螺旋回廊2 2001年12月14日発売

 

やっぱり2001年度、最狂でした。

もう、家庭用への移植なんて微塵も考えられていません。

 

今回のオススメは、ruf(制作はage)螺旋回廊2

 

えてして2と銘打たれるものは、

1と方向性が変わってしまったり、逆に前作にとらわれ過ぎたりして

期待倒れになるケースが多いのですが

この螺旋回廊2は違いました。

 

1よりも物語として正直に面白いと思えます。

ただ、内容が、かなり過激ですので、かなり人を選びます

 

人懐っこく、皆から可愛がられる妹…

どこか冷めた態度で、主人公にだけは心を許している妹の友人…

幼馴染の従兄弟と同棲中のぽゃーとした感じの女性…

主人公が右腕を犠牲にして助けた恋人…

 

そんな、まともな純愛モノのゲームでも十分に通用しそうな

俗に言うと「萌え萌え〜」なヒロイン達が、

 

拉致されたり…

犯されたり…

さらしものにされたり…

下と上を管でつながれて食わされたり…

犬とやらされたり…

目玉えぐられたり…

アイスピックで穴あけられてを花火突っ込まれたり… 

両手両足を切断されたり…

と、実に過激です。

とりあえず、この辺でひいた方はプレイするのが、ちょっと辛いかもしれません。

CG無しならもっとヤバイのもありますので…

 

とは言え、

ストーリー的には、屈指の出来栄えです。

私的には、今年やったゲームの中では、最高傑作でした。

大真面目で、夜通しやっていても

微塵も眠いと思いませんでしたから

 

ゲームとしても素晴らしい出来栄えです。

演出面、操作性では「君が望む永遠」と同じシステムですので、

申し分はありません…是非、プログラムを見てみたいとさえ思ってしまいます

ゲーム性も良く出来ています。

マルチサイトの物語をフルに生かし、かといって難し過ぎず…

この手のノベルゲーでは、最も理想的だと思います。

エンデイングも全部で32種類と実に多彩で選択肢の一つ一つで考えさせられます。

そして、えちシーンは、

シナリオ重視では、あってもなくても一緒なんてケースが多々ありますが、

この螺旋回廊2は、ないと成り立たないのです。

内容的にも、ありとあらゆる、それこそ無法地帯のように様々なパターンがあります。

音楽は、主題歌の「Satirize」とエンディングの「The end of summer」は、I've Soundで

その他の曲はパフ・たーきーTCSと

前作の渡来亜人氏から代わってしまってどうかな〜と思っていたのですが、

全然、問題ありません

本当に最近のこの手のゲームのサウンドクオリティーは素晴らしいものがあります。

 

最後に

螺旋回廊2は、内容的にかなり過激ではありますが

まごうことなき超オススメゲームです。

ただ、主人公の潜在的な部分の狂気性が前作よりも弱いので1よりかは若干マシなものの

ユーザーズマニュアルに記載されているように

“この作品をご使用なさる方は、それにより生じた、

 いかなる事態にも責任を負っていただける方に限ります。”

という条件を満たしてないとヤバイかもしれませんが…

◆オマケ◆

神無木頼子の正体の個人的な見解

結論としては、『神無木頼子=水代紫苑』

理由.

1.男の駿平にユカリの名を与えた(ユカリの名と正体を知るのは水代紫苑だけ)

2.女性性のある男性である。

3.最初のEDENについて熟知している。

4.かおりを手に入れるためEDENを動かした実奈美に近親感を持っている

5.にやけた時の雰囲気(CG)が似ている。(1の葵ルートのエンディングを参照)


 

投稿者mizuさん

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