2003年10月8日 銀河帝国の興亡
いきなり何のサイトだと言われそうな題だが、そこらへんのSFアニメとは違うことを知っている人は知っている(と思う)。今高視聴率のTV番組「トリビアの泉」の巻頭言として扱われている「無駄な知識が増えることで…」を語ったSF作家アイザックアシモフのもっとも有名な著書の一つである。この小説の根底に流れるある考え方が私は非常に好きなのである。学生時代にこの本を読んで以来その考え方に獲りつかれていると言っても過言ではないかもしれない。と、書いてみてちょっと大袈裟かな?という気がしないでもないが…。それはこの小説の冒頭に出てくる架空の学問(それに似た物はあるはずだが)「心理歴史学」なのだ。もちろん架空の学問なのでどうとでも語れるわけだが、自分の解釈を書いてみるとこうなる。「人間が無目的な大集団として扱われた時にある種の統計的な手法(これも架空)によりその集団が社会的、経済的な刺激に対しての反応を数式で表されるとする数学の一分野」 分かったような分からないような(^^;この小説の中ではこの「心理歴史学」の権威であるハリセルダンという老人が、この学問を駆使して見出した銀河帝国の滅亡の予言を皮切りに展開される。銀河帝国の滅亡後に続く30000年間の暗黒時代を1000年に短縮しようと試みる「セルダン計画」が銀河系の果てのテルミナス(だったか?)という小さな惑星で発動されそして時間的空間的に広がっていく。概要はこんな感じ。もちろんすんなり計画通りになれば面白くもなんともないが、それがなかなか…。詳しい内容が知りたければ読んでいただくしかない。で、もちろんこの考え方に獲りつかれている私としては、その最大の趣味である競馬予想にこれを当て嵌めたくてうずうずしていることなど、ちょっと雨中流馬券予想を考えてもらえば分かることであろう。集団は馬群。刺激はレースそのもの。もし心理歴史学が実在するなら「セルダン函数」を用いれば必然的な流れや展開、勝ち馬などは電卓でちょちょいとやれば一目瞭然!ってな妄想が私の頭の中を駆け巡っているのである。だから、レースの展開をあたかも見てきたかのように予想してそこからもっとも有利な馬を見つけ印を打つという予想はよく外れるが大好きである。