ウランゲル島の海岸 地上最大最強の肉食獣
秋は、ホッキョクグマにとって飢えの季節だ。北極海の氷が解けるとアザラシを狩ることが出来ない。
そして、ツンドラに上陸したホッキョクグマは1日あたり1キロづつ痩せていく。
しかし、秋のウランゲル島では、右上の個体のような丸々と肥えたホッキョクグマが見られる。
その訳は…
伝説の地上最大の狩り
チュコト地区の先住民族のあいだで、ホッキョクグマがセイウチを狩ると語り継がれていた。
しかしセイウチは2トン近く、闘争心も激しい。果たしてホッキョクグマは仕留めることが
出来るだろうかと、学界は疑問視していた。ところが、1990年の秋、ウランゲル島で、
この地上最大の肉食獣が海の巨獣を狩る姿を、学者達は実際に観察し、
この伝説の狩りは実証された。
幸運なことに、僕もこの”地上最大の狩り”に1996年に遭遇することが出来た。
詳しくは写真集「ホッキョクグマの王国」をご覧頂きたい。
ウランゲル島で、セイウチが上陸する場所は2カ所 狩りには二通りの方法がある。自ら仕留めるのと
その一つであるソムニーテリナヤ砂州。 セイウチの群にパニックを起こして圧死させる方法だ。
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