。私はスパゲッティーとおこわ。おかずをちょこちょこ分けてもらったので、結構おなかいっぱいになる。アルコールの手伝いもあって眠くなり、みんなより早くテントの中へ。ちょっと頭が痛いのが気になるが、隣のTRXの前田さんの方がセキで夜はつらそうだった。
テントの外では結構深夜まで色々な話で盛り上がっていたようだ。
- キャンプの朝はたいてい早い。みんな出発の準備をテキパキとする。そういえばテントの設営もみんな慣れていた。自分のディスカウントテントがぼろく見える。設営の時は暗くて気にならなかったが。
準備が終了した時点で当日日帰り組との合流地点である袋井I.C出口に みんなで向かう。ほぼ時間通りに一人また一人とメンバーが集結。すごい。特にTDMの台数の多さに驚く。集まったところで、会場であるヤマハの袋井テストコースに向かう。会場に着いたところ、かなりの数のオーナーズクラブがすでに到着していた。V−MAXは特に台数の面でも、カスタム度の面でも1番だった。
- 我が10VALVESが集合。全く同じ仕様のTDMが無いように思える。不思議だ。逆にTRXの参加メンバーが少ないのが残念。でも紅一点の渡辺さんの参加がうれしい。XTZは更に残念ながら1台も参加できなかった。松下さんのXTZは修理中とのこと。お互いバイクの話で盛り上がる。
- 私は10VALVESの中で唯3台の走行会参加車両の1台であった。 この日のために、バイクのコンディションをベストにもっていくようにした。各種のオイル交換、キャブレターのO/Hとバクダンキットの組込等々。事前の安全講習を受けて、テストコースにバイクをならべる。コースは鈴鹿サーキットそっくりのレイアウト。私の他には’96TDMの原さん、TRXの山中さん。どちらも速そうだ。4〜5台で1グループとなり、グループの先頭にはヤマハのインストラクターが先導する。原さんはまえの旧車のグループ。私と山中さんは2人だけのグループ。インストラクターはV−MAX。
- スタートすると、普段ではほとんど体験できない速度域でのコーナリング。かわいそうに原さんは旧車に合わせたペースで周回を重ねる。旧車を抜いて、インストラクターの後ろにつけば、ペースを上げてくれたかもしれなかったが。
V−MAXはTDMとTRXがついてくることを確認して、徐々にペースをあげる。私はどうしても複合コーナでのラインが決まらず、コーナ途中でブレーキを軽くかけてしまう。後ろの山中さんに申し訳ない。...山中さんは私の後ろにぴったりと着く。V−MAXもさらにペースを上げる。ホームストレートでは全開!180km/hの国内メータを軽々と目盛の無い領域に突入。バックミラーを見るとTRXがどんどんと小さくなる。山中さんは練習会仕様のため、ローギアードで最高速が伸びないようである。結局個人講習になってしまうが、V−MAXはかなり余裕でコーナーをクリアする。こっちはおっかなびっくりなのに。”来年こそは”と心に誓う。
(でも一体どこで鍛えればいいのか?一般道ではとてもむり!?) 5周ほどで走行会は終了。
終わってみて、フロントのタイヤが溶けているのに驚く。 と思ったら山中さんは前後ともドロドロ。私は後輪がなんでもなかったので、アクセルの開け方がびびっていたことが分かる。そして、路面のグリップの高さに驚く。
- その後、大抽選会や飛び入りの鈴木忠夫氏のTRXやその走りを見たり、他のバイクの走行会を見たり、PASやDT50での一本橋遅渡りなどのイベントで楽しんだ。PASは意外に難しいようだ。抽選は大ハズレ。
- 無事一日が終了し、名残惜しく解散する。
同じ方向のメンバーと東名に乗るも、途中でバラバラになる。 来年も、いやまたすぐにでも会えるさ。途中RZV500やV−MAX、FJなどが恐ろしい速さで抜いていった。一瞬ついて行こうかと思うが、疲れと眠気と免許が大切なのでゆっくりと帰宅。
- 夢の様にあっと言う間に過ぎた2日であった。 来年は、更に多くのメンバーの参加と上下革装備によるテストコース走行が行われるであろう。
- もちろんあなたも。
10VALVES Web Master : Hisatoshi OHKUBO