Monologue51 (2000.12.26〜2000.12.28)

「2000.12.28(木)」・来年は

 我が愛用のカシオペアAー60にFTP機能を持つソフトを搭載しようと思う。何のことかチンプンカンプンの方もいらっしゃると思うが、これはモバイルパソコンからホームページの更新が出来るようになることを意味する。
 これは僕にとって、これから自宅を離れていてもホームページの更新が出来ることを意味する。
 だから毎日更新するようになる・・・とは、限らないんですな、これが。

 ところで今まで月曜日だけだったTOKYO-FMのプッチモニのラジオ番組が月〜水になるらしい。
 最初は冗談めかしてやっていたモー娘の新ユニット、ミニモニのシングルが来年正式リリースされるらしい。なかなか面白カワイイ曲でモテナイ独身エトランゼ的には結構イケテル。〜〜いくのだピョ〜ン。みたいな。

 先日ふとビデオ屋で聴いてイイなと思った曲はLOVE PSYCHEDELICO の「Last Smile」 という曲だった。
 LOVE PSYCHEDELICOは1月にアルバムを出すらしいので、それもまた聴いてみようか、などと思う今日この頃。

「2000.12.27(水)」・愛すべきもの

 日本は地震などの自然災害が多い。
 だが一度悲惨な災害のあった場所にも、やがてまた人が集まり街ができあがっていく、ということにいつも僕は驚嘆せざるを得ない。
 合理的な発想をしたならば、日本の如きそんな危険な場所には、どんなことをしてでも、もう二度と住みたくはないと思い、その場所も廃れていってしまうはずである。
 しかしそうはならない。

 それだけ日本という土地には愛すべき何かがきっとあるのだろう。
 想い出、風土、風景、その人には他に替え難いものがあったに違いない。
 危険よりも価値のあるものがきっと人々にはあったに違いない。

 そう言えば僕自身も、日本の何でもない街並みや自然の景色などが好きである。

 もしそうした愛すべき風土などが、過去の方達の尽力によって残されてきたものならば、その恩恵を受けた僕らが、それを後世の人達に良い形で引き継いでいく、というのは当然の義務かもしれない。

「2000.12.26(火)」・野趣

 ここ最近ちょっと気に入っている言葉が「野趣(やしゅ)」という単語である。
 「野趣」は広辞苑によれば「ひなびた味わい。自然のままの素朴なおもむき。田野の風趣。」とある。
 そもそも旅番組などで露天風呂の様子を称して「野趣溢れる佇まいが・・・」などと使っているのを聞き、その語感といい意味合いといい、実に適切な言い回しだと妙に感銘を受けたことに端を発する。

 こうした経緯もあり、個人的には「野趣」と聞いただけで、心は露天風呂、ひいては旅の世界へと誘われていくような感さえある。

 旅先の野趣に富んだ温泉で、野趣溢れる女性と、野趣めいた出会いをし、野趣ってしまいたいくらいである(おい、使い方合ってるか?)。

 冗談はさておき、この「野趣」という言葉には、言葉自体に癒しの効果でも持っていそうな、そんな気さえするのである。

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