Pariri(以下P):青鱗どの。今日はどんなお話を聞かせてくれるのだ?(どきどき)
Seirin(以下S):ふふふ、パリリちゃん。今日はね、私の敗北の思い出を語ってあげるわ……
P:青鱗どのが負けた!? そ、それは一体どんなつわものだったのだ!?
S:ふ……そうよ。彼女こそ私の人生最大にして最強の好敵手。私がエメラルダスなら彼女はメーテル、私がお蝶夫人なら彼女は岡ひろみ、私が姫川亜弓なら彼女は北島マヤ−−!
P:例えが古過ぎてパリリにはわからぬのだ(汗)。もっとパリリにも解るように説明してはくれぬか、青鱗どの。
S:(くわっ)例えが古いですって!? ですって!? そ、そうね……。私がアスカなら彼女は綾波。私がエアリスなら彼女はティファ! これでどうかしら。
P:……。とりあえず宿命のライバルなのだな。
S:そうよ! とにかくそういうことなのよ!




女の花道2



ごぶさたしています。青鱗です。最近、女の子のお友達ができたの。
女友達なんて初めてだから、青鱗、とっても嬉しかった♪(てかじゃあパリリはなんなんだよ)






彼女の名前は観月ちゃん。とっても可愛いミスラの女の子で、一時期はうちのシヌヴィオ兄様が一人で勘違い……じゃなくて、もともとシヌヴィオ兄様のお友達なの♪ 今はすっかり私の親友なんだけど♪






S:ねえねえ観月ちゃん?
観月(以下M):なに? 青鱗ちゃん(にこにこ)。
こんな風にいつもにこにこ笑ってるような可愛い子なんだけど、
でもね観月ちゃん、この世に存在する可愛い女の子はねえ、
そりゃあもうすべからくねえ、
私の敵なのよ!(きゅぴーん!)


だから! 受け取りなさい! 私からの挑戦状を!!



S:どうだった? 今年のホワイトデー。
M:どうって?
S:お返しとか貢ぎとか。どれくらい貰ったのかしら?
M:青鱗ちゃんはたくさんもらったの?
S:え? 私? 私はそうでもないわよ(おほほほ)。でもいつもお世話になってる殿方から、高価なお菓子とか? 手作り雑貨とか? 調度品とか? もう本当にーいろいろ気を使っていただいちゃって、申し訳ないったらー。皆殿方なんだけどー
M:うわー凄いのね(素直に感心)。青鱗ちゃん、もてるんだ。
S:あら、そんなことおーほほほほほ)。で、観月ちゃんはどうだったの?
M:私は、グラスロッド貰ったの(にこ)。
S:あら、他には?
M:ううん。それだけ(にこ)。
S:あら………そうだったの(勝利の笑み)……観月ちゃん、かわいいのに−−








M:実は……彼からの手作りの贈り物なんだ(キャ♪)








…………なにかこう、試合に勝って勝負に負けたような。






はっ!!Σ( ̄□ ̄;)





S:(駄目よ青鱗!こんなことで怯んでちゃ!ウィンダス港区で評判の悪女の名がすたるわ!←?)







S:………あら、エルヴァーンの戦闘不能ね。
M:どうしよう。…レイズできないし……ごめんなさい(悲し気)。
S:今ならやりたい放題ね(ぼそっ)。
M:え?
S:(はっ!)なんでもないわ! 私達にはどうしようもないから、行きましょう。観月ちゃん。
M:はあい…。
S:観月ちゃんたら、元気出して。たかがエル男の死体のひとつやふたつで(おい)。
M:う、うん……。でも何もできないのって、悲しいね。
S:何もできないなんてことはな……(げほげほ)いえ、なんでもないわ。それより観月ちゃん、お部屋に家具くらいおいてるの?
M:私の部屋はちょっと殺風景なんだ。青鱗ちゃんは家具揃えてるんだよね? いいなあ。うらやましい。
S:あらーどんなお部屋か見たいわ。見せてよ。
M:ええー? うん。わかった……ちょっと恥ずかしいけど。






M:いらっしゃい。えっと、殺風景な部屋だけど、どうぞ?(にこ)
S:今これだけの台詞とシチュエーションでどれだけの殿方がえたかしらね(ぼそ)。なんだかわかんないけどお金取れちゃいそうよね。
M:?
S:(げほげほ)な、なんでもないわ。







M:なんにもないでしょ。一応ベッドルームなんだけど、仕切りも屏風だけだし…
S:あらまあベッドルームに、くつろぎ座りのミスラ。これだけで、いける人はどこまでもいけちゃうわね。
M:?
S:ま、ほほほ、なんでもなくってよ(げほげほ)。他は?







M:一応台所……なんだけど、水桶と茶器しかないから、お茶しかいれられないの(しょんぼり)。
S:あら、お茶が入れられれば十分じゃない。お茶でも飲んで行く? っていう定番の台詞も説得力が増すってものよ。そう言って、お茶なんか飲んだ試しがないって落ちでしょうけどね、おほほほほほ! まあ朝ごはんの支度は大変かもね、これだと。
M:
S :(ごほごほ)な、なんでもないわ。他には?
M:ううん。これで全部よ。殺風景でしょ(困笑)。
S:まあそうねえ……家具も実用的なものばかりだしね。チェストが随分たくさんあるけど、好きなの?











M:あ、実はこれ、全部彼の手作りなの(えへ♪)









S:聞いてよイプシー。
Ipsio(以下I):聞きたくない。つーか重たいからもたれるな。お前また太ったんじゃねーの?













殺。















イプシオを殺っても心が晴れない……これが……これが敗北ってものなのね………。
見事よ……負けたわ……観月ちゃん!










 このお話はフィクションで(以下略)。
 勝つも負けるもアンタ、最初から勝敗はわかりきっているような気が……(笑)。
 えー、途中から女の戦いなのかネカマのセクハラなのかわかんなくなっててごめんなさい。てか観月ちゃんごめんね。観月たんのお部屋紹介は、作りながらなんとなく萌えてる自分がいて困っちゃいました。てへ。
 以前フレンドの若い男子とミスラ萌えについて語っていたときに、このネタを思いつきました。
 私も、ミスラってエロい身体してんな〜、特に下半身が素晴らしいね、あんなにハイレグの似合う種族はないね、とか見てて思ったりするわけですが(失礼。でも正直にね)、彼が言うには「ヒュムは胸がでかくてちょっと」だそうなのです。
 ミスラがことさらに貧乳だとか、ヒュムがことさらに巨乳なわけではないと思うのですが、要は、ミスラと並んでるとヒュム姉さんは太って見え(殴)あ、それで青ちゃん、斜横からのアングルばっかりなんだー正面で並ぶと余計太って見え(蹴)
 でも並んでると骨格の違いがよくわかりますね。だからたぶん、ヒュムさんがどんなにダイエットしてもあの体型にはなれないんだろうなー。ファティマと人間の女みたいなもんで。
 それにしても、イプシオは本当に嫌そうな顔してますね。小1時間問いつめたい!

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