沿海地方の自然
僕はロシアの友人と一緒に沿海地方の深い森に踏み込んだ。
「デルス・ウザラー」の世界と同じ、本物のウスリー・タイガがあった。
陽が暮れるとシマフクロウの雛が顔をだす。 伐りだした木材を満載するトラック。業者(日本人)によれば
「商売としてはあと5年ぐらい」。(2007年)
ウスリーで最重要な樹、チョウセンゴヨウの純林巨大な松毬には、ぎっしりと実が詰まっている。
だから、チョウセンゴヨウが生える森には、イノシシ、アカシカ、クロテン等、そしてシベリアトラも多い。
紅松と称されるチョウセンゴヨウは、高級木材であるが故、至るところで伐採が進み、このような自然林は極めて珍しい。
現在、伐採禁止だが、高値で取引されるので、切り出されるケースは断たない。
幽玄の気配が漂うタイガ 酷烈な環境下、枝で支えられて立っているように見える。