幽霊−見浦 優依(みうら ゆうい)−
見浦 優依は、一年前までは人間でした。人間だった頃の優依は、幼い頃から体が弱く病気がちで、まともに学校に通うことさえもままならない体でした。そんな境遇にありながら優依は、落ち込んだり、諦めたりはしませんでした。日に日に弱っていく自分自身を感じながらも、いつかは体もよくなり、普通の生活がおくれるようになると思い、諦めることなく、一日一日を一生懸命に生きていました。そして、月日は流れ、優依が十五歳になった年、ついに彼女の寿命は尽きることになります。しかし、両親の娘をまだ死なせたくないという想いと、なによりも本人の「まだ、死にたくない」という強い強い想いは、優依を人でないものに生まれ変わらせました。こうして、優依は人間から妖怪“幽霊”になりました。
“幽霊”になってしまった優依は、最初は訳がわからず、その妖怪の力を暴走させ、人間として息をひきとった病院を目茶苦茶にしてしまいます。そこで、事件解決に乗り出してきた“CRADLE”の面々と出会う事になります。そして、その事件の渦中で、自分の身におきたことの真実を知ります。
現在、優依は最後まで諦めなかったおかげで、普通の生活(?)がおくれるようになり、学校に通ったり、友達と遊んだりと毎日を楽しく過ごしています。優依の両親も娘の元気な姿を見ることができて満足なのか、とくに娘が妖怪になってしまってどうだと言う事はないようです。
優依の妖怪としての姿は、オ−ソドックスな格好をした。長い黒髪のなかなかに魅力的な容姿をした、どこか儚い感じのする女の子の“幽霊”です。人間の姿になっても容姿は同じですが、普段は眼鏡をかけているので、妖怪のすがたを知り合いに見られても、それが、優依だと気づかれることは、まずないでしょう。
優依は、調査系の能力に非常に優れた妖怪です。その旺盛な好奇心から事件に巻き込まれたとしても、その多彩な調査系の能力があれば何も恐れることはありません。戦闘になると[人魂]や幾つかの妖術をもって戦いますが、命の重さを誰よりも知っている彼女は、たとえどんな悪党でも命を奪う事ができません。
優依は、“人型ロボット兵器”の比戸形 洋兵、“座敷童子”の屋守 和子の二人についでよく店に顔をだすメンバ−の一人です。
<基本能力>
体:10 0CP 敏:12 20CP
知:14 45CP 生:10 0CP
<特徴>
意志の強さL3 12CP 未成年(16歳) -4CP 義務感/友人 -5CP
近視(人間時のみ −30%)-7CP 平和愛好/非殺 -15CP 好奇心L3 -15CP
<癖>
思い込みが激しい -1CP
表情が豊か -1CP
おしゃれ -1CP
何事も最後まで諦めない -1CP
甘いものが大好き -1CP
<技能>
記録14 2CP ランニング8 1CP 文学14 4CP 言いくるめ14 2CP
演技15 4CP 嘘発見14 4CP 忍び12 2CP 探索14 1CP
<妖力>
基本セット 100CP
外見の印象 可憐(?) 15CP
人間変身 する 30CP
追加HP 50 25CP
防護点 5 20CP
透明化 30CP
幽体 妖怪時のみ(−30%)35CP
酸素不要 25CP
しぶとさ 5 25CP
毒無効 15CP
オ−ラ感知 1 10CP
闇視 25CP
<妖術>
人魂壱(火炎) 射/肉 威L5 精L12
透過 普通にあるもの(+50%)45CP+8CP=53CP
人魂弐(幻光) 範/精 威L1 精L13
持続時間延長L6(+180%)2CP+4CP=6CP
人魂参(閃光) 範/精 威L4 精L13
使用者を傷つけない(+20%)19CP+4CP=23CP
悪寒 範/精 威L10 精L13
目標選択、範囲拡大L3(+110%)21CP+4CP=25CP
金縛り 射/肉 威L5 精L12
状況限定 夜の時間帯しか使えない、充電が必要 一時間(−50%)25CP+8CP=33CP
火消の風 広範/精 威L10 精L13
目標選択(+50%)30CP+4CP=34CP
<弱点>
お経を聞くと苦しい 一分につき1Dダメ−ジ -5CP
御札に触れると動けない まったく行動不能 -15CP
<人間としての顔>
身元/あり 5CP 戸籍/元々は人間 20CP 我が家/普通の家 5CP
職業/高校生 地位レベル/0 0CP 財産/標準 25CP 容貌/魅力的 0CP
足手まとい/両親(50CP/最愛/ときどき)-12CP
ネットワ−ク/レンタルビデオ”CRADLE”(中規模)20CP
人間に対する態度:友好 -20CP
CP総計:598 未使用CP:2
レンタルビデオ”CRADLE”へ
闇の目録へ
|