しろうねり−布上 白乃(ぬのかみ しらの)−


片付けずに長い間放置し腐った古い雑巾、それを見る人の不快な想いから生まれた妖怪”しろうねり”、その腐った体からは悪臭を放ち、空を飛びその長い体で人に絡みつくと言われています。
二十歳前後の元気いっぱいの女性、布上 白乃の正体は、その妖怪”しろうねり”です。白乃は、ある一軒の不気味な洋館で家政婦をしています。
白乃が働いている洋館は、いつも人の気配が全くありません、ただし食事の用意をしておくといつのまにか食べ物は消え、部屋を片付けても次の日にはまた散らかり、月末には働いた分はちゃんと給料も支払われます。働き始めたばかりのころは、好奇心から屋敷の住人を見ようとした白乃ですが、どうやっても会えないので今はもう全く気にせず一生懸命働いています。屋敷の方もそんな白乃をとても気にいっているようです。
白乃の妖怪としての武器は、その腐った体から発する臭いです。口から吐き出す[腐敗臭]はその臭いを嗅いだ者の体を衰弱させますし、体から周囲に発する[悪臭]は臭いを嗅いだ者の行動を阻害します。ただし、[悪臭]は注意しないと勝手に臭いを撒き散らしてしまいます。また、”しろうねり”の腐った体は、受けた衝撃をうまく拡散しダメ−ジを小さくします。そして、もともと雑巾である体は、水の攻撃であれば吸い取る事ができますし、内臓などの重要器官もないので決定打を受け難く、毒も受け付けません。
しかし、白乃には、ある一つの弱点があります。それは、一日おきに汚い水に体を浸さなくてはならないと言う事です。汚い水に体を浸すことには、抵抗はないのですが、その後にさすがに体を汚いままにしておくことはできないので風呂に入らなくてはなりませんが、風呂桶には、汚い水が ......結局、風呂桶をきれいにし、あらためて風呂を沸かしてはいらなくてはならないので、毎日かなりの時間を取られてしまいます。暇なときはともかく、忙しいときはどうにもなりません。汚れた川かなにかに飛び込めば、手っ取り早いとおもわれますけど、誰かに見られると大変なので最悪の場合以外は、この方法を白乃はとらないようにしています。



<基本能力>
体:34/10 123/0CP 敏:14 45CP
知:12 20CP 生:12 20CP

<特徴>
意志の強さL2 8CP 正直 -5CP お祭り好き -5CP 好奇心L2 -10CP

<癖>
おせっかい -1CP
少々天然ボケ -1CP
ワイドショ−を見るのが好き -1CP
おしゃべり -1CP
曲がったことが大嫌い -1CP

<技能>
格闘13 0.5CP ランニング12 4CP 調理12 1CP 清掃14 2CP 応急処置12 1CP
社交12 0.5CP 嘘発見11 2CP 探索12 1CP 運転/オ−トマ車12 0.5CP
自転車13 0.5CP

<妖力>
基本セット 100CP
人間変身 する 30CP
外見の印象 醜怪 15CP
追加HP 100 50CP
防護点/ヒフ/腐った体 2(+10) 妖怪時のみ+10点(−30%)36CP
吸収/水 3 妖怪時のみ(−30%)21CP
軟体 妖怪時のみ(−30%)10CP
息をしない 20CP
ダメ−ジボ−ナスなし 妖怪時のみ(−30%)7CP
毒無効 15CP
尻尾 2 妖怪時のみ(−30%)10CP
飛行 妖怪時のみ(−30%)28CP
(追加体力 +24 妖怪時のみ(−30%)123CP

<妖術>
腐敗臭(風撃)射/肉 威L4 精L14
疲労点にのみ影響、瞬間、扇形L4、全力のみ(+100%)48CP+8CP=56CP
悪臭 射/肉 威L10 精L14
妖怪時のみ、自分中心のみ、制御しきれない、使用者を傷つけない、範囲拡大L3、瞬間20CP+8CP=28CP

<弱点>
汚い水に体をひたさないと生きていけない 1日おき、とばすと1時間ごとに1点ダメ−ジ -15CP
死ぬとボロ雑巾になる 燃やされたりすると生き返れない -45CP

<人間としての顔>
身元/あり 5CP 戸籍/偽造 5CP 我が家/アパ−ト 0CP
職業/家政婦 地位レベル/0 0CP 財産/赤貧 10CP 容貌/魅力的 10CP
ネットワ−ク/喫茶店”憩”(中規模)20CP

人間に対する態度:友好 -20CP

CP総計:600 未使用CP:0


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