あとがき:
ライブレード
SS「時の歯車」終りました。読んでくれた人ありがとうございます。レオ−ネを救いたい。その一念で
HPを立ち上げましたが結局ドリームキャスト版ライブレードでレオ−ネは救われました。だからこのHPの活動理念自体消滅したんですが、正直なところ僕のレオ−ネは救われてなかった気がしました。(ヤバイ意味じゃないですよ(苦笑))だから自分なりの筋道を立てて、レオ−ネを救う為意識体となって時の歯車を修正していくトウヤの物語「時の歯車」を書いたわけです。ライブレードという物語自体の説明不足や?な所をいくつか補完する作業もしながらでしたのでこの作品自体に多少の矛盾が生じてしまいましたが。(例:
OPのブラックライブレードの正体は?最初に出てきたアイは何者?「想いは力、信じつづければきっと…」と言ったウェニマスの真意は?そして何故「想い続ければレオ−ネは帰ってくるの?」等つっこみどころいっぱい(笑))「アガルティアには多次元宇宙は存在しない」と言っている部分無視してますんで。だって作品自体第1話に出てきたブラックライブレードとアイの存在を否定する事になる…トウヤの「救われる可能性として始まったアガルティア」も?って事になるんで。だからトウヤを諦めさせる為にウェニマスはあえて嘘をついた!!という解釈にしました。言ってしまえばこの作品のようにトウヤは永遠に時の歯車をさまよう可能性が強かったから…
正直レオ−ネが帰ってくればトウヤの言った通りどうでもよかったんです。彼女がそこにいるだけで。でもできれば適当にしたくなかった。だからその方向性で唯一助け出せる方法をこの作品でとったわけですが…(他にいくらでも助ける方法があったのに何故「想いは力」なんてのにしたんだろうライターさんは?)
結局「想いの力」で次元の狭間から生還できた作中におけるトウヤのくだりを想い返してこの手法を取りました。
DC版のゲームでレオ−ネ生還ENDにするにはレオ−ネ以外の女の子の好感度は50以下に収めなければならない(だから「この世界のトウヤはお前だけをみつめていた。良かったな」に繋がる訳です。)そして瀕死の状態だったレイフォンはクラウザーと融合(共生)したことで生き返った。部分を考えてレオ−ネは意識体となったトウヤと共生する事で命を失わずにすんだ。という解釈をしました。レオ−ネの中にいるトウヤはきっと彼女の幸せを願いながら眠りつづけています。彼女が幸せなままに永遠の眠りにつく日まで。
最初のブラックライブレードのくだりは
PS版でアガルティアは救われたが、レオ−ネは救えなかった世界。その世界はもうレオ−ネを救えない世界として始まってしまった。だからせめてトウヤは別の世界のレオ−ネを救う為自らを犠牲にしました。(PS→DCの世界へ…レオ−ネが助かる可能性があるアガルティアへトウヤは向かったんです。)
「時の歯車」もうお分かりだと思いますが、選択肢の事です。ただでさえ
AルートBルート、15ENDがあるわけで、初期の段階で死んでしまうアルフォリナを救えばさらなるルートが発生する危険性があった。レオ−ネとトウヤが出会わない可能性の世界さえも…だからヤマトは記憶を消しました。ヤマトを責めないで下さいね。1番つらいのは彼女。2人のうち1人しか救えないなら「家族」を救うか「知り合い」を救うかという事ですから。家族を救う事を選んだ人は愛の人だとボクは思うから。
そして愛する人の元へと天に向かったウェニマス。それが救いとは思いません。だけどそれでも巡り合えるなら…だから『お帰りなさい。ボクのトウヤ』
きっと幸せにね。
あなたのレオ−ネは救えましたか?
もしこの
SSが多少の手助けになったら幸いです。
2001年3月12日
(本当は1月には書きあがってたんだけどね(笑))